辞めることが正しいとき
・組織が腐っているとき
・自分が「ところ」を得ていないとき
・あるいは成果が認められないとき
には、辞めることが正しい選択である。
出世は大した問題ではない。
「ところ」とは、
Passion - 情熱を注げている感覚
Skill - 能力を発揮できている・伸ばせている感覚
Value - 価値を認めてもらっている感覚
・過去の経験を振り返って「ところを得ていた」状態を思い出し、
・その状態と今とを比較し、
・何を変えたら「ところを得ている」状態を作り出せるか?と問うてみる。
起-動線コンセプトノート
234. 「ところを得る」感覚 ― 辞めることが正しいとき より
上記文章を見て思うに、
組織が腐っているから、「ところ」を得られない事も有るだろうし、
組織が腐っているから、成果が認められないとも言える。
諸悪の根源が「組織の腐食」であると仮定すると、
組織が腐る原因を取り除くことが出来れば良さそう
原因が明るみに出ることで、組織の腐食を防げるし、
既に腐っている組織の腐食スピードを抑えることも出来そうだ。
(花壇の雑草を抜く行為とも言える。)
腐食の原因は色々とあると思うんだけど、
・人が人として働けない環境
が、一番の原因だと思う。
人がコマ扱いされる環境で、
2ヶ所ほど仕事をしていますが*1、
いづれも組織が腐りました。
一緒に働いている人は全て
笑って怒って食べて寝る人間だと思っていれば、
組織は腐りにくいんじゃないかなぁって思う。難しいですが。
※雑談が出来るか?というのがパラメーターの一つだと思う。
<補足>
人間がコマ扱いされるというのは、
まさに自己欺瞞の世界。
(自分で自分の正当化をし、他人が100%悪いと思いこむ世界)
皆が自己欺瞞の「箱」に入っているような職場では、
情熱も注げないだろうし、能力も発揮できないだろうし、
価値も認められないのだと思う。
最近の私の思考は全て
「箱」に戻ってきてしまいますね(笑)
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<蛇足>
自分が辞めたいのを正当化したいためか、
こんな文章を見つけては喜んでしまう(反省)
*1:1つは現在進行中(泣)