ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

2016年11月に読んだ本をレビューする

 

10月に読んだ本は6冊でした。ペルソナ5(ゲーム・2周目)をやっているので読書は捗らず。今年は11月末までで81冊読了。体調不良気味な状況は変わらないので、今年は85冊前後で終わるかな、という感じ。体調的にたくさんは読めないので、面白い本を厳選して読みたいな、と改めて思う。

 

さて、11月に読んだ本は以下の通り。例によって面白い順。ただ、読んだ本はどれも面白かったので、順位にあまり意味はありません。

 

 ・物語ること、生きること

 ・史上最強の哲学入門(東洋の鉄人たち)

 ・よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ

 ・グリット

 ・女がいない男たち(再読)

 ・1973年のピンボール(再読)

 

物語ること、生きること (講談社文庫)

物語ること、生きること (講談社文庫)

 

 物語ること、生きること、は精霊の守り人シリーズの上橋さんの本。上橋さんに対するインタビューを元に、上橋さんが過去に読んできた本や、創作の手法などが書いてある本。何故あれだけ豊潤な物語が作り上げる事が出来るのか、が分かって非常に面白かった。薄い本だったので一気読みでした。ファンなら読んで損なし。

 

 

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫 や 33-2)
 

 史上最強の哲学入門(東洋の鉄人たち)は、哲学入門シリーズの2冊目。今回は東洋に絞った内容。前作(西洋編)の序盤はものすごく盛り上がったけど、今作は淡々と記述してある印象。ただ、わかりにくい東洋の哲学をものすごくわかりやすく紐解いており、何度も何度も例示を使用することで東洋哲学の本質に迫っていく手腕は本当に圧巻。哲学の入門書としては非常に良い内容だと思う。哲学に興味がある人は、前著と併せて読んでみると「なるほど哲学というのはこういう学問なのか」が分かって面白いと思う。

 

 

 よくわかる人工知能は、人工知能の最先端についてプログラマで有り社長でも有る清水亮さんが書いた本。この本を一読すると、今後の人工知能の方向性や、何が実現しそうで、何が実現しそうもないのか、がよく分かる。現状のAIの流れは、農耕の発明に匹敵する発明になり得るな、というのが体感できる。これから人工知能に触れずに生きていくのは不可能だと思うので、全ては分からなくても良いけど、人工知能の世界で今、何が行われようとしているのか、を理解したいのなら読んでみる価値はある本だとと思う。作者が言うとおり、難しいところは飛ばしても問題ないと思うし。

 

 

 

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

 

グリットは、やり抜く力が人生では一番大切であり、やり抜く力を強化するにはどうしたら良いのか、が端的に書いてある本。まだ研究中という話なので、「○○するだけでOK」という事がまとめて書いてあると言うよりは、成功した人達にはこういう共通点があるよ、というのが淡々と書いてある本。頷けることも多かったし、非常にサクサクと読めたんだけど、読み終わった後に「あれ?じゃあグリットを高めるには何をやれば良かったんだっけ?」という妙な感覚に包まれてしまった。要は本の内容が頭に殆ど残らなかったというか。

 

あまりに本の内容を忘れてしまったので、日経の記事から引用してみる。

 

business.nikkeibp.co.jp

 

 

困難なことに挑み、逆境にめげない「度胸(Guts)」。次に、挫折から立ち直る「復元力(Resilience)」。3つ目が、率先して事に当たる「自発性(Initiative)」。そして、何があっても目的に向かってやり抜く「執念(Tenacity)」だ

 

あと個人的に覚えている内容としては、高めの目標を設定するとか、何度も繰り返してやるのが大切とか、1年は同じ事を継続して活動した方が良いとか、そういう事が書いてあった記憶があるのだが、「じゃあグリットを高めるためには明日から何をやれば良いの」というのを端的に語れないので、12月にザックリと再読してみて、明日から使える行動メモ、みたいなものを作ってみたいな、と思った。

 

 

女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)

女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)

 

 

女がいない男たちは、昔ハードカバーで読んだのを文庫で買い直して再読。村上春樹の短編集。内容はすっかり忘れていたいので、二度目もはじめて読むように楽しめた。初期3部作と同じ構造の短編があって、妙に興味深かった。また、忘れた頃に読み直したいな、と思う。1Q84もハードカバーで一度しか読んで無いので、改めて文庫版を買い直すのも有りかもね。

 

 

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

 

 1973年のピンボールは、村上春樹の長編で、これは昔からずーっと持っている文庫本の再読。たぶん、読むのは5回目くらい。だいたいのストーリー展開は分かっているので、良くも悪くも安心して読める。引き続き、続編である羊をめぐる冒険も再読したいな、とちょっと思った。多分、羊まで読むと、ダンダンダンスまで読み直すことにはなるけどね。

 

 

ということで、12月も半ばになりました。12月もペルソナ5(ゲーム・2周目)中心で進む予定。ただ、ペルソナ5も終盤戦に入ったので、今年中には終わりそう。来年は読書中心で過ごしたいな、と今は思う。ただ、Amazonビデオも面白そうなモノがたくさんあるので、映像見ても良いかな、なんて気持ちもある。まぁ、色んな事をノルマにせずに自分が楽しいと思うことを進めていきたい。

 

ペルソナ5 - PS4

ペルソナ5 - PS4

 

 

2016年10月に読んだ本をレビューする

 

10月に読んだ本は7冊でした。体調不良もあり、あまり読書が進みませんでした。今年読んだ本はこれで75冊。11月に入ってからも、思った以上にペースは上がってないので、たぶん、今年は90冊弱くらいで終わりそうな感じかな。まぁ、「本をたくさん読む」のが目的では無くて「面白い本を読む」事が目的なので読書量は気にせずに、読書を楽しもうと思う。

 

さて、10月に読んだ本は以下の通り。例によって面白い順に並べてみます。ただ、読んだ本はどれも面白かったので、順位にあまり意味はありません。純粋にオイラの好み、という事で。

 

 ・急いてはいけない 加速する時代の「知性」とは

 ・伊集院光の今週末この映画を借りて観よう1

 ・独裁力

 ・村上さんのところ

 ・戦略拠点32098楽園

 ・不調を治す50の習慣

 ・辺境・近境(再読)

 ・ジャイアントキリング(マンガ・1-42巻まで)

 

 

 

 

加速する時代の「知性」とは、はサッカーの元日本代表監督オシムさんが書いた本。個人的にカズ*1も大好きなんですが、オシムも結構好きなんですよ。オシムさんに対する質問を、読者や現役サッカー選手から集め、それをオシムさんにぶつけたら...という構成の新書。オシムさんが質問にどのように回答するのか、というのがこの本の肝になってるので、具体的に内容については書けないんだけど、色んな質問に対する回答の仕方が、オシムさんらしいよな、と感じたりもした。薄い本なのでサクサク読めたけど、内容は非常に深いな、と感じた。

 

 

独裁力 (幻冬舎新書)

独裁力 (幻冬舎新書)

 

 

独裁力は、Jリーグ創設に尽力され、最近プロバスケットの問題を収束させた川渕さんの本。前半のバスケット問題の部分は無類に面白いんだけど、後半は「独裁力」という本のタイトルからすると、若干食い足りないかな、という感じはあった。あと、人生塞翁が馬だよなぁ、とも感じた。この方が親会社から左遷されなければ、サッカーにここまで従事することもなかっただろうし、現在のサッカーもバスケットもまったく違う形になっていたと思うので。

 

 

村上さんのところ コンプリート版

村上さんのところ コンプリート版

 

 

村上さんのところ、は村上春樹に対して読者が出した膨大なメールに対して、村上春樹が答えるという内容で、Webで連載していたものの書籍化。紙版はダイジェストで、電子書籍版は完全版というので、そりゃ電子書籍版買うでしょ、と思ってKindleで買ったんだけど、まぁ読んでも読んでもKindle上の%が進まないという大ボリューム。先日ようやく、ようやく読了。

ちなみに42%くらいで全ての内容が終了し、残りはテーマ毎に再構成された本文(要は重複した内容)と索引でした。当初思っていたよりも量は多くなかったけど、とにかく大ボリュームで読み応え満点。村上春樹もこの形式で読者メールに答えるのは二度と出来ないと書いていたけど、オイラもこの本を二回読もうとは思わないだろうな、と思うくらいの分量。ともあれ、書いてある内容は示唆に富んだ話が多く読んで面白かったし、電子版を買って悔い無しでした。ディープなファンは是非チャレンジしてみてください(笑)

 

 

 

戦略拠点32098楽園は、ずいぶん前に電子書籍で購入したものを、病院の待ち時間*2で思い出して読み始めたら、無類に面白くてあっという間にラストまで読み終えた。とある大戦に巻き込まれている戦士2名+民間人1名が箱庭に閉じ込められ、その中の日常生活を通じて様々なドラマが繰り広げられる的な構成。日常シーンが淡々と進むだけなのに、話がどんどんドラマチックになっていき、作者の確かな手腕を感じた。全部読み終わった後に謎は結構残るけど、途中で明かされるある真実には軽いショックを受けた。SF好きな人は読んで損なしかな、と個人的に思った。この世界観での続編とか読んでみたいな、と思った。有るのかも知れないけどね。

 

 

不調を治す50の習慣 エイムック

不調を治す50の習慣 エイムック

 

 不調を治す50の習慣は、ふと本屋で見つけて購入した本。過去の学説は間違えていて、現代の学説的はこういう風に過ごした方が良いよ、というのが端的にまとめられていて非常に読みやすい。いろいろと生活に取り入れたいな、と思った。作者の写真と年齢を見て軽くびっくりしたのはここだけの秘密だ。

 

 

辺境・近境 (新潮文庫)

辺境・近境 (新潮文庫)

 

 

辺境・近境は、村上春樹の旅行記で多分5回目くらいの再読。たまに無性に読みたくなる本。文体が良い意味で軽いので、寝る前に読むには非常に心地良い。また、忘れた頃に読み直したいな、と思った。この本を読んで村上春樹の文章を読みたくなったので、文庫の新刊でも買おうかな、とちょっと思った。まぁ、最近の村上春樹本は全部ハードカバーで購入済み*3だけど、1Q84とか読み直しても良いかも。

 

 

 

ジャイアントキリングはマンガで1-42巻まで読み直してしまった。こういう事をやっているから読書が進まないという話もあり。*4

再読は3回目くらいかな。いつ読んでも面白いし、チームが徐々にできあがってくる過程をみるのは非常に楽しい。ただ現在、連載が止まっているのが気になる所。いろんな事情はあるとは思うけど、1ファンとしては早く連載を再開してほしいな、と思う。この無類に面白い物語をきちんと閉じて欲しいと思うので。

 

 

ちなみに11月は本日までに6冊読了。まぁ、ゆったりとしたペースかなと思うけど、ペルソナ5(ゲーム)の2周目を開始してしまったので仕方がないかな、というところ。ペルソナ5は大体80%くらい終わったかな、という感じ。今年も残すところあと1月になってしまったけど、残りの日々も面白い本をたくさん読みたいものです。ほんと。

 

ペルソナ5 公式コンプリートガイド

ペルソナ5 公式コンプリートガイド

 

 ああ、そういえば、この攻略本も読んだな。でも、これって読んだ本に入れるべきなんだろうか、軽く悩む(笑)

 

*1:言わずと知れた現代サッカーのスター三浦知良

*2:病院では電波をOFFにしているので、ダウンロードしたものがちょうど良いという背景もあり

*3:かつ売却済み

*4:まぁ、マンガも読書と言えば読書だけれどもw

2016年9月に読んだ本をレビューする

9月に読んだ本は11冊でした。実本3冊と、Kindle Unlimited本が8冊という構成。8月に比べて若干ペースが落ちましたが、ペルソナ5というゲームに時間を奪われたのが原因。ペルソナ5については、先日クリアしたので、10月は読書ペースをもうちょっと上げる事はできるかなと思ってます。

 

あと、ペルソナ5に専念するために、Kindle Unlimitedは解約しました。解約した後に、Unlimitedのラインナップが割と縮小したので、たくさん本が読めた良い時期に加入できていたし、結果的にうまいタイミングで解約出来たな、とも思ってます。ただ、Unlimitedのサービスコンセプト自体は非常に良いと思ってますし、2016年8~9月の間は非常に楽しませてもらったので、Amazonには今後、出版社とうまく調整してもらい、良い本を月額定額でたくさん読める体制を作って欲しいな、とは思ってます。またラインナップが充実してきたら再契約したい。

 

さて、9月に読んだ本は以下の通り。今月は読んだ順に並べました。

 

 ・大塚明夫の声優塾

 ・最高の休息法 (再読)

 ・地域再生の失敗学

 

Kindle Unlimited)

 ・芸能人はなぜ干されるのか?

 ・修行論(再読)

 ・難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

 ・立ち読みしなさい!

 ・まんがで納得 ナポレオン・ヒル 思考は現実化する

 ・「やりがいのある仕事」という幻想

 ・外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話

 ・2016年夏 これから相場はこう動く

 ・一流の人はなぜそこまで、雑談にこだわるのか(90%読了)

 

 

大塚明夫の声優塾 (星海社新書)

大塚明夫の声優塾 (星海社新書)

 

 大塚明夫の声優塾は、声優の大塚明夫さんが行ったセミナーを文字起こしした本。実際にセミナーに出た人は非常に得るものが多かったと思うし、出て文字通り人生が変わった人も居たと思う。そのくらいの真剣のやりとりが本の中では繰り広げられている。声優という仕事を行うにはどういう覚悟が必要なのか、がよく分かるし、これは声優に限らず他の仕事にも共通した内容はあると思う。大塚明夫さんが好きな人や声優を志す人は読んで損なし。

 

 

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

 

 最高の休息法は、先月読んであまりに面白かったのですぐに再読しました。本の中身については、先月書いたのであらためては書かないけど、この本を読んで理論を実践してから、体の疲れがだいぶ抜けた気がする。メソッド自体は非常に良いとは思うし、今後も継続したいと思うけど、瞑想をやるのをついつい忘れてしまうのが困りもの。どうやって瞑想を継続するか、という事については、きちんと考えてみたい。

 

 

地域再生の失敗学 (光文社新書)

地域再生の失敗学 (光文社新書)

 

 地域再生の失敗学は、過去のばらまき的な地方再生術がなんでうまくいかないのか、と言うことが書いてあり、うまくいくにはこんなアイデアがあるよ、という事が丁寧に書いてある本。著者が複数で視点も多岐にわたり、海外の都市間の連携が必要だという話や、人が集まって知恵を出し合うカフェがあると良い等々、具体的なアイデアがたくさん書いてあり、なるほどなーと思った。ただ、特効薬的な話はないので、色んな施策を地域に併せて地味にやっていくしか成功への道は無いんだろうな、と感じた。



以下はKindleUnlimitedで読んだ本です。

 

 

芸能人はなぜ干されるのか?

芸能人はなぜ干されるのか?

 

 

芸能人はなぜ干されるのか?は、マイナー出版社じゃないと出せない本だし、一般でも流通しづらい本なので、電子書籍で読むべき内容の本。芸能界の闇が実名で赤裸々に書いてあり、本当に芸能界って閉鎖的かつ独自のルールで運営されているというのがよく分かるし、なぜその構造が始まったのか、何故維持されているのか、もよく分かる。ネット系のメディアが増えてきて既存メディアの影響力が落ちてくれば、芸能界の闇もすこしづつ晴れていくとは感じたけど、まだまだテレビが優勢な時代は続くと思うので芸能界の闇も続くんだな、とそんな事を思った。非常に興味深く読めた。様々な人に読んでもらいたい骨太な本。増補新版も出ているみたいですね。

 

 

修業論 (光文社新書)

修業論 (光文社新書)

 

 

修行論は、内田樹さんの本で過去に実本で購入したんだけど処分してしまった。久しぶりにタイトル見て懐かしいな、と思いダウンロードして読み直したけど、相も変わらずの内田節満載で非常に面白かった。4つの文章を1つの本にまとめているので、ご本人曰く「幕の内弁当」の様な本とは書いてあるけど、どの文章も修行というのは何なのか、という本質に切り込んでおり、多面的な視点で修行についてわかるので非常に面白い本。また、忘れた頃に読み返したい。ただ、内田さんの語りは結構繰り返しが多いので、内田さんの類書を読んでいる人は、割と重複する内容も多いので読まなくても良いかもしれない。

 

 

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

 

 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!は、素人が投信のプロにインタビューして作った本。平易でわかりやすいので、投資初心者にはオススメしたい。四の五の言わず国内のインデックス投信買え、リスク取れるなら海外インデックス投信だ、というのは投資理論的には正しい。ただ、投資する際には一気に全部買うと良いと書いてあり、この方法は短期的には高値を取るリスクがあるので、そこは真似しないほうが良いな、とは思った。数ヶ月(もしくは1年程度)の時間をかけてゆっくり買い増すのが個人的にはオススメ。

 

立ち読みしなさい!は、脳科学者の苫米地さんの本。正確には苫米地さんの言葉を別の筆者が書いた本なんだけど、先月読んだ苫米地さん本と同じような内容で、「また同じような事が書いてあるなー」と感じたのが正直なところ。単体で読むならどちらもオススメだけど、2冊連続で読むと若干くどいかなーという感じ。

 

まんがで納得 ナポレオン・ヒル 思考は現実化するは、他のマンガで読むシリーズと同様ダイジェスト過ぎて実本を読んだ方が参考になる、という感想は変わらず。ストーリーが超展開過ぎるので違和感があるし、メソッドが飲み込みづらい印象。この手のシリーズは7つの習慣のが良く出来てるけど、それ以外のはあまり良い出来ではないな、という感触は変わらず。

 

「やりがいのある仕事」という幻想は、森博嗣さんのエッセイ本。書いてあることはその通りだと思うんだけど、過去に大学に勤めていた際のエッセイと比べて世の中の考え方とズレてるな、というのが正直な感想。この本の内容を読んで、素直に頷ける人ってそんなに多くないと思う。世俗と離れた人が、世俗の事を書くと、どうしてもズレちゃうよね。ある意味仕方が無いとも言えるし、この手の文章を依頼するのはきちんと世俗の仕事をしている人にした方が良いと思う。その方が読者が納得のある文章が出てくると思うので。

 

外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話は、投資についてコンパクトにまとめられており、好印象。投資について経験が薄い人は一読の価値あり。オイラは割と投資について知っていることが多いので、ちょっと内容が退屈だった、というのが正直なところ。

 

2016年夏 これから相場はこう動く、も投資本。独特の切り口でこれからの流れを予測しており、なるほどねーと思う反面、ほんとにそうのかな、と首をかしげる内容もあり、個人的に諸手を挙げてオススメできる内容ではないかな、という印象。ただ、この方が提供している色んな切り口は参考になるので、結論や解釈はともかく切り口については参考にするのはあり。興味がある方はご一読をオススメします。

 

一流の人はなぜそこまで、雑談にこだわるのかは、9割方読んだら、Unlimitedの期限が来て最後まで読めなかった。ともあれ、雑談から仕事が生まれる、と言う内容は確かにその通りだよな、と深く頷いた。雑談が苦手な人は是非読んでみるのをオススメします。また、Unlimitedの契約再開したら残りも読みたい。


という感じで、ペルソナ5に90時間くらい突っ込んでいた割に、本が割と読めた印象。やっぱり、Unlimited契約していると読書量は増えるな、という感覚は変わらず。Amazon以外の会社が定額読み放題サービスをはじめてくれないかなぁ、とそんなことをぼんやり考えた。

 

あ、ちなみにペルソナ5は最高でした。攻略本出たら2周目遊ぶ予定。 

ペルソナ5 - PS4

ペルソナ5 - PS4

 

 

2016年8月に読んだ本をレビューする(後編)

 

8月の読んだ22冊のうち、Kindle Unlimitedで読んだ本14冊をレビューします。例によって面白い順に並べて上位3つについて詳しい感想を書いてみます。ちなみに2016年8月は下記本は無料で読めたけど、現在はどうなっているか分かりません。*1

 

 ・夢をかなえるゾウ3

 ・勝負師と冒険家

 ・「脳のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

 

 ・人生はもっとニャンとかなる

 ・損をして覚える株式投資

 ・脳が冴える15の習慣

 ・「やめる」習慣

 ・必要とされる社会人になるための31の決意

 ・資産運用に無関心な人が読む本

 ・庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン

 ・庵野秀明 スギゾ・エヴァンゲリオン

 ・マンガで読む「非常識な成功法則」

 ・マンガで読む「仕事は楽しいかね」

 ・思考ツールとしてのタロット

 

 

夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

 

 夢をかなえるゾウ3は、久しぶりに読んだ夢をかなえるゾウシリーズ。このシリーズって啓発本というよりは、ファンキーな主人公(ゾウの神様ガネーシャ)が繰り広げるドタバタファンタジーみたいな内容だよね。もちろん、示唆に富んだ内容が多いので人生を過ごす上での教訓が満載で楽しいんだけど、それよりも話の破天荒さや主人公の成長物語を楽しむシリーズだよな、と改めて思った。今回は辛いモノ好きのブラックガネーシャ登場で、相変わらずのハチャメチャぶりで非常に楽しめた。また忘れた頃に読みたいし、続編にも期待したい。

 

 勝負師と冒険家は、将棋の羽生さんと冒険家の白石さんの本。白石さんって全く知らなかったんだけど、ヨットで世界一周をやってる方で、なんというか破天荒な人生を過ごしているな、という印象。この方の冒険譚を読めるという意味でもこの本の価値はあると思う。あと、極限状態で戦っている二人の間に、思わぬ共通項がたくさんあって、その点も非常に興味深く読めた。こういう本が定額読み放題で読めるって素晴らしい。

 

 

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

 

 「脳のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!は、脳科学者の苫米地さんの本。この方の本を読むのは初めてなのですが、非常に示唆に富んだ内容が多くて面白い。結構刺激を受けた。脳科学×啓発本みたいな内容の本だけど、「ほほーそういう風に組み合わせるか」というのが面白い。この方は本を量産しているので内容が薄いんじゃ無いか、と思って今までは読んで無かったけど読んでみて良かった。定額読み放題って、自分が普段触れてない本を読めるから良いよね。

 

ベスト3の紹介は以上で終了。以下は、ザックリとした感想で。

 

人生はもっとニャンとかなるは、ベストセラーにもなったネコ写真×人生訓の写真集。前著は実本で持っているけど、このシリーズは電子書籍では無くて実本で購入した方がよいな、と思った。このシリーズって、パラパラと好きなページを読んだり、人にプレゼントするために好きな項目をちぎって使うのが目的の本なので。まぁ、内容は相変わらず素晴らしいし、読んでいてニヤニヤできる良本です。

 

損をして覚える株式投資は、邱永漢さんの本。邱さんの本は久しぶりに読んだけど、この方の文体は好きだな、と改めて感じた。昔の内容が多いけど、もちろん現代で使える内容も多い。株式投資は我慢が必要だ、というのは深くうなずいた。

 

脳が冴える15の習慣は、ベストセラーにもなった本。明日から使えるノウハウが満載で良いのだが、オイラ的には「最高の休息術」の方がインパクトが大きかったな、という印象。

 

「やめる」習慣は、自分が持っている悪習慣をどうやって絶つのか、が懇切丁寧に書いてある本。こちらも明日から使えるノウハウが満載なので、悪習慣を減らしたいと感じている人は読んで損なしの内容。

 

必要とされる社会人になるための31の決意と、資産運用に無関心な人が読む本は、個人出版の本。作者のブログが好きなので、本も読んでみた次第。どちらもブログの内容を再編集した内容で非常に示唆に富んでいて面白い。特に資産運用の本は、まったく投資したことが無い人は必読の内容だと思う。こういう本も月額定額で読めるのは素晴らしい。

 

庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン庵野秀明 スギゾ・エヴァンゲリオンは、庵野監督がテレビ版エヴァを作ったときの事が書いてある対談集。エヴァの裏事情が分かって非常に面白い。庵野監督は本当に狂気の人だな、というのが改めて分かる。この本を読むと、良くシン・ゴジラは映画として綺麗にまとまったな、と思うし、仮に続編ゴジラが出来たとすると、人々の想像(や期待)の斜め上を行く作品になるんだろうな、と思う。まぁ、どちらにしても暴走してこその庵野監督だな、と思ったり。

 

マンガで読む「非常識な成功法則」、マンガで読む「仕事は楽しいかね」はマンガで読むシリーズ。どちらも元ネタ本の方が面白かったな、という印象。この手のマンガ本って、どうやっても内容が薄くなるし、展開が唐突になっちゃうケースが多いんだよね。昔読んだ、7つの習慣のマンガシリーズはマンガが短編仕立てになっていて、良く出来ていたな、と唐突に思いだした。マンガシリーズでどれか読みたいなら、冊数は多いけど7つの習慣シリーズがオススメかな。

 

思考ツールとしてのタロット、は作者の方の講演を本にした本。正直、本にするならもうちょっと内容を再構成した方が良いんじゃ無いの?と思ったりもした。要はしゃべったままの内容がそのまま文字起こししてある内容なんだよね。ただ、内容は割と面白く、例えば毎日タロットを1枚めくってみて、そのめくった内容を今日一日の人生に当てはめて考えてみる、という考え方は面白いなと感じた。このメソッドを得るだけでも読む価値はあるな、と思った。



という感じで、8月も本がたくさん読めたので非常に良かったのですが、Kindle Unlimitedのラインナップが開始当初から徐々に縮小しているのが気になる所。まぁ、Amazonくらいの規模になるとサービスを構築・維持するだけでも様々な問題点が発生するよな、と思ったりもするけど。個人的には雑誌のラインナップが減っているのがほんと残念。

 

ともあれ、こういう本読み放題サービスは本好きにとっては非常に良いサービスだと思っているので、Amazonには色んな諸問題を解決してもらい、本のラインナップを更に充実をしてもらいたいな、と切に願います。

*1:今は、無料で読めないかも知れません。

2016年8月に読んだ本をレビューする(前編)

2016年8月は22冊本を読みました。たぶん、中学生以降では最高記録。ちなみに小学校の頃は図書館に入り浸りだったので、ものすごくたくさん本を読んでいた。(多分1冊/日以上のペース)

 

ともあれ、ここまで本が読めたのはなんと言ってもAmazon Unlimitedのおかげ。無料期間中に14冊読みました。これに加えて実際の本を8冊読んだので22冊。

 

あと、余談ながらAmazon Unlimitedでは普通の本以外にもマンガや雑誌をものすごくたくさん読みました。*1たぶん定価ベースで1万2千円以上は読んでるので、Amazon Unlimitedが約千円/月だとすれば、1年分の料金を無料期間中に読んだ計算。非常に満足です。

 

さて、流石に22冊全部レビューすると大変なので、通常本*2とUnlimited本に分けてレビューしたいと思います。今回は前半の通常本8冊です。例によって読んで面白い順に並べてみて、上位3つについて主に感想を書いてみようと思います。

 

 ・カズ語録

 ・最高の休息法

 ・さよならは小さい声で



 ・死神の浮力

 ・プロレス語辞典

 ・知的トレーニングの技術

 ・昭和な街角

 ・1回5分体が喜ぶ健康術(3回目)

 

 

カズ語録 (PHP文庫)

カズ語録 (PHP文庫)

 

 カズ語録は、オイラが個人的に大好きなサッカーの三浦知良(カズ)さんの名言集を集めた文庫。ページのど真ん中に大きな文字で名言が書いてある構成なので、文章量が少なく非常にサクサク読める。ただ、収録された言葉はどれも含蓄が深い内容で、折に触れて何度も読みたいな、と思った。個人的には東日本大震災のチャリティーマッチでカズが決めたゴール動画は大切に保存してあり、たまに見たりする。見る度にこちらが思わずガッツポーズしちゃうくらい、ほんと良いゴールだなと思うんだけど、このゴールの事も書いてあったする。オイラ的にはこの本は殿堂入りというか別格で1位ですね。

 

 

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

 

 最高の休息法は、普通の月なら間違いなくぶっちぎり1位の内容の本。メンタルタフネス(瞑想)について書いてある本で、様々な論文で言及された内容を、物語調にわかりやすくまとめて書いてある本。簡単に要点を書くと、自分が精神的(および肉体的)に疲労しているのは脳の自動運転が原因で、瞑想をして自動運転を止めれば脳が疲れなくなる。そして、瞑想をすることで(脳の可塑性を利用して)脳の自動運転を止める回路を作ることができ、この回路ができれば疲れにくい脳味噌(および体)が作れる、という話。

 

自動運転で自分が疲れ切っているという点と、疲れにくい脳味噌は自分で構築できるという点は、本当に目から鱗が落ちた。この概念を読むだけでもこの本を買った甲斐があったな、と思った。そして、実際に各種瞑想(歩行瞑想や食事瞑想等)を実践していると、確かに体中にまとっていた倦怠感が徐々に薄れてきて、日々の生活を楽しく過ごせるようになってきた。瞑想については色んな本を読んでは実践し、そのうちやめてしまうというサイクルを繰り返していたけど、ちょっと真剣に瞑想について学び直して、習慣付けしたいなと思った。

 

何にせよ、箱本*3と同じくらいオイラの座右の銘はほぼ確定な本。ちなみに電子書籍で購入したんだけど、実本でも買い直そうかな、と思ってる。

 

さよならは小さい声で (PHP文庫)

さよならは小さい声で (PHP文庫)

 

 さよならは小さい声で、は松浦弥太郎さんの本。弥太郎さんの本はたまに買って読んでるけど、どれも読む度に非常に良い本だなぁ、と感じる。具体的にどのように良いのか、が非常に伝えづらいんだけど、弥太郎さんの生き方や考え方に非常に共感できる。あと、この方が様々な痛い目にあって得た経験を惜しげも無く披露してくれるので、オイラが実際に人生を生きていく上での羅針盤にもなる。この本はストーリー仕立ての短編集となっているので、読みやすくて松浦弥太郎さんの本は始めての人にもお勧め。

 

死神の浮力は、伊坂幸太郎さんの死神シリーズ。前作は短編集だったけど、今作は長編。個人的には短編の方がこのシリーズの設定*4が生きると思うし、今回の長編では取り扱っているテーマが重すぎるので個人的には好みでは無かったかな。まぁ、文章はうまいので読む手が止まらず最後まで読めたので、さすがではあるんだけど、テーマ的に再読はしないかなという感じ。ただ、無性に前作が読みたくなったので、今度電子書籍で前作を買おうかなとか思ってる。

 

プロレス語辞典は、プロレス初心者からベテランまで楽しめる本。プロレスの基本知識が序章に書いてあって、初心者にとってプロレスというものがどういうルールに基づいてやっているのか、が分かって面白いし、ベテランは「なんでこんなマニアックな項目まで書いてあるんだよっ」という突っ込みを入れられるので面白い。コアなプロレスファンから、最近プロレス見始めました、という人までオススメ。

 

知的トレーニングの技術は、半年くらい前から読んでいたと思うんだけど、ようやく読了。序盤は示唆に富んでいて面白かったんだけど、後半に向けて難解になっていき、オイラの脳味噌のキャパを超えた、という印象。序盤だけでも相当面白いので読む価値ありだけど、後半までは無理して読まなくても良いかな、というのが個人的な感想。*5

 

昭和な街角は、火浦功の未発表作品を集めた本。お布施のつもりで購入。サクサクと読了したけど、まぁ、なんというか「懐かしい」という言葉しか出てこない。昔の社会情勢が分からないと面白さ半減な気がするし、火浦さんの文体って良くも悪くも軽いので今時の文章では無いなぁ、とも思った。ただ、最後の方に挟まれていた中編が割ときちんと完結していてびっくりした。なんだ、こういう話もきちんと書けるんじゃん、とちょっと関心した。*6コアな火浦ファンにはお勧めしますが、まぁ、普通の人は買ったら面を喰らう内容だとは思うし、あんまり楽しめないんだろうなとも思う。

 

1回5分体が喜ぶ健康術は3回目の読了。寝る前に読んで、朝実践するというサイクルが一番良い使い方かな、とも思ってる。何にせよ、この健康術をやると肩こりや腰痛が治るし、サボると肩こりと腰痛が復活するので、非常に有効なんだろうな、と思ってる。現在はサボり気味で肩こり気味。そろそろ復活しようかな、と思ってる。上述の瞑想と、この健康術は身につけると一生モノのノウハウだと思ってるので、今年の残り時間を使って習慣化したいな、と思ってる。


という感じで、8月の8冊レビューは終わり。Kindle Unlimitedで読んだ残り14冊は別エントリでレビューします。まぁ、ほんと8月は本をたくさん読んだな、と改めて思う。本を読むと人生の密度が濃くなる気がするので、流石に1ヶ月20冊ペースを続けるのは無理だけど、毎月10冊前後は読みたいなと思う。

 

 

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 156人 クリック: 3,495回
  • この商品を含むブログ (421件) を見る
 

 

*1:流石にマンガと雑誌の数は数えてないw

*2:要はお金を払って読んだ本ね

*3:自分の小さな「箱」から脱出する方法、の事

*4:死神が人間の形をしていて実在する

*5:もちろん、なんなく読み通せる人も多いとは思うけれども。

*6:割と上から目線w

常識があってからの常識破り

 
「入社前に一般常識試験をしておきながら、入社後には常識にとらわれないチャレンジを!」と言われる矛盾についての回答を書いてみる。
 
まず、
・一般常識を知っているのが優先
・その上で、常識を破る
という順序になるわけで、逆は無いというのが結論。
 
一般常識というのは、言ってみれば「共通認識」であるわけで、社会全体にある暗黙のルールみたいなもの。もちろん、現在の総理大臣は誰、とか、今の消費税率は何%か、という事も含まれる。 ともあれ、共通認識というのは、土台と言い換えても良いかも知れない。家を建てる前にきちんとした地ならしやら、基礎工事は必要な訳でそれなしにきちんとした家は建たない。
 
ということで、「一般常識が必要ない」というわけではなくて、一般常識は必要不可欠。一般常識という土台があるからこそ、チャレンジができたりやらイノベーションが産まれるというわけ。なので、「一般常識はきちんと把握しておく必要はある」し、「会社が矛盾したことを言っている」という訳でもない。
 
守破離」とか「型破りと型崩れの違い」なんかも端的に同じ事を言っていると思う。
 
守破離」というのは、まずは師の教え(型)を守り忠実に実行してみるのが「守」、その後、師の教え(型)を修正しそれを実行するのが「破」。最後は師の教え(型)から離れ、教えや型を意識せずに自由に活動することが出来る境地に達するのが「離」、ということ。「型破りと型崩れの違い」は、型を身につけた人が(その型があるのを前提として)型を破ることで新機軸を打ち出すことが「型破り」で、型がないままで新しい事をやろうとするけど上手くいかないのが「型崩れ」。
 
まずは先任の教えを守り、既存の型を身につける事から始る。一度、型が身につけば型のメリットデメリットが見えてくる。そうした後に、型を破り、自分なりのあらたな型を構築する、そして型から自由になる、という流れになるのだと思う。また、仕事の出来不出来というのは、如何に過去の良い型を流用して良い型を構築できるか、また陳腐化した型を如何に作り替えるか、にかかってくるからね。
 
ともあれ、まずは「一般常識」をきちんと身につけることが大切。その後、一般常識を疑い取捨選択をし、自分ならではの軸を構築していけば良いんだと思う。良い社会人生活を。
 

補足

結構前に「一般常識を入社試験で求めておきながら、会社に入ると『常識にとらわれずチャレンジして欲しい!』とか言われて、どうしたら良いかよく分からない」という話を聞いた事があり、当時その対処方法を書いていたんだけど、今更その文章を見つけたのでちょっと直してアップしてみた。どなたかの参考になれば幸いです。
 

kindle unlimited2週間くらい使ってみた感想

 
本好きならこのビックウェーブには載らない手は無い、という事で早速kindle unlimitedを2週間くらい使ってみた感想をザックリ書いてみます。
 
先に結論を書いておくと「本好きなら登録して割と損なし。読みたい雑誌があるなら継続するのはあり」という感じかな。
 
個人的には読みたい雑誌が割とあるし、読んでみたい本もたくさんあるので無料期間終了後も1ヶ月は継続する予定。ただ、小説や新書、マンガは最新刊が弱い印象が否めないので、これからの拡充に期待したいところ。
 

<良い点>

・ある程度の雑誌が読み放題*1
・無料漫画アプリで読める漫画も広告や時間制限なしで読める
・無料漫画アプリで読めない無料の漫画がある。*2
・最近発刊のビジネス書が何冊か読める*3
・古典の良書がそれなりにある*4
・海外小説が思ったよりたくさん読める*5
新本格推理小説も1巻限定だけど、割とたくさん読める
・昔読んだけど、売ってしまった本が躊躇無く読み直せる*6
 

<悪い点>

・類似サービスと比較して雑誌が少ない
・検索がしにくい(例えばマンガや小説はシリーズ単位でまとめて欲しい)
・つい最近購入したばかりの本が入っていると損した気分になる
・超人気漫画はない*7
Kindleアプリ上で読み終わって返却するという動作がやりにくい
・一度読めた本がいきなり読めなくなる事がある。良くも悪くもAmazonの掌の上。
 

<改善して欲しい点>

・雑誌は類似サービスの5割程度には増やして欲しい
・漫画や小説はシリーズ単位での情報が知りたい
 ※何巻完結、既刊何巻(続巻あり)、何巻まで無料という情報は欲しい
・ランキングはシリーズ単位にして欲しい
・レコメンド機能が弱い気がする。もっと面白そうなものを紹介して欲しい。
 
 
という感じかな。まぁ、本が好きな人は本当に登録してみると良いと思う。ただ、冷静に考えると、年間約1万2千円になるので高いと言えば高いので、来月末くらいにもう一度サービスの利用については検討したいな、と思った。
 
また、別のエントリでオススメ本は紹介したいと思うけど、なんか本の入れ替えが割とあるみたいで紹介しづらいのも正直なところ。
 
まぁ、何はともあれLandreaallは読んで見て下さいw 
 
Landreaall: 1 (ZERO-SUMコミックス)

Landreaall: 1 (ZERO-SUMコミックス)

 

 

*1:個人的には週刊プロレスが読めるのは嬉しい

*2:デトロイトメタルシティLandreaall

*3:これは悪い点でもあるね

*4:星を継ぐもの、仕事は楽しいかね等

*5:ハリーポッターカラマーゾフの兄弟

*6:ザックリ分かるファイナンス

*7:当たり前w