仕事が雑な人と平穏に仕事をする秘訣
細かいところまでよく見える人がいる。*1そういう人が、仕事を雑にやっている人と一緒に仕事をすると、ものすごくイライラする。イライラしていると、相手に自分のイライラさが伝わってしまい、ますます状況を悪化するという事がありがち。なので、そんなイライラに陥らないための対処方法を、私の経験則からいくつか書いてみようと思います。
コミュニケーションを密にする。
雑な人とは接触回数を減らしたくなるが、接触回数を減らせば減らすほどお互いが疑心暗鬼になり状況が悪化する。なので、日頃の挨拶やら雑談やら会釈やら人間としてのコミュニケーションを密にすることが大切。
自分が一生懸命仕事をする。
仕事が雑な人は、私用メールやらHP閲覧に時間を割きがち。で、ますます仕事が雑になるという悪循環に陥る。また、こちらがちょっとでも遊んでいたりすると、想像を絶する勢いで看破し10倍遊んでしまう。なので、自分が一生懸命仕事をする事で空気感を醸成し、相手も仕事をしなくちゃという気にさせるのが大事。
指示は「おおざっぱな」文章で。
大体に於いて指示を聞いてなかったり忘れたりするから仕事が雑になる。かといって、事細かに文章に書いて指示しても、そのそもその文章を読まなかったりする。なので、ざっくりとした文章を書いて指示を出すのが大切。ざっくりな文章ならそれなりに読んでくれたりするし、忘れる危険性も減る。
相手を変えようとしない。
おおむね、どんなにいい加減に仕事をしている人も「自分はきちんと仕事をやっている」と考えている。なのでミスを指摘したり、改善点を提案したとしても、その言葉は右の耳から入り左の耳から出て行く。100%の確率で。このため、相手を変えるという努力はあきらめた方が精神衛生上良い。
仕事を変えてみる。
数字が嫌いな人や、ファイリングが嫌いな人、Excelが嫌いな人など、人によって得手不得手がある。このため、与えている仕事を変えてみるというのもあり。
仕事の質を落としてみる。
細かいことを要求する人は、「会社のため!」というお題目を唱えがちだけど、よくよく我が身を振り返ってみると全然会社のためではなく、「自分が気持ち悪いから」とか「自分の手間が増えるから」という理由で細かく仕事を要求している事が多い。なので、仕事の質を落としてみるのも良い解決策になったりする。
話を聞いてあげる。
相手の言い分を聞いてあげないと、こちらの言い分は入らない。なので「仕事が忙しい理由*2」を聞けば、滔々と語ってくれるはずだ。100くらい聞いてあげれば、1くらいはこちらの話を聞いてくれたりもする。とにかく「相手は悪いと思ってない」というのを前提に、イライラせずに先入観なしに聞いてあげる姿勢が大切。
それでも駄目な場合。
人種が違うとあきらめる。奴らは金星人だ!