ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

2019年8月に読んだ本

2019年8月に読んだ本は18冊でした。今年に入って通算で74冊です。8月はかなりハイペースで本が読めたかな、と思っています。水滸伝十二国記の再読を始めてしまったのが今月のハイライトですね。

 

十二国記は9冊読んだのですが、一度読み始めると、どの巻も読む手が止まらず、かなり睡眠時間が削り取られました。十二国記の再読が終わったら、本格的に水滸伝の再読に突入かな、と考え中です。

 

さて、8月に読んだ本を面白い順に並べてみました。

 

・岩田さん

・春にして君を離れ

・アナリシスアイ

・一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

・なんでお店が儲からないのかを僕が解決する

・マンガでわかる!心理学超入門

中村俊輔式サッカー観戦術

 

(再読)※読んだ順。

水滸伝

・月の影 影の海(上・下)

・風の海 迷宮の岸(上・下)

東の海神 西の滄海

・風の万里  黎明の空(上・下)

・図南の翼

・黄昏の岸 暁の天(上)

 

感想はブクログに掲載していますので、気になる方はどうぞ。なお、再読は感想書いてません。

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岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。

 

 

今月は「岩田さん」が一番ですね。急逝された任天堂元社長の岩田さんの発言集。Kindle版も買い、紙版も買いました。本当に惜しい人を亡くしました。。。

 

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

 あとは、アガサクリスティの「春にして君を離れ」が最高に面白かったですね。純粋な意味でミステリーではないかもしれないけど、読んでいる最中に不穏な雰囲気がいつまでも払拭されず、ラストの展開と独白にかなりの衝撃を受けました。アガサクリスティファンで、未読の方は是非読んでみるのをオススメします。人生観が変わる系の小説ですね。

 

十二国記は再読4回目くらいですが、相変わらず過酷な物語だという印象。異世界が舞台という影響もあるだろうけど、容赦なく人はだまされ死んでいく。ただ、そんな中でも救いはあるし、人は自らを成長させつつ生きていくしかない、というのを厳しいながらも暖かい視点で語ってくれる物語でもありますね。秋に出る新刊も非常に楽しみです。

 

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8月のゲーム生活的には、ビートセイバーはちょっと熱が冷め、ハースストーンのデイリークエストをクリアしつつ、Switch版のピクロスコラムス2をぼんやり遊び、ロボット大戦Tの2週目を遊んで終わりという感じ。

 

ロボット大戦は終盤戦にようやく入りました。我ながら進みが遅いと思っていますが、2週目が簡単すぎて作業感覚が増したため、あまり捗らないんだろうなと自己分析。残り10面くらいですので、9月の3連休辺りでがっつり遊んじゃおうかな、と考え中。

 

映像的にはAmazonビデオで「有田と週刊プロレスファイナル」をメインで見て終わりという感じかな。7月はスタートレックヴォイジャーを見終わったので、新しいテレビドラマシリーズを何か見ようかな、と検討中です。あまり重たいものではなくて、サクサク見れるのが良いかな、とは思っています。

 

そんな中、「このすば」のOVA2話をNetflixでふと見つけ、サクサクと見ました。相変わらずの脱力系アニメで存分に楽しめました。あの世界観は本当に良いね。映画版があるらしいけど、シーズン3も作ってくれないものか。あ、原作を読む手もあるね。

 

という感じで、8月の振り返りも終わりです。9月は世の中的には読書の秋ですが、個人的に8月は本をたくさん読みすぎたので、ちょっとゲームや映像成分を高めようかな、とか考え中です。

 

 

2019年7月に読んだ本

2019年7月に読んだ本は8冊でした。今年に入って通算で56冊ですね。このペースで行けば年間100冊は読めそうだけど、もう少し読書ペースを上げても良いかな、と思う今日この頃です。

 

さて、7月に読んだ本を面白い順に並べてみました。

 

・破天荒フェニックス

・明日は、いずこの空の下 

・ワイン一年生

・いちばんおいしい家カレーを作る!

・超速「7回読み」勉強法

・クライフ哲学ノススメ 試合の流れを読む14の鉄則

・漫画超進化論 

大前研一 世界の潮流2019−20

 

 

読後の感想はブクログに掲載していますので、気になる方はどうぞ。

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なんといっても白眉は「破天荒フェニックス」ですね。今年、読んだ本の中で暫定1位かも。Amazonプライム加入者は今なら無料で読めるので、社会人(特に経理担当者)は読んで損なしだと思います。あと、お酒好きとしては「ワイン一年生」も面白かったかな。ワインが無性に飲みたくなる1冊でした。

 

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7月のゲーム生活的にはオキュラスクエストのビートセイバーが中心。エキスパートがある程度余裕を持ってクリア出来るくらいにはなりました。エキスパート+は若干クリアは無理じゃね?という感じ。そろそろ曲に飽きてきたので、曲の追加を試してみたい。

 

あと、ゲームとしての吸引力がいまいち薄かったアースディフェンスフォース・アイアンレインもなんとかノーマルでクリア。展開は面白かったけど、ゲーム性としては本家、地球防衛軍5の方が数段よく出来ているかな、という印象。今作は割と使えない武器が多かった事や、連続して敵からダメージを受けてしまうところや、倒した敵が爆発してダメージを受けてしまう部分がしっくりこなかったかな。難易度ハード以上は遊ばないと思う。

 

スパロボTは無事に1周クリア。久しぶりのスパロボでしたが、システム・ストーリーも完成度が高くて満足でした。2周目はゆるゆる進行中ですが、主人公の性別を男性から女性に変えたところ、序盤はまったく違う人間関係になるのは面白かったです。シナリオライター大変だったろうな。あと、ドラクエビルダーズ2は手つかずで終わりでした。夏休みの宿題とする予定(何

 

アニメはJOJO第五部が無事に終了。原作は何度も読んでいるはずなのに、話を忘れている部分も多く、非常に楽しめました。途中、作画があやしい箇所があったけど、なんとか完走した、という感じですかね。原作も久しぶりに読み直したいな、と思いました。

 

あと映像系ではスタートレックヴォイジャーを全部見終わったのがハイライトかな。スタートレック全体を通じての最高傑作との評判でしたが、評判に違わぬ出来でしたね。ラストの展開も賛否両論はありそうだけど、個人的にかなり満足な出来でした。詳細な感想は別途書いてみたい。

 

という感じで、7月の振り返りも終わりですね。8月も楽しく生活しますよ!

2019年6月に読んだ本

2019年6月に読んだ本は6冊でした。今年に入って48冊ですね。仕事が忙しいのと体調不良が重なり、あまり本は読めませんでした。

 

さて、6月に面白い順に並べてみました。

 

イスラム飲酒紀行

本好きの下剋上 4-7

・マーベル映画究極批評

・どこでも誰とでも働ける

・妻のトリセツ

・モリアーティ


感想はブクログに掲載していますので、気になる方はどうぞ。

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6月のゲーム生活的には、Oculus Questを購入して、ビートセイバーをひたすら遊んだのがハイライトですかね。ハーデストはボロボロになりながらも、なんとかクリア出来るレベルになりました。しばらくはハーデストにおいて高得点が取れるように精進したい。

スパロボTは終盤戦に入り残り数面。もう一押しですね。ドラクエビルダーズ2は終盤戦で積まれたまま。どちらも7月にはクリアしたいところ。

映像的には、スタートレックの某シーズンをひたすら見て終わりという感じ。スタートレックはSFとしての突っ込みどころ*1は割とあるんだけど、人間ドラマとして面白いよね。艦長の振る舞いを見ていると、マネジメントで何をすべきか、がよく分かる気がします。

 

アニメはJOJO第五部を楽しんでます。原作は何度も読んでいて結末知っているけど不思議と楽しいという。映像化の力はすごいなぁ、と再認識。声優さんの演技もすさまじい。あと、途中の話を割と忘れていて、「あれ、この人物、ここで居なくなるんだ。。。」というのが2回ほどあった。だめすぎ。アニメ見終わったら、原作も読み直してみようかな、と考え中。

 

という感じで、6月の振り返りも終わりです。7月は読書成分を高めつつ、体を積極的に動かして、もう少し元気で楽しく過ごしたいですね。

*1:どこにも空気がある、伝染病とかの心配をしない、なぜか言葉が通じる等

2019年5月に読んだ本

2019年5月に読んだ本は9冊でした。今年に入って42冊です。8冊/月くらいのペースなので、このペースなら個人的に目標としている、年間100冊には到達出来るかな、という感じです。ただ、6月は仕事が忙しすぎて、ここまで1冊しか読んでないのが気になる所です。

 

さて、5月に読んだ本も面白い順に並べてみました。「福岡市を経営する」が個人的な白眉でしたね。政治家が、現状の停滞感をどうやって解消していくのか、時間を確保するために取捨選択をどうするのか、というのが分かって面白かった。政治も経営も優先順位付けが大切だよね。

 

・福岡市を経営する

・人生の結論

・IQ

・世界一やさしい「思考法」の本 「考える2人」の物語

・アンと青春

・本当の翻訳の話をしよう

・自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年目の教科書(再読)

・みみずくは黄昏に飛びたつ(再読)

ドラゴンランス3(再読)

 

 

福岡市を経営する

福岡市を経営する

 

 

感想はブクログに掲載していますので、気になる方はどうぞ。

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なお、ドラゴンランスは古い本なので、感想は書いたのだけど割愛しますね。ドラゴンランスは読んでいて面白いんだけど、昔読んだときよりは興奮しないかな、という感じ。読んでいるときの時代背景もあるだろうし、自分の経験値も変わってくるし、同じ読書体験って出来ないよな、とそんな事を考えたりもしました。

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という感じで5月も楽しく本を読めました。

 

5月のゲーム生活的には、地球防衛軍5を全クリア(プラチナトロフィをゲット)したのがハイライトかな。DLCの強い武器を使っているのでチートと言えばチートなのですが、全兵種を難易度インフェルノでクリアするのはそれなりに大変ではありました。達成感・充実感は大きいですね。ロボット大戦Tはボツボツ進行し、物語はようやく中盤戦。ビルダーズ2はすっかり積んでしまったので、ロボット大戦が終わったら、進行かな、というところ。

 

映像的にはなんと言ってもアベンジャーズ・エンドゲームを見たのがハイライト。ここ10年間くらいのマーベル映画の集大成でもあり、見終わった瞬間には満足と言うよりロス感の方が大きかったですね。ほぼすべての関連映画を見ているので、満足度はむちゃくちゃ高かったです。時間があれば頭からすべて見直したい気分。

 

という感じで、5月の振り返りも終わりです。6月も楽しく過ごしますよ~

2019年4月に読んだ本

2019年4月に読んだ本は5冊でした。今年に入って33冊ですね。

 

4月は仕事が立て込んでいて、仕事をこなすのに精一杯→ストレスがたまる→ストレス発散にお酒飲む→疲れているので酔いが進む→夜は何も出来ない(笑)のコンボがあり、あまり本が読めなかったですね。5月には落ち着くと思うので、もう少し読書を楽しみたいな、と思っています。

 

さて、4月に読んだ本も面白い順に並べてみました。

 

・私がオバさんになったよ

・スタートボタンを押してください

・居酒屋ぼったくり

ドラゴンランス戦記1、2



詳細な感想はブクログに掲載していますので、気になる方はどうぞ。

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私がオバさんになったよ、はジェーンスーさんの対談集で金言揃いで面白いので、中高年にオススメですね。居酒屋ぼったくりは、プライムリーディングで読めたので読んでみた。気軽に読める居酒屋本として楽しめました。

 

 ドラゴンランスについては古い本でもあるのでブクログに登録せずに、こちらに感想書いておきます。

 

ドラゴンランス1、2

超久しぶりに再読したファンタジー作品。昔読んだときに比べて人物造形が秀逸だな、と思ったり。一枚岩のチームではないし、皆のつながりが強固ではないし、個性を出し過ぎるが故にまとまりもないし、非常に人間くさい。ただ、この癖のあるチームが様々な困難に立ち向かう様にカタルシスがあるんだろうな、と思ったりもする。すごい昔に読んだはずなのに、魔術書の件とか覚えていてびっくり。続きもゆるゆると読み進めたい。

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という感じで4月も楽しく本を読めました。

 

4月のゲーム生活的には、ロボット大戦の最新作を思わず買ってしまったのがハイライト。Switch版ですが、ロード・セーブは瞬時に終わるし、ソフトリセットも爆速でものすごく快適。スパロボは数年ぶりに遊びましたが、大きく進化していて良い感じ。おかげで、ビルダーズ2は完全に積んでしまいました。ロボット対戦クリアしたら戻る予定。

 

ということで、4月の振り返りも終わりですね。5月も楽しく過ごしたいな、と思います。

 

 

2019年3月に読んだ本

2019年3月に読んだ本は6冊でした。

今年に入って28冊を読みました。

 

今月の冊数が少ないのはWeb版の「無職転生」が原因。ふとした契機から読み始めたら止まらず、本編終了まで読み切ってしまいました。*1なんにせよ、非常に吸引力がある小説で最後まで楽しめました。いずれこの世界観を背景とした続編も出るのかな、と思ったり。

これだけ連続して小説を読んだのは、過去にWeb版の本好きの下剋上にはまっていた時、以来かな。なんにせよ面白い小説をガリガリと読む幸せってあるよね。

 

さて、3月に読んだ本を面白い順に並べてみました。

本好きの下剋上 4-6

・運命を拓く

・もっとずぼらヨガ

しないことリスト

・RPAの威力

・墜ちて修羅、鋼刃舞うは極夜の空

 (ゲーム「新釈・剣の街の異邦人」の小説)

 

詳細な感想はブクログに掲載していますので、気になる方はどうぞ。

酒ねこの本棚 (orangewind) - ブクログ

 

 

寸評としては、以下の通り。

 本好きの下剋上は、安定して面白かった。

 運命を拓くは、久しぶりに読む中村天風節が心地よかった。

 もっとずぼらヨガは、シリーズ全体が座右の書になりそう。

 しないことリストは、いくつか生活に取り込めると良さそう。

 RPAの威力は、一読してRPA時代の幕開けを感じた。

 墜ちて修羅は、若干の食い足りなさがあり。(詳細は後述)

 

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という感じで3月も楽しく本を読めました。

 

3月のゲーム生活的には、ビルダーズ2をそれなりに遊んで終わり。ビルダーズ2は終盤戦に入った。遊んでいると面白いんだけど、ノルマをこなすのが大部分というゲーム性もあって、熱中度がちょっと薄いかな、という印象。なので今月はクリアには至らず。まぁ、4月中にはクリア出来るっしょ。

 

映像生活的にはドラマのジョンルーサー・シーズン4がネットフィリックスにあるのを発見して見たのがハイライト。相変わらずのダークテイスト(テーマが重く、グロいシーンが多い)で万人にはお勧めできないなぁと思ったり。ただ、日本でたぶん見ることができないドラマシリーズなので、刺激が欲しい方は見ても良いかも。個人的には、見終わった瞬間に「見届けて良かった」という気持ちと「見なきゃ良かった」という気持ちに同時に包まれました。

 

どうやら、本国ではシーズン5を年始に放送したらしく、スカパーで近日放送するらしい。そのうちネットフィリックスでも配信されると思うけど、見るのが楽しみなような苦痛なような(笑)

 

ということで、3月の振り返りも終わりですね。4月も面白い本をたくさん読めると良いな。

 

 

運命を拓く (講談社文庫)

運命を拓く (講談社文庫)

 

 

あと、番外編として、ゲーム付属小説の感想も残しておきます。こちらは、ブクログも登録できないので備忘として。

 

・墜ちて修羅、鋼刃舞うは極夜の空(ゲーム「新釈・剣の街の異邦人」の小説)

ゲームは序盤のみプレイしており、小説を先行して読了。キャラ設定が面白く、小説としても臨場感があるのだが、ページ数が足りなすぎて話がよく見えにくく、キャラにも感情移入しきれない、というのが正直な感想。ベニ松さんの他の小説は結構好きだっただけにちょっと残念。どうやらエピソードを追加したバージョンもあるみたいだけど、触手は動かないなーというところ。

 

ちなみにゲームは自分と肌が合わなかったのでペンディング中。どうやら、オイラはWiz原理主義者だった模様で、Wizと違う点がどうにも気になってプレイが進みませんでした。ゲームとしては非常に良く出来ているとう感じたので、はまる人ははまると思うんだけどね。こちらも個人的には残念でした。

 

*1:ちなみに既刊だけで21冊とか。オイラは何冊分読んだんだw

2019年2月に読んだ本をレビューする

2019年2月に読んだ本は14冊でした。思ったよりたくさん読めました。今年に入って22冊ですね。ぼんやりと年間100冊読めれば良いかなと思って読書していますが、2月は割と良いペースで本が読めたかな。

 

さて、2月に読んだ本も面白い順になんとなく並べてみましたが、今月は全部面白かったので、あまり順番は関係ないかも、ですね。

 

・天冥の標10−3

・アイデア大全

・情報参謀

・その悩み、哲学者がすでに答えをだしています

・ずぼらヨガ

プロパガンダゲーム

・「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

本好きの下剋上ふぁんぶっく3

・まんがで身につくファイナンス

・(新装版)LOVE理論

・いつ、誰が相手でも必ず盛り上がる 銀座の雑談手帳

・マンガで分かる!誰とでも15分以上会話が途切れない!話し方

・マンガ 敏感すぎて、「毎日がしんどい」を解決する5つのメンタル術

・修行論(再読)




 

 天冥の標シリーズもついに完結しました。この物語を日本語でリアルタイムで読めて本当に幸せでした。ここまで魅力的な各種設定を詰めこんでいるのに、きちんと完結したのは本当に見事。ただ、全体としての風呂敷を広げすぎたが故に、メインストーリーのオチの付け方があっさりしすぎていて、若干の肩透かし感があるのも事実ではあるんだよね。まぁ、作者は続編もほのめかしているので、そのうち出るだろうと思われる次の物語に期待ですかね。

 

 

 イデアをどのように生み出すのか、というのを過去の歴史からひもといて、あらゆる角度から紹介している本。アイデアを出すための42種類の方法が章に分かれて書いてあり、絵や写真が豊富にあるので一見読みやすそうに見えるんだけど、1章1章がとにかく重く、毎日1章読むのがやっと、という感じの非常に骨太な本。

イデアに煮詰まった時には、この本をパラパラめくって様々な解決方法を試してみれば、アイデアが出ないという事はあり得ないよな、と感じたりした。

最後の年表に至るまで、非常にずっしりとした内容の本であり、生半可な覚悟で読み始めると挫折してしまうと思う。ただ、豊かなアイデアを出したいと思う人は飛び込んで損なし。そんな本ですね。

 

 

情報参謀 (講談社現代新書)

情報参謀 (講談社現代新書)

 

 自民党が野党になった際に、どうやったら自民党が政権与党になれるのか、について情報戦略面から支えた人の話。現代においては選挙に勝つのは情報戦だという認識はあったけど、思った以上に情報を活用して選挙戦を戦っていたんだな、というのがよく分かって面白かった。また、このノウハウを逆に使うことが出来れば、政治を変えることができるかもな、と思ったりもした。

ただ、このノウハウが未だに使える面もあるだろうし、今現在においては全く使えないノウハウもある気がするし、この手の話は日々進化しているんだろうな、と思うので、うまく時代に合わせた振る舞いが必要な気がする。自分自身が情報や政治に翻弄されないためにも読んでおくと良い気がした。

 

 

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

 

 人類不変の各種悩みに対して、過去の哲学者たちがどのように答えているか、について書いてある本。哲学書入門としての側面もあるし、単純に今、自分が抱えている悩みに対する回答が書いてあって、読むことで頭や気持ちがすっきりする。

何のために哲学という学問があるのか、が体系的に分かって面白いし、ある哲学者が出した回答が実は後世においてひっくり返されている、という事も分かったりして、哲学という学問の不安定さと奥深さが分かって非常に興味深い本だな、と感じた。 

 

 

自律神経どこでもリセット!  ずぼらヨガ

自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ

 

 日々の生活に疲れ切って、休みの日に転がって体力を回復するだけの生活をしていた著者が、ある日ヨガに通ったら体調が戻ったという体験から、日常生活にヨガを取り入れるためにはどうしたらよいのか、を絵付きで語っている本。

いわゆるヨガ教室にあるような難しい型ではなくて、誰でもずぼらに出来るヨガが紹介されている。私自身も休みの日にぐったりしている事が多かったけど、当該ヨガをいくつか試してみることで、休みの日も昔に比べてすっきりと過ごすことが出来るようになってきた。電子書籍で読んだけど、紙版も購入したくらい気に入りました。

 

 

プロパガンダゲーム (双葉文庫)

プロパガンダゲーム (双葉文庫)

 

 

就職活動の採用試験として、8名の学生を政府(戦争推進)とレジスタンス(戦争反対)に各4名ずつ振り分け、4人のうち1名が相手のスパイ。ネット上の架空国家のベースとし、100名の中立な市民に投票させ、相手に勝てるかを競わせる、という初期設定がとにかく素晴らしい。この設定を考えついただけで100点という感じの小説でした。中身としても、広告業界がもつ光と影が浮き彫りになっているし、政府やマスコミのあり方もどのようになったら良いのか、というのを非常に考えさせられた。

ただ、読後の印象としては若干食い足りないかなーという印象はありました。理由としては、登場人物たちが選ぶ選択肢が読者に提示されていないため、何を選ばなかったのかがわかりにくく葛藤やドラマが生じてない点、各登場人物のキャラ立てが弱く感情移入しにくい点、2時間という時間の割にやっていることが少ない点(もっと色々やれると感じたので)等があるかな、と。

改善点として、文章量を増やして情報ソースの選択肢の例示をしたり、各登場人物が広告業界を目指した動機や過去のエピソード等を掘り下げてみたりすると、物語により深みが出て良かったんじゃないかなと思った。まぁ、総じて面白かったけどね。

 

 

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

 

 繊細さというのは大切な個性であるため、精細さをなくそうとするとその人自身の良さもなくなるため、繊細さをきちんと生かしながら生きていくためにはどうしたらよいか、についてのヒントがたくさん書いてある本。

我慢をやめて本音で生きることを習慣にすると人生が楽しくなるよ、ということが繰り返し書いてある。本当にその通りだな、と思ったり。

 

 

本好きの下剋上ふぁんぶっく3 本好きの下剋上(ふぁんぶっく)

本好きの下剋上ふぁんぶっく3 本好きの下剋上(ふぁんぶっく)

 

 だいたい毎年1冊ペースで発刊している、本好きの下剋上の設定資料集的な本。口絵や表紙のギャラリーから始まり、設定資料集、作者による外伝、漫画家さんによる外伝漫画、Q&Aなどなど。圧巻なのがQ&Aで、読者からの細かい質問に対して、作者が快刀乱麻に回答していく様が本当に見事。作品上には書かれてないけど、作者の頭の中には様々な設定があるんだなぁ、と感心しきり。こういう水面下の設定が濃密にあるからこそ、本編物語が豊かになっているんだな、とそんな事を思ったりした。ふぁんぶっくは定期的に出そうなので、来年も発刊が楽しみです。

 

 

まんがで身につくファイナンス

まんがで身につくファイナンス

 

 まんがで身につく、とは書いてあるものの、文章の量が割と多く、ガッツリとした内容。また、減価償却や、キャッシュフロー計算書、現在価値やNPV、IRR、企業価値評価等の内容が非常にコンパクトにまとまっているため、ファイナンス初心者の方にはお勧めできる内容かな。個人的には会計を仕事にしているため、割と既知の内容が多かった、という印象。

 

 

LOVE理論

LOVE理論

 

 水野敬也(いや、愛也)さんが書いた渾身の恋愛テクニック集。なるほど、これは割と使えると思うテクニックから、いやこれやっちゃダメでしょ、と思っちゃうテクニックまで山盛り。また、文章全体から伝わってくるグルーブ感が半端なく、サクサクとものすごい勢いで読めてしまう。オチまで含めて名著だよな、と思ったりした。個人的に、この勢いすごく好きです。

 

 

いつ、誰が相手でも必ず盛り上がる 銀座の雑談手帳

いつ、誰が相手でも必ず盛り上がる 銀座の雑談手帳

 

 銀座のママさんが、どのようにしたら雑談が盛り上がるのか、を丹念に記載した本。自分が持っているテクニックをきちんと開示してあり、内容もまとまっており、雑談と一言で言ってもいろんなアイデアがあるなぁ、と率直に感じた。

あと、合間に入っている銀座のお土産オススメも、どれも美味しそうで流石だな、と思いました。全部食べてみたい。

 

 

マンガでわかる!  誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方

マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方

 

 相手の気持ちに寄り添って話をすれば、気持ちよく話が出来るよ、とそんなことを繰り返し書いてある本。マンガでロールプレイをして、その解説文章を読むという構成なんだけど、マンガの分量と文章の分量が絶妙で、サクサクと読むことが出来た。会話に悩んでいる人は読んでみると良いと思う。

 

 

マンガ 敏感すぎて、「毎日がしんどい」を解決する5つのメンタル術

マンガ 敏感すぎて、「毎日がしんどい」を解決する5つのメンタル術

 

 ゆうきゆうさん原作のマンガ。HSP(疲れやすい人)がどのように過ごしたら良いのか、をマンガで面白おかしく解決した本。主人公の精神科医の行動がとにかく破天荒で読んでいて非常に楽しい。内容が濃い割にサクサク読めて良い感じ。

 

 

修業論 (光文社新書)

修業論 (光文社新書)

 

 久しぶりに再読。相変わらずに内田節で楽しめた。身体の使い方を理解するためには、あらかじめ説明する手段は無く、愚直に型を繰り返し、ある日突然悟る事で身につく、というのは確かにその通りだな、と思ったりもする。例えば自転車の乗り方は、一応の型はあるものの、自分が体で理解する以外に習得する方法は無く、補助輪付ける、後ろを持ってもらう等の型を繰り返すことで身につくわけで、各種修行で身につく身体感覚というのも同じような事なんだろうなと思ったり。

また、著者が書いてあるとおり、この本は様々な要素が雑多に入っている幕の内弁当のような本だけど、何のために修行をするのか、ということについては一貫しているため、様々な角度で修行について考えることができる本とも言えるかな。

 

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という感じで2月も楽しく本を読めました。

 

2月のゲーム生活的には、ドラゴンクエストビルダーズ2を7割くらいクリアして終わりという感じでした。今のところの印象としては、1の方がコンパクトにまとまっていて、ドラクエという世界観も十二分に生かした良作だったけど、2は良くも悪くも作業感が多い印象。

具体的には、2は都度都度、課題が出てくるので、ゲーム進行に悩まなくて良いけど、その課題にストーリー的な必然がないものも多く、言われたことをやるだけで終わってしまう傾向がある感じ。まぁ、楽しいことは楽しいけど、前作の方がストーリーとゲーム性がマッチしていて個人的には好みでした。全部終わったら詳細な感想は書くかも。

 

ということで、2月の振り返りも終わりですね。3月も面白い本をたくさん読みますよ。