ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

趙州洗鉢


先輩から良い言葉を教えてもらったのでメモ。
「こども逸話集」より



唐の時代の高僧である趙州が、
修行の旅に出るときに2つの誓いをしました。
  

一、たとへ七才の童子でも、
 もし私より勝れている者には、彼について教えを乞おう。 


一、たとえ、百才の老翁でも、
 もし私に劣る者には、私はその人に向かって教えを説こう。

個人的な感覚としては、
自分より優れた人に教えを乞うのは、
年齢を問わず抵抗感は無いんだけど、
「自分より劣る者」に教えを説こうとは思っていなかった。


なぜなら、
・相手を「自分より劣る者」と認定するほど、自分は偉くない
・その人が欲しない限り、教えても心身に浸透しない
と思っていたから。


ただ、より良い人生を過ごすためには、
自分と自分の周りの人々が幸せになることが大切、
なのは間違いのないところ。


なので、
・ひたむきに学ぶ姿勢
・足りない事を教える勇気
を持とうと思った。



ちなみに表題の「趙州洗鉢」の由来は以下のとおり。

 入門したての僧が、趙州和尚にたずねました。


「私は、修行に入ったばかりの者です。どうか、
仏教の根本(こんぽん)を教えてください」


「朝の食事は終わったのか、まだか」


「はい、食べ終わりました」


「それならば、自分の茶わんを洗いなさい」

仏教の根本は普段の生活の中にある、
というのを端的に説いた言葉と言われているそうです。