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自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

2018年12月に読んだ本をレビューする

2018年12月に読んだ本は11冊でした。今年に入って144冊読了で、毎月12冊のペースで読んだ感じかな。今年もたくさん本が読めて楽しかったです。

2019年もこのペースで本を読むのは流石に大変なので、今年は10冊/月くらいのペースに戻して読書したいな、と思っています。

 

さて、12月も原則として面白い順に並べてみましたが、1位は「人を束ねる」1択ですね。先日、急逝されたエスパルスGMの久米さんが書いた本であり、個人的にはこれ以外に1位は考えられません。惜しい人を亡くしました。ほんと。

 

・人を束ねる 

・天冥の標10-1

本好きの下剋上 4-5

・決断=実行

・文章の書き方

・最速のリーダー

・やる気を引き出すモノの言い方48

・なぜか不思議と部下がついてくる上司のルール88

・気功革命 秘伝・伝授編

・人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

・気功革命(3回目)



 

人を束ねる (幻冬舎新書)

人を束ねる (幻冬舎新書)

 

 サッカーの名GMである久米さんが名古屋GM時代に書いた本。ご自身の経験をベースに、GMとしてのノウハウを惜しげも無く出してある本であり、選手獲得の裏話から、チーム運営の具体的な手法が書いてあり、サッカーファンとしては読んで損なしの本だと思います。

また、マネージャー論としても秀逸であり、上に立つ人がどんな事を考えて、どのように振る舞ったら良いか、が丁寧に書かれていて、本当に参考になる。

もう少し長生きしてくれたなら、日本サッカーをもっと変えてくれたのに違いないと思う。本当に惜しい人を亡くしました。GM引退後に日本平スタジアムに観戦に来てもらいたかったな、と心の底から思いました。

 

 

 待ちに待った天冥の標の最終シリーズの第1巻。物語の広がった風呂敷をどうやって閉じるの、とか思ったら、時代を行き来する中編集で攻めてくるとは思わなかった。

最初の中編を読む限りは「作者は物語を閉じるのを、半ば諦めたのかな」とか思ったんだけど、続きの中編を読み進めるにつれて、すべての物語をきちんと閉じようとしている作者の覚悟みたいなものが伝わってきて、巻の途中からは本当に読む手が止まらずあっと言う間の読了。

物語の終着点もどうやら見えてきたし、その終着点に向けて作者がどのような物語を紡いでいくか、今から楽しみです。もちろん、読者が想像しないような終着点にたどり着いてくれても良いんですけどね。

 

 

 第4部も5巻目となり、登場人物が増えすぎて頭の中を整理するのが大変だけど、その苦労が報われるストーリー展開だから嬉しい。今回は大きなストーリーの転機はないものの、各種イベントは盛りだくさんで、登場人物たちのやりとりを読むだけで楽しい。主人公の暴走っぷりも相変わらずなのも良し。

書き下ろしの短編も非常に切れ味が良く、かつ本編を補完する内容となっており、作者の確かな筆力を感じる。

あと、物語自体はWeb版で完結しているとは言え、3ヶ月毎にきちんと出版されるのも非常に好感が持てる。続きが出るのが本当に楽しみです。

 

 

決断=実行

決断=実行

 

 落合さんの書いた監督論。

この方はオレ流を貫いているという印象が多いけど、思考は極めて論理的であり、それを周りに適用しようとするが故に、論理的じゃ無い人の間で摩擦が生じるという構造なんだな、という事がよく分かった。

結果を出せば後はその結果のみが残り、課程やら手法は霧散してしまう、というのは確かにその通りだよな、と思ったりした。何にせよ、生きていく上で周りに忖度しすぎずに、自分が良いと思った事をやる方が良いよな、とそんなことを読後に感じた。

 

 

文章の書き方 (岩波新書)

文章の書き方 (岩波新書)

 

 古今東西の名文を集め、その名文をベースに、どのように文章を書いたら良いかをまとめた本。章ごとにまとめられていて読みやすいし、解説付きで名文を見ることで、自分が実際に文章を書く時にどんなことを意識したら良いか、がよく分かる。色んな名文を読むと、自分も文章を書きたくなってくるから不思議。

 

 

最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる

最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる

 

 これからの国際社会を生き抜くには、残業0有休所得率100%をめざし、外国人の登用が必要不可欠である。残業0や有休を取得するには、業務改善や業務スピードを上げるのが必要不可欠であり、その施策を会社全体で行う事で、企業の質が高まり、国際社会で生き抜くことができる、という感じの本。

実際のステップやポイントがたくさん載っており、すべてを採用するのは不可能でも、実現可能そうな箇所を取り入れるだけでも効果が充分でると思う。

 

 

 上司が部下にかける言葉として、どのような言い方をすると良いのか(もしくは悪いのか)について、豊富な実例を元に記載している本。

会話中心で書いてあるため非常にサクサク読めるし、具体的な会話のヒントがたくさん書いてあり、自分が何気なく使っている言葉が思わぬ落とし穴になる事もあるな、と感じたので、自分の発言について色々と見直してみる良い機会となった。

 

 

3万人の管理職を教えてわかった なぜか不思議と部下がついてくる上司のルール88

3万人の管理職を教えてわかった なぜか不思議と部下がついてくる上司のルール88

 

 上司としてどのように振る舞えば良いのか、という事が気になって読んだ本。考え方は端的にまとまっていて読みやすい本であり、参考になる点も多い。ただ「これは今の時代にはそぐわないかも」と思うこともいくつかあったりして、すべてを鵜呑みにするのでは無くて、自分が良いと思った事を取捨選択した方が良いな、という印象。

 

 

気功革命 秘伝・伝授編〈巻の2〉功に成る (正しく気功革命に入門するためのDVDブックシリーズ 2)

気功革命 秘伝・伝授編〈巻の2〉功に成る (正しく気功革命に入門するためのDVDブックシリーズ 2)

 

 気功革命DVD本の2冊目。気功の本質として体の緊張感を取る事が大切であり、そうすれば脳の緊張感を取る事が出来、その結果気の消耗が減ったり外から気を取り入れることができる、という事が書いてある。なるほどな、という感じ。

付属のDVDもわかりやすく、タントウ法の正しいやり方もよく分かったし、気功を実践するには非常に良い本だと思う。

 

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

 定期的に再読して血肉にしたいと思って再読。再読して思うのは、この本のノウハウは非常に強力であり、生かす方法も数多に思いつくけど、「じゃあ、自分自身はどのように社会人としてふるまいたいのか」というのをきちんと持ってないと、ダメだよなということ。

言い換えれば、ノウハウ自体はものすごく有用だけど、どのように使うか、何を目標としているのか、を明確化しないと、自分自身が迷走してしまうんだろうな、と思う。

 

 

気功革命――癒す力を呼び覚ます

気功革命――癒す力を呼び覚ます

 

 読むのは3回目。気功をやることで、体調不良が取れるのでは無いか、と思い、夜寝る前に読むことと、朝一での実践をしばらく継続中。薄皮を剥ぐように体調が良くなっている気もする。まずは、気を溜めるよりも、体の中の悪い気を抜く、という事を意識していこうと思う。


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という感じで12月も楽しく本を読めました。

 

12月のゲーム生活的には、ハースストーンの新拡張が出て色んなネタデッキで楽しんでいたら終わってしまった印象。地球防衛軍は90%くらいで停滞しているけど、2019年でクリアしたいな、とは思っています。果たしてどうなることやら。

 

これ以外は、インディーゲームである「デッド・セルズ」のSwitch版を買ってひたすら遊んで終わり。メトロイド(もしくはドラキュラ)とローグと魔界村の面白いエッセンスを混ぜ合わせたゲームであり、個人ともどれも大好きなゲームのハイブリッドなので楽しくて当然なんだけど、混ぜて生じた混乱は様々な追加要素で見事に押さえてあり、ゲームとしての完成度が異常に高い。

昔のアーケードゲームのイメージで細切れで遊べるし、遊べば遊ぶほどアクションはうまくなるし、やればやるほど強くなっていくRPG的要素もあるし、やめどきが分からなくなる恐ろしいゲーム。ラストダンジョンまではほぼ安定して到達できるようになったので、そのうちクリア出来るのかな、とは思っています。

ということで、2018年も楽しく本が読めました。2019年も面白い本がたくさん読めますように!

 

Dead Cells|オンラインコード版

Dead Cells|オンラインコード版