ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

2017年7月に読んだ本をレビューする

 

7月に読んだ本は7冊でした。年初から65冊読んだ計算。残り5ヶ月だとして、年間100冊読もうとすると、毎月7冊読むとクリア出来る計算。まぁ、冊数に大きくこだわらずに、面白い本を読みたいな、とは思う。ちょっと物語成分が薄い月だったので、8月はもう少し物語中心に読み進めたいなところ。

 

さて、例によって個人的に面白かった順に並べてみます。

 ・江神二郎の洞察 

 ・ぬかよろこび

 ・自分の時間を取り戻そう

 ・投資家が「お金」よりも大切にしていること 

 ・ストレングスファインダー2.0

 ・スローライフでいこう(再読)

 ・原因と結果の法則(再読)



 

江神二郎の洞察 (創元推理文庫)

江神二郎の洞察 (創元推理文庫)

 

 

江神二郎の洞察は、有栖川有栖さんの推理小説(短編集)。久しぶりの学生アリスシリーズだし、オイラにとって久しぶりの推理小説でもある。短編はどの話も水準を超えていて面白かったけど、何より登場人物達の掛け合いが楽しかった。学生アリスシリーズは長編が4つあるんだけど、個人的には「双頭の悪魔」が今の所のシリーズベストかな、と思います。*1学生アリスシリーズも残りは長編と短編が1冊づつとの事ですが、残りも首を長くして待ちたいと思う。このシリーズの最大のテーマである*2江神さんの件が、どのような結末を迎えるのか、が今から楽しみでもあるし、怖くもある。

 

ぬかよろこび

ぬかよろこび

 

 ぬかよろこびは、水曜どうでしょうでおなじみの嬉野さんの本。エッセイ集なんだけど、ものすごく良い話と、ものすごくどうでも良い話が重なり合ってる不思議な本。全て良い話にしてしまうと説教くさくなってしまうので、適宜混ぜているとは思うんだけども、玉石混淆感がなんとも言えず良い味になってる。水曜どうでしょうが面白いのは、この人の影響力も大きいんだな、と改めて感じた。書いて有ることはうなずける内容が多く、参考にしたい事も多かった。

 

 

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

 

自分の時間を取り戻そうは、ちきりんさんの本。生産性を上げることが、これからの社会を生き抜くためにはには必要だ、という事がメインテーマの本。なかなか頷けることが多かった。「やりたいこと」を先に穴埋めする事で、「やらなくてはいけないこと」の生産性が上がるというのは、確かにその通りだと思ったので。ただ、この手の本をたくさん読んでいる人は、どっかで読んだ話も多く、若干食い足りなさが残るのも事実。とはいえ、全体的に読んで損なしの内容だとは思うので、休みが取れなかったり、残業が多くて困っている人は、読んでみても良いと思う。

 

 

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

 

 

投資家が「お金」よりも大切にしていることは、ひふみ投信の藤野さんの本。どのような会社に投資すべきか、そもそも会社という存在は何なのか、を丁寧に説明してあり、投資をする人から、会社経営者、会社に勤める前の学生の方が読むと非常に良い本だと思った。もちろん、普通の会社員もね。心に残った言葉としては、「清貧、汚豊だけではなくて、清豊を目指すべき」「消費活動は社会貢献活動である。」「投資は今にエネルギーを投入し、未来からのお返しをいただくもの」かな。このキーワードに興味がある人は、読んで損なしだと思う。

 

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

 

 

ストレングスファインダー2.0は、Webアンケートを答えることで、5つの自分の強みを教えてくれ、その強みをどのように生かしたら良いか、が書いて有る本。孫子的な。遠い昔にやったことが有り*3、そのときから比べると幾つか変わっていた。元気があれば何処が変わったのか、また変わった強みをどのように生かすのか、について文章を書いてみたい。

 

 

スローライフでいこう―ゆったり暮らす8つの方法 (ハヤカワ文庫NF)

スローライフでいこう―ゆったり暮らす8つの方法 (ハヤカワ文庫NF)

 

 

スローライフでいこう、は何度目かの再読。個人的な座右の書。寝る前に読むと安眠できる。改めて読み直して、一つの事に集中して生きることって大切だよな、と思ったりした。食べながらテレビ見たり、スマホ見たりするのはなるべく控えたいなぁ、なんてそんなことを思った。

 

 

「原因」と「結果」の法則

「原因」と「結果」の法則

 

 

原因と結果の法則も、何度目かの再読。寝る前に精神を落ち着かせる本を読んだ方が良い、と思い立って、スローライフでいこうに引き続き読んだ。引き寄せの法則とかの原書、と言われているけど、読み直してみて、成果を得るには犠牲が必要とか、精神を落ち着かせることで周りの環境も平穏になるなど、深いことがサラッと書いてあるな、と感じる。また、忘れた頃に読み返したい。



さて、久しぶりに推理小説を読んで楽しかったので、長らくペンディングにしていたリンカーンライムシリーズの読み直しでもやろうかなぁ、とぼんやり考え中。前にブログで書いたけど、推理小説が好きならリンカーンライムシリーズは本当に読んで損なしだと思う。ともあれ、間違いなく面白い事は分かっているシリーズを読み返す幸せってあるな、と思う。

 

ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)

ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)

 

 

*1:個人的に過去読んだ推理小説としても5本の指には入れたい作品

*2:と、個人的に思っている

*3:このブログの過去ログを掘ると出てくるかも