ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

9時間9人9の扉

極限脱出 9時間9人9の扉

極限脱出 9時間9人9の扉

ゲームを久しぶりにクリアした。クリアまで一気に遊んだゲームは久しぶりだなー


9人が閉鎖空間に閉じ込められ、手にはそれぞれ1−9の数字がはいったバングル(腕輪)をつけており、そのバングルナンバーを組み合わせる事で1から9の数字が書いた扉が開くシカケになっている。数字扉を開けられるのは3−5人がセットになる、というのがポイント。そして9の扉を出ればゴール、とそんなゲーム。


説明書に書いて有るとおりエンディングは6種類。普通に遊んでいると想像通りのバッドエンドになり、選択肢を誤らないで進むとグッドエンドになる。だいたいクリアまで10周くらいしたかな?かまいたちの夜を彷彿するようなストーリー展開で結構良い感じで楽しめた。


たぶん、バッドエンドを全部埋めるのは簡単だと思う。どういう風に扉に入るのか?を全種類試せば間違いなく見れるから。そして、グッドエンドを見るためのルートも自ずと分かると思う。バッドエンドを見て犯人と動機が推測できれば、その人物をケアするアイテムを入手して、あとはきちんと話を聞いておけば良いのだから。


あと各扉に入ると謎解きを要求されるんだけど、謎解き自体が適度な難易度で心地よい。何回か失敗すれば丁寧にヒントを出してくれるので、ちょっと迷うかも知れないけど、クリアできない謎は無いと思う。はまったときは、クリックするところをスルーしているとか、アイテムを持たずにクリックしている場合とか、そのくらいだった。あとは平面図をきちんと出して、今居るところを把握しておけば、迷うことも無いはず。


なによりゲームシステムとストーリーの融和がすごい。クリアした人には分かると思うけど、DSの二画面をああいう風に使っているとは全く想像ができなかった。単に上が平面図でとか、そういうの話ではなく、ストーリーと画面が融合しているというか。まぁ、とんでもないシナリオを考えたモンだな〜とちょっと感動した。


EVER17の作者がストーリーを作ったということで、結構期待していたけども、期待を裏切らない完成度だと思う。序盤から終盤まで全くだれない凄いストーリーだった。ただ話として、ちょっと短すぎるのでサプライズが少なかったかな、というのが不満かな。バッドエンドの犯人とか、真犯人とか大体想像出来ちゃったしね。まぁ、なぜヒロインが高熱を出すのか?という答えが、まさかああいう答えだとは思わなかったけど。


システム面の不満としては、スキップが右を押しっぱなしという所、同じ謎解きを何度もクリアしなくては行けないところ、かな?繰り返しの謎解きはきちんとメモを残しておくということと、「今回は最適に動いてクリアしてやるぜ!」的なモチベーションで遊べるので、それほど苦ではなかったけど、シナリオのスキップは欲しかったな。手を離しても良い仕様にしてもよかったんじゃないかな?と思ったりもした。特に序盤は文字が多いので、そこを飛ばせないのは苦痛だった。


ともあれ、たぶん、10〜20時間くらいでクリアできると思うので、完成度の高いパズルとストーリーを楽しみたい人には文句なしにオススメのゲーム。


そうそう余談ながら、オフィシャルサポーターに申し込みしていたら、いつの間にかオフィシャルサポーターになっていたみたい。説明書を見たらオイラのハンドルネーム(酒ねこ@orangewind)が書いてあってビックリでした。連絡とか無かった気がするな。ひょっとしたら迷惑メールとかに入っていたのかもね。ま、それをさておいても、オススメなゲームには間違いないです。

興味のある方は遊んで損なしです!