レトロゲームの煩悩 その4 ゲイングランド
「一画面という箱庭の中に、僕は無限に広がる世界を見た」
前回の更新から、大分間が空いてしまったけれども、レトロゲームの文章を唐突に書きたくなったので、レトロゲームの煩悩を再開してみる。
ゲイングランドは本当に思い出深いゲームで、最初に遊んだときの何とも言えない違和感と、クリアしたときの達成感は今でも忘れられない。
一番最初の遊んだ時の地味な印象とは裏腹に、遊べば遊ぶほどスルメの様に面白くなっていくゲームに当時は毎日の様にプレーしたもんです。*1
2人同時プレイというのが、ここまで面白いのか?というのを心底考えさせられた作品でもある。今見つけたら確実にコインを入れたいゲームでもある。
さて、例によって思い出を箇条書きで。書きたいことは沢山あるけれども収集が付かなくなると思うので。
ゲイングランドの思い出
・1画面というシンプルさ
・4つの時代×10=40ステージ
・暴走したシステムを食い止める主人公たち。
・キャラに右利き、左利きとか細かすぎる。
・武器は1キャラにつき2種類
・高低差が鍵(高所をねらう、溝を狙う)
・画面外の敵にも当たり判定あり
・ジョニー、アスラ、ベティの3人に集約されたゲーム性
・アスラの足の速さと射程の狭さに戦く
・捕虜を救うことで、キャラが増える戦略性
・ロビー、ウォーターナイト、サイバーが攻略の鍵
・キャラが増えるとキャラを選ぶのに時間がかかるもどかしさ
・時間制限の恐怖
・全滅クリアが基本。後半になると脱出だと時間ギレになる。
・敵を殺しながら出口を出るテク
・4−8のバグがストーリーに絡みすぎる
・最後のザエモンは邪道か?否か論議
・エンディングの音楽の美しさと儚さ
2人同時プレイの妙
・出てくる敵が変わる
・登場する味方キャラが違う
・1Pを狙う敵と2Pを狙う敵がいる
Wikipedia
詳しい内容は例によってウィキペディアを見てください。
久しぶりに全キャラクターの名前を見たけれども、懐かしすぎて涙が出てきた。
どのキャラも一長一短があって、火力・高低差を補完しあうのが良かったなー
プレイヤーキャラクターも、原始時代(槍・弓)・中世(魔法)・近世(手榴弾・ブーメラン)・現代(ライフル・サブマシンガン)・未来(大火力砲)に各4人ずつ、となっている。
知らなかった!言われてみればそうだ。濃い設定だよな。
1-10の下側にある石像は、アスラまたはガスコンで選択直後の無敵状態で体当たりすることによって倒せる。他のキャラクターでは無敵状態中に到達できないため不可。
これも知らなかった。試して見たい。試せる機会はあるのかw
その他雑感
・PS2版は買って遊んでみたけど今一乗り切れなかった。理由は分からない。
・MD版は全50面との事だが、遊んだことがない。バーチャルコンソールにあるみたいなので、遊んでみたい。
・こういう戦略性のあるゲームを今、遊んでみたいな、と思う。どっかにあるかな?全然毛色は違うけれども、タクティクスオウガはゲイングランドに似ている気がした。
ともあれ、未だに脳内に熱を残してくれるゲームって本当にうれしいな、と改めて思う。こうしたゲームとまた出会いたいな。
SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.9 ゲイングランド
- 出版社/メーカー: セガ/スリーディー・エイジス
- 発売日: 2004/02/26
- メディア: Video Game
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*1:良くお金が続いたもんだ