啓発本はお酒と同じである。
啓発本というのはお酒と同じだよな、と良く思う。
素面(しらふ)の状態だと照れて行動できないことが、酩酊するからこそ勢いがついて行動が出来たりする。*1
良い意味で普通ではない精神状態で動くからこそ人生が動く。良くも悪くも。ともあれ動くからこそ人生が輝くわけで。
あと長年経過した啓発本は年代物のウィスキーと同じだと思う。時代の流れを経過しているので、角が取れまろやかになっている。そして時間の経過の蓄積があるので、素晴らしい香りを発する事ができる。
そして何よりも啓発本は飲んでも飲んでも量が減らないという素晴らしさ。読めば読むほど豊潤さを増す。
そして啓発本を読んだ翌日には綺麗さっぱり脳内から消えている事もある。だがそれが良かったりする。一度、自分の体を通すことで確実に何かが変わってるから。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10/30
- メディア: 文庫
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補足
・啓発本は酒と同じ
昔も似たようなエントリ書いてた。ただ、微妙に書くことの角度が変わっているのが面白いな、とか思った。
*1:酔ってないと恥ずかしいけど、酔うと良い意味で勢いが出てキス出来るみたいな。