(26日目)枯渇しているものを与えることの難しさ
たとえば砂漠を想像してみると、そこで枯渇しがちなのは水だ。
誰しも一滴も多くの水が欲しい。
忙しい職場を考えると、そこで枯渇しがちなのは時間だ。
誰しも1分でも多くの休息が欲しい。
自分が生きていくの必要な水まで渡してしまうと死んでしまうし、疲労を回復すべき時間まで渡し続けると過労死してしまう。少ないリソースを如何にに分け合うのか?というバランスと、そのリソースをいざとなったら渡せる覚悟が生きていく上で必要なんだろうな、と思った。
もちろん、オアシスを見つける努力をしたり、業務改善をして時間を捻り出す、という行動は併せて行う必要はあるんだけどね。 ただ、そうした現状改善するためにもリソースが必要なこの矛盾。
限りあるリソースをうまく使いながら、少しづつ余裕を作りつつ、周りの環境を少しでもよい環境にしていきたいな、と思う。
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
- 作者: カレン・キングストン,田村明子
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元ネタ
・Willingness to lose−愛の日記 @ ボストン
人から信頼を得るためには、枯渇しているものを与えられなければならないのではないだろうか。
例えば、金がないなら喜んで金を渡せなければならない。時間がないなら喜んで時間を使えなければならない。逆に、余っているものをいくら与えても、そこには犠牲が伴わないので、愛情のにおいがしない。