正論を言っても状況は変わらない
利害関係がぶつかったときの解決方法として正論を言う人がいるが、個人的な感覚としてはお互いに正論を言っても状況が変わらない事が多い。
なぜなら、両者とも「自分が正しい」と思っているわけなので、言い換えれば正論とは高みから自分の主張をする行為なわけで、話をしていて気持ちが良いし、相手の主張なんか耳に入らない。要は自分なりの正義を振りかざしても状況は改善しないってわけだ。*1
では、どうやって相手の心に届かせるのか？という事があるんだけど、「まずは一緒に楽しくやろうぜ！」という姿勢が大切なんじゃないかな？と思う。そういう空気感があれば、お互い言いたいことが言えるし、聞ける。お互いの主張をきちんと言い合えることで、状況は良い方向に動き出す。
自分の主張を通すという目的から、共通の解決方法を見つけるという目的に変わればしめたもの。あとはお互いが楽しいと思える解決策を見つければよいと思う。*2
人間って理屈で動いているようだけど、実は感情で動いていることが本当に多いから、楽しいと思える解決策を見つけられるのが、利害関係を解消する秘訣だと思う。
まとめ
正論を言う事は気持ち良い。ただ、正論を言っても人の心に届かないので、状況は何も改善しない。なので、状況を改善するためには、相手の心に届く環境を築く事が必要。相手に言葉が伝われば状況も変わり、楽しく生きられるんじゃないかな？と思う。
