2017年6月に読んだ本をレビューする
6月に読んだ本は2冊でした。だいたい月10冊平均で読んでいるオイラとしてみると、驚くほどのスローペースですが、それもこれもWeb版の「本好きの下剋上」をひたすら読んでいたのが原因。単行本として何冊分読んだか分からないけど、軽く10冊分以上は読んでいると思われる。一応、物語のラストまで読んだので、ネタバレは極力せずに軽く感想を書いてみたいと思う。
さて6月も終わって、今年はここまで58冊を読んだ計算。割とハイペースですね。残り6ヶ月を1ヶ月で7冊のペースで読むと100冊に到達する感じ。ただ、体調がイマイチなので、下期は読書のペースを落として、厳選した面白い本を中心に読もうかな、とか思ったりもします。
さて、例によって読んで面白かった順に並べてみます。といっても2冊だけど(笑)
・本好きの下剋上11巻
+Web版 本好きの下剋上
・スタンフォード式 最高の睡眠
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません? 第三部「領主の養女IV」
- 作者: 香月美夜
- 出版社/メーカー: TOブックス
- 発売日: 2017/06/10
- メディア: Kindle版
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本好きの下剋上11巻は、第3部の4冊目。Web版を読み終わってから改めて読み直したんだけど、結構リライトされてるな、という印象。巻末に入った追加の物語も、後の展開を考えると良い追加だと思った。あと、Web版を読んでいて挿絵が無いのが非常に物足りず、挿絵が入るのは物語にとって非常に大きいな、と改めて思ったので、単行本は買い続けたいなと思う。9月発売の第3部完結編(5冊目)も楽しみです。あと、ドラマCDも出るみたいなので、こちらも買って見たいなと思う。音が入る事で結構印象も変わるだろうし、ここで御布施をしておくと、そのうちアニメ化されるかも知れないので。
スタンフォード式 最高の睡眠は、びっくりするくらいの新しい知見は無くて、「寝る2時間前に体温を上げた方が良い」という事と「なるべく寝る時間を固定し、就寝後90分の睡眠がとても大切」という事以外に特筆すべき新しい知見がなかった印象。まぁ、この知識を得られただけでもプラスとも言えるけど、個人的には若干の食い足りなさは残るかな。まぁ、睡眠についての新しい知見って、それほど無いんだろうな、とも思う。
さて、「本好きの下剋上」のWeb版を読み終わっての、割とネタバレ抜きでの感想を書いてみます。結論としては「途中で大きな路線変更はあるけど、非常に面白い物語なので読んでみると良いよ!」という感じです。
詳細については、以下の通り。
・本が異様に好きすぎる現代人が異世界(中世程度の文化圏)に転成し、各種のカルチャーギャップがあり、加えて本を求めるが故に各種騒動が起こり続け、数々の登場人物を良くも悪くも巻き込むという話。その過程で主人公の舞台がガラリと入れ替わり続け、いつの間にか数々の本が出来ました、と、ざっくり書くとそんな物語。
・舞台毎に部が分かれており、各部毎にテーマが違うため割と別の物語になっているが、これは作者が意図的に行っていると思われる。
・個人的には序盤のテイスト(現代と中世のカルチャーギャップと、現代文化の浸透)が好きだったため、序盤のテイストのままラストまで行ってくれると嬉しかったが、後半はかなり違う話になっているため、後半も後半で面白いんだけども、読んでいる最中に割と違和感を感じたのも事実。
・あと後半になるにつれて登場人物が飛躍的に増えるため、序盤の登場人物達がどんどんフェードアウトしていき、あの登場人物の行く末がどうなったのか、があまり記載されること無く物語が終わってしまった印象があるのもちょっと残念だった。*1
・ただ、カルチャーギャップ・文化の浸透の話をに加えて、増え続ける登場人物の深掘りを入れてしまうと、いつまで経っても物語が閉じないので、ある意味、後半部において物語をきちんとたたむことを優先して、上記部分をうまく切り捨てたのは英断とも言える。
・また、物語として後半部分が物足りなかったかというとそういうわけでもなく、魅力的な登場人物が増えていくのに加え、舞台がどんどん大きくなり、話全体が別の方向に転んでいく様は非常に興味深く読めた。
・後半部はオイラにとって非常に好物である、「とある職業」をまつわる話、が出てきたのは好印象。
・物語を通じて、主人公が意図せずに行動したことが暴走になり、良い意味で周りを巻き込み、その影響で住みやすい世界に変わっていく、という展開は最後まで変わらずに楽しめた。
・また最初から最後まで「家族愛」がテーマの話であったのも、好感触だったかな。
・物語の着地も「ああ、こういう最後が好ましいよね」という展開で良かったが、主人公が選ばなかった、その他3つの選択肢(別なエンディング)も読んでみたかった。
・また上述のとおり、物語として意図的に書き飛ばされた部分があり、語られていない物語もたくさんあると思われるので、上記の未到着エンディングも含めて、ゲーム化してみると面白いのでは、と勝手に思った。
と、ネタバレ抜きで書くと割とぼんやりした文章になり、何を言ってるのか分からない感じになってしまいましたが、興味がある方はWeb版で無料で読めるので読んでみるのをお勧めします。気にいったら単行本を買ってみると良いと思う。魅力的な表紙・挿絵によって物語の厚みが更に増しているのが良くわかるので。*2
という感じで、久しぶりに物語をガツガツと読んである意味幸せな1ヶ月間でした。人生を楽しく生きるためには良い物語成分が必要だよな、と改めて感じました。
7月はもうちょっと色んな種類の本を読みたいな、と思ってますが、果たしてどうなる事やら。まぁ、いつまでも続巻がでないログ・ホライズンの続きもWeb版で読んでみようかな、とそんなことを考えてます。
2017年5月に読んだ本をレビューする
5月に読んだ本は19冊でした。びっくりするくらいのハイペースなんだけど、本好きの下剋上がとにかく面白すぎて、自由時間はほぼ読書に費やしていた感じでした。あと、後述のとおりdマガジンも契約したんだけど、あまり読めなかったし、Amazonビデオに至っては殆ど見なかった。6月は読書はほどほどにして、映像系のコンテンツをもっと見たいな、と思ったりもしました。
さて、例によって読んで面白かった順に並べてみます。
・みみずくは黄昏に飛びたつ
・本好きの下克上 1-10+ファンブック
・僕らが毎日やっている最強の読み方
・読書の技法
・いつも誰かに振り回される が一瞬で変わる方法
・ゆるんだひとからうまくいく(CDブック)
・ゆるんだひとからうまくいく(再読)
・ウィザードリィの深淵
みみずくは黄昏に飛びたつは、最新長編を書き終わった村上春樹さんに対して、川上未映子さんがインタビューするという形式の本。全4回に渡り場所を変えつつインタビューを繰り返し、川上さんが村上春樹の創作の秘密に迫る、という内容。村上春樹の過去作のネタバレ上等の中身なので、ネタバレが気になる人にはオススメできないけど、過去作を全部読んでいるというディープなファンにとっては、非常に濃厚な文章が読めると思う。とにかく川上さんの切り込み方が本当に鋭くて、また村上春樹もその問いに対して真摯に答えており、非常に読み応えがあった。オイラの脳内に新しい補助線がたくさん引かれた感覚があるので、最新作も含めて過去作に遡って作品を読み直したいな、と強く感じた。村上春樹ファンには諸手を挙げてオススメします。
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません?第一部「兵士の娘I」
- 作者: 香月美夜
- 出版社/メーカー: TOブックス
- 発売日: 2015/02/27
- メディア: Kindle版
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本好きの下剋上は、本が好きすぎる現代人が異世界に飛ばされて、図書館の司書を目指す、という話。本がたくさん普及してない時代設定であるため、紙を作るところから始めるという、非常に壮大なストーリー。ただ、中身は非常にコミカルだし、中世と現代のギャップがこの本の大きなストーリーの推進力となっている。逆テルマエロマエというか。ともあれ、現代ってものすごく恵まれているんだな、ということを改めて感じさせてくれる話でもある。気がついたら既刊である11冊全部読んでいた。やばい。相当この世界設定やら登場人物達が好きになってしまっている自分に気がついた。
という感じで勢いがついてしまい、6月に入ってからもWeb版をひたすら読み進めて、気がついたら物語の最後まで読み終わってしまいました。非常に良い意味で「想像の斜め上を行く」展開で個人的にはものすごく楽しめました。分量が多いので万人にはお勧めしませんが、本が好きな人は読んで損が無い内容かな、と個人的には思いました。お試しでウェブ版(無料)を先に読む手もあるしね。
あと、最後の方は割とたくさんの要素が絡み合いすぎて、若干駆け足気味になってしまっていることや、終わりが若干あっさり味で後日談をきちんと書いて欲しかったな、という気持ちがあるのも事実。ただ、これ全ての展開を丁寧に書いていたら物語が閉じなかったんだろうな、とも感じたので、これはこれで良しかなと思ってる。たぶん、単行本化するときは大幅加筆するだろうし。ということで、単行本の続巻も引き続き購入するし、この世界観はしばらく楽しめるな、と思ってる次第。
僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意
- 作者: 池上彰,佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: 単行本
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僕らが毎日やっている最強の読み方は、佐藤優さんと池上彰さんの対談本。世の中の最前線で情報を集め、大量のアウトプットをしてる2人が、どのように情報を集めているか、が書いてある本。情報は単行本だけでは無くて、インターネットや、新聞、雑誌等、多岐にわたり、明日から取り入れられる簡単なノウハウから、じっくり腰を据えて対応しなくてはならない件まで、幅広く記載してあり非常に参考になった。幾つかのブックマークの登録や、本の購入、またdマガジンへの登録をやってみた。dマガジンは非常にコスパが良いな、という印象。*1
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/07/27
- メディア: 単行本
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読書の技法は、佐藤優さんの読書技術本。読書に特化して書いて有るのだけど、こちらも非常に有用なノウハウが多くてためになった。熟読の方法(同じ本を3回読む)というのは、確かにこういう読書のやり方をすると、自分自身に知識が残るな、と思ったので、早速試してみたいと思った。まずはこの本を熟読(再読)することから、はじめてみたい。
いつも誰かに振り回されるが一瞬で変わる方法は、本屋さんで見つけて衝動買いした本。自分が考えている事が無意識的に相手に伝わる件や、困ったら呪文を唱えると解消出来る等、割とオカルト的な要素が多い本ではあったけど、個人的にこういう境界線スレスレの本は結構好きなので、楽しんで読み進める事が出来た。まぁ、どんな内容(ノウハウ)だとしても、実践して使える内容であるなら、有用であると思うので。
ゆるんだひとからうまくいくは、再読。改めて読み直してみても、なんというかオカルト的な内容でにわかに信用できない内容が多いな、という印象は変わらず。ただ、付属CDは聞くと確かに体中が弛緩する気がするし、眠りも深くなる気がするので、効果はあるという実感はある。ということで、続編である1万円のCD本も、セミナーに行ったと思えば安いと思い、怖いもの見たさで買ってみた(笑)
1万円の付属CDも聞いてみたけど、怪しさは更に増していたが、聞くと確かに体は弛緩するな、とは思った。まぁ、どんな内容であったとしても、(他人に迷惑をかけない範囲で)自分が気持ちよく生きられる様になるのならば、何でも取り入れるのが正解なんだろうなとは思う。
特等添乗員αの難事件Ⅳは、これも長期ペンディングにしていた本をようやく読了。途中までは非常に楽しく読めたけど、オチ(というか落としどころ)があっさり味。まぁ、このシリーズ全般そうだといえばそうなんだけど、犯人の捕まり方とか、人間関係の落としどころとか、あれ?という感じで肩すかしをくらった感覚があるね。折角、物語を丁寧に組み立てていたはずが、うまく落とせなかったという感触があるというか。全体として練り込み不足なのかもな、とも思うし、あまり練り込まれた物語は読者に好まれないから敢えてあっさり味で作ってあるのかもな、とも思った。まぁ、オイラはもうちょっと練り込まれた物語が好きなので、この作者の本はもう読まないかもなーとそんな事を思った。
ウィザードリィの深淵は、ファミコン版Wizardryの30周年を記念して出された同人本。ネット通販で買いました。個人的には5月のベスト1に持ってきても良い内容だったけど、同人誌でもあるしウィズが好きじゃ無い人に取っては何の価値もない本だよな、と思ったのでこの順位。裏一位。
#1の各種パラメーター(STR等)の使い方のあまりの雑さに軽く衝撃を受けた。まぁ、昔はそんなことには全く気がつかず、楽しんでゲームを遊べたのである意味幸せだったよな、とも思った。
ちなみに、オイラはファミコン版を遊んだことが無くて、PC版で遊んだのが最初。1は本当に猿のように遊んで村正等の貴重アイテムは全てゲット。2は途中で放り投げて3.4は遊んでない。ただゲームボーイ版(外伝)は全部遊んだし、5はスーファミ版で楽しく遊んだ。ちなみに6以降はまったく触れてない。
あとは、エルミタージュやらBUSINも好きでしたね。*2版権の問題が複雑に絡み合っていて、過去作の移植やら、呪文名が同じな正統続編は作りづらい環境ではあるとは思うけど、いつの日かファミコン版の移植作品や、正統続編を遊んでみたいな、と思ってる。
という感じで、本当に読書三昧な5月でありました。5月末に毎年ほぼ恒例行事になっている帯状疱疹にかかってしまい、6月初旬にかけてまるで使い物にならない日々を過ごしました。*3まぁ、6月はゲームやらAmazonビデオに注力しようかな、と思ってる。
そういえば、Jリーグ観戦用に入ったDAZNの番組表を眺めていたら、NBAファイナルが見れることに気がつき、数年ぶりにバスケットにはまってる。コンテンツを見るのに追加費用がかからない(限界費用ゼロ)社会は、可処分時間の奪い合いだよな、と思ったりもした。
とりあえず、AmazonビデオとdマガジンとDAZNがあれば、ウチから一歩も出ずに楽しめそう。良い時代になったのか、悪い時代になったのか(笑)
2017年4月に読んだ本をレビューする
4月に読んだ本は10冊でした。プロレス関連の本が多かったし、プ女子百景はイラスト本なのでサクサク読めましたし、台所道具本も写真集みたいな本なので実質は7冊という感じかな。ともあれ、今月読んだ本はだいたい楽しめました。*1
新しく購入した本を中心に読み進めてしまったけど、5月は根雪の様に溜まっている本を中心に読み進めたいな、とそんなことを思っています。新しく買った本の方がサクサク進む問題については、いつか文章化してみたい。
さて、例によって読んで面白かった順に並べてみます。プロレス本3冊は後半に固めてあるけど、個人的には一番上に持ってきても良いと思うくらいの内容でした。
・人生を変える習慣の作り方
・いまさら翼といわれても(古典部)
・嫉妬と自己愛
・和田塾 運を作る授業
・使いやすい台所道具には理由がある
・プ女子百景
・プ女子百景 風林火山
・1000のプロレスレコードを持つ男
・万能鑑定士Qの最終巻
人生を変える習慣の作り方は、人間を4つのタイプに切り分けて、自分がどのタイプに当てはまるかを大枠で考えて習慣を身につけると良いよ、という事が書いてある本。*2この切り口は面白く、自分がどのタイプに属しているのかが分かれば、習慣化はしやすくなるな、と思った。また、どういう際に習慣化がうまくいき、どういう事が起きると習慣が止まるのか、が様々な視点で書かれており、良い習慣を身につけて、良い人生を過ごしたい人は読んで損なしの本だな、と思います。
いまさら翼といわれてもは、米澤穂信さんの古典部シリーズ最新作。短編集ですね。主人公達の内面により深く切り込んでくる内容の短編で、非常に読み応えがあった。シリーズファンは読んで損なし。ただ、過去の話や外堀を埋める的な話が多く、物語のメインストリームがそれほど進んでいない点は若干不満が残るかな、という印象。あと、刊行ペースもちょっと*3遅いな、という印象もある。もう少しペースを上げてもらい、物語の時間の針を進めて欲しいな、とそんなことを思った。
嫉妬と自己愛 - 「負の感情」を制した者だけが生き残れる (中公新書ラクレ)
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/02/08
- メディア: 新書
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嫉妬と自己愛は、「この人、一体、何冊本を書くつもりなんだよ」でおなじみの佐藤優さんの本。*4本屋さんで見つけて面白そうなので購入して読んでみた。世の中を上手く乗り切るためには、嫉妬と自己愛のコントロールが必要で、コントロールをするためには参考になる小説を読んだり、友人を作ったりした方が良いよ、という事が丁寧に書いてある本。色んな事がある世の中を、少しでもうまく生き抜くためには読んで損は無い本だと思った。
天久鷹央の推理カルテは、面白い小説読みたいとかTwitterでつぶやいたらオススメいただいた本。医療×推理もの短編集。早速購入して読んでみたんだけど、医療の専門用語は多い印象はあるけど、どの用語もきちんと丁寧に説明してあるので気にならないし、各話の切れ味は良いのでサクサク読めるし、冒頭で投じられた謎もきちんとオチが付くし、良く出来た作品だな、と思った。ただ、ネタバレになるので上手く書けないけど、各章の物語の構造が似ているのがちょっとだけ気になった。まぁ、これは敢えてやっている可能性もあるので、続巻でこの構造を裏切るような展開があると良いな、とちょっと思った。
和田塾 運をつくる授業 ~あなたもぜったい「運のいい人」になれる方法がわかった!
- 作者: 和田裕美
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2017/03/01
- メディア: 単行本
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和田塾 運を作る授業は、久しぶりに読んだ和田裕美さんの本。どうやったら運を引き寄せるのか、が懇切丁寧に書いてある本。内容としては非常にうなずける内容も多く、抽象的な(見えにくい)運の話を、わかりやすく書いてあるな、という印象を受けた。文章量も少ないし、サクサク読めるので何度も繰り返して読みたいな、とそんなことを感じた。和田さんの文章は丁寧に書いてあるし、昔から非常に好きですね。
ちなみにオイラ的には運の本は結構好きで昔から事ある毎に読んでいるんだけど、どの本読んでも若干の既視感はあるよな、と思ったりもする。例えば、今自分がいるステージがあるとして、運を掴む行為を続けるとステージを上がることが出来る等。各本に書いてある具体的なノウハウを、自分用メモとして「抽象度を上げたまとめ」を作ってみると面白いし、自分の運気も上がるので一石二鳥かも、とかちょっと思った。まぁ、昔読んだ本は結構処分しちゃったので、いざやろうとすると何冊か買い戻すしかないんだけどね。
使いやすい台所道具には理由がある: 数多くの道具を試してきたプロがすすめる逸品!
- 作者: 野口英世
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2016/06/07
- メディア: 単行本
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使いやすい台所道具には理由がある、はラジオで聞いて面白そうだったので購入した本。台所道具の写真集。道具フェチにはたまらない台所道具が並んでいて、個人的に欲しいと思った道具がたくさんあった。どれも高そうだけどね(笑) あとは、現在は発売してないけど個人的に好きだから載せた、という器具が幾つかあって、「ああ、この人、本当に道具を愛している人なんだな」というのがよく分かって好感が持てた。こういう写真集を見てると幸せになれるよね。
プ女子百景と、プ女子百景 風林火山の2冊は、プロレスの技1つを(原則として)イラスト1ページで紹介するスタイルの本なんだけど、技を掛け合うのが女子であるというのが一風変わっていて面白い。このところAmazonビデオで毎週見ている「有田と週刊プロレスと」を見ていて、オープニングで出てくる絵が良いなと思っていたら、本になっているのを知って読んだのがきっかけ。定番の技からマニアックな技まで、よくもまぁ、ここまで集めて描いたな、というのが正直な感想。1つの偉業であると思います。絵も素晴らしいんだけど、ページ下に書いて有る技紹介コメントや、技のグラフに小ネタが満載でプロレスファンなら楽しめること必至です。
1000のプロレスレコードを持つ男 清野茂樹のプロレス音楽館 (立東舎)
- 作者: 清野茂樹
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2017/03/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1000のプロレスレコードを持つ男は、プロレステーマ曲収集家の清野さんの書いたプロレスレコードに関する本。今では当たり前の様に会場でかかっている選手のテーマソングは、誰がどのような思惑で考え実現してきたのか、というのを複数人のインタビューから浮き彫りにしていくという構成の本。非常に読み応えがあるし、当初はテープの切り貼りでテーマ曲を作って居たという事実にも時代を感じたりもした。あと未だにどの曲か判明してないテーマソングがあるという事実に軽く驚愕したりもする。過去にプロレステーマソングCDを買って「あれ?会場でかかっているのと違うんだけど?」という思いをしたことがある人は、是非読んでみるのをオススメします。オイラには過去に会場版と違うCDを買った事があったので、この本の内容に非常に共感できたし、楽しめました。
万能鑑定士Qの最終巻は、長らく放置していたけどようやく読了。長いシリーズの終わりなんだけど、なんかいつもの話で終了という感じ。なんか、ダラダラ続いてマンネリ化してしまったアメリカドラマのようなラストとも言える展開でした。わりと好きな作品群だっただけに、練り込まれ不足の最終着地にちょっとガッカリしたのも事実。あと、どうやら他のシリーズとのコラボ作品が、この作品の前の話になっているらしく、その作品を読んでいないので、ストーリー展開がなんとなく片手落ちな感じで終わってしまった感覚も有り。なんか、折角育てたシリーズ作品を、他のシリーズを売るための手段にしてしまうのは、個人的にはあまり好ましく感じなかったなぁ。*5
という感じで、4月はイラスト本や写真集は多かったけど、たくさんの本を楽しく読む事ができました。ただ最近、Amazonビデオの充実度合いが半端なくて、映像見るために、ものすごく時間を費やしてしまっているのも事実。あとは、相も変わらずコツコツ遊んでいる地球防衛軍4.1が地味に楽しくて時間を吸い取られてます。この夏に地球防衛軍5も出ちゃうと、ますます時間がなくなっちゃうな、とそんなことを考える今日この頃であります。
まぁ、やることがたくさんあると言うことは幸せだ、という事だけどね。
2017年3月に読んだ本をレビューする
3月に読んだ本は9冊でした。今月は村上春樹の最新作を2冊読めたのと、天冥の標シリーズを最新刊まで読み終えたのが大きな収穫でした。ともあれ、読んだ本もどれも楽しめました。幸せでした。*1
あと、最近、読書は捗っているけど、買う本も多く結果として積ん読になっている本が多いのも事実。実用書を購入する割合が増えているのが原因な気がしてきたので、もう少し小説を買う量を増やしたいな、とそんなことを思った3月でした。
・天冥の標 9-1
・天冥の標 9-2
・騎士団長殺し 第一部
・騎士団長殺し 第二部
・コンテンツの秘密
・村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事
・夢の叶え方を知っていますか?
・書く力
天冥の標? PART1 ヒトであるヒトとないヒトと (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/12/24
- メディア: Kindle版
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3月で一番面白かったのは、なんといっても天冥の標の第9部(2冊)ですね。小川一水さんが書いているSFシリーズで、とある惑星が舞台であった第1部から、第2部は急に過去に遡ったり、舞台がゴロゴロ変わって、部毎に作品の様相がまったく変わる奇想天外なSFシリーズ。第10部で完結予定となっており、第9部はメインストーリーに戻ってきてからの話で、過去の伏線を回収しつつ物語全体の風呂敷が閉じ始めてきた。今までの伏線が綺麗にたたまれる展開は個人的に非常に楽しめた。ただ、物語の一番大きな流れである、とある2大勢力の闘いについては、第9部で目立った動きがあまり無かったので、第10部でも決着が付かないのでは無いのか、とそんな予感もした。
ただ、第9部の展開を読んでいると、他の勢力の争いをまとめるだけでも一苦労だと思うので、全部にオチが付かないとしても良いとは個人的に思ってる。第9部の作者後書きに示唆されている様に、外伝やらスピンオフ別シリーズ化してくれても良いしね。ともあれ、第10部は2018年刊行予定とのことですが今から非常に楽しみです。生きる理由がまた増えた。
騎士団長殺しは、言わずと知れた村上春樹の久しぶりの長編。早速読了しましたが、「読んだことが無い村上春樹の長編が読める」という幸せを十二分に噛みしめることが出来て、非常に満足でした。ただ、過去の作品の集大成いう感じも有り、物語の構造や登場人物のタイプについては、過去作品と重なる部分も多かったので、それをマンネリと感じる人もいるかな、と思ったりもした。
個人的には、本作の主人公である画家に、作家である村上春樹自体を投影している意欲的な(というか非常に攻めている)作品であるな、と感じたし、作品内に父性を感じさせるキャラがいたりして、過去作とはがらりと違う印象を受けたのも事実。ともあれ、多分あるであろうと思われる第三部にも期待したい。
コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書)
- 作者: 川上量生
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/04/10
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コンテンツの秘密は、川上量生さんがジブリに常駐して「コンテンツとは何か」を考え、その答えについて抽象度を高めてまとめた本。個人的には、ここ数年読んだ実用書の中で一番面白かった。何をコンテンツと呼ぶのか、という定義から、コンテンツが収束する先を見据えたり、コンテンツクリエイターが何を目指していて、何に苦しんでいるのか、が非常によく分かった。コンテンツを見る目が大きく変わった1冊になりました。なんでこの本が大きな評判になってないのか、がよく分からないというのが正直な気持ち。川上さんの他の本も読んでみたいな、と強く感じた。個人的にこの方の書いた文章に非常に共感できるので。
村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事は、村上春樹が翻訳した作品について語る本で、村上春樹翻訳の本は数冊しか読んだことが無くて、こんなにたくさん翻訳していたんだ、と改めてびっくりした。もっと村上春樹翻訳の本を読んでみたいな、と思った。
夢の叶え方を知っていますか?は、森博嗣さんの本。良くも悪くもいつもの森節炸裂で、個人的には非常に楽しめた。あと、自分がやりたいことをするために生きているわけで、その事を実現するためには、きちんと毎日考えて生きなきゃいけないよな、と改めて感じたりもした。
書く力は、相対的には順位低めだけど、普通の月であれば上位に来ても良い内容。人の読ませる文章は、こうやって書けば良い、というアイデアが満載で非常に興味深い内容でした。文章を書く仕事に就いている人であれば、読んで損が無い内容だと思う。
忍者増田のレトロゲーム忍法帖は、知る人ぞ知る忍者増田さんの初の著書。個人的にはものすごく昔から存じ上げているので、ファンなら購入必須でしょ、と思い購入。昔を懐かしむという意味でも楽しめたけど、Wizardryについては、もうちょっと踏み込んだ内容を読みたかったな、というのが正直な気持ち。*2ともあれ、ファンなら買って良いと思います。はい。
という感じで、3月は割と全ての本を楽しく読めました。4月は新しい小説シリーズを読んだり、ずっと積んでいた本(古くからの宿題)を終わらせたいな、とそんなことを考えています。
あと、最近Amazonビデオに大量に時間を持って行かれているので、ゲームも読書があまり捗ってなかったりもする。映像も良いんだけど、文章もきちんと読んでいきたいし、ゲームもきちんと遊びたいな、と改めて思う。まぁ、全てにきちんと向き合うと、会社辞めるしかなくなるんだけど(笑)
にいがた酒の陣に行ってきたよ
知っておくと良いこと
会場内における留意点
個人的な反省点
その他感想
2017年2月に読んだ本をレビューする
2月に読んだ本は10冊でした。新書を入れたり、マンガで読むシリーズを入れたので冊数は増えているけど、読書量的には8冊程度かな、という感じ。長らく読む手が止まっていた天冥の標シリーズ(SF)を再開できたのが2月の収穫かな、と思う。3月は村上春樹の新刊を買ってしまったので、冊数は若干減りそうな気がします。
さて、読んだ本を例によって面白い順に並べています。川上量生さんの本(ゲーマーはもっと経営者を目指すべき)が図抜けて面白かった。ただ、後述の通り個人的な補正がだいぶあるけど、ゲーム好きな人で管理や経営に興味がある方は、読んでみるのを強くオススメします。
・ゲーマーはもっと経営者を目指すべき
・天冥の標 7
・天冥の標 8-1
・天冥の標 8-2
・悩みどころと逃げどころ
・フィンテック入門
・最高の休息法 (再読)
・完全独習 統計学入門
・マンガ 伝え方が9割
・マンガ 一流の雑談力
ゲーマーはもっと経営者を目指すべき、は川上量生さんと著名人(主にゲーム業界の方)との対談本。Webで連載していたものの書籍化。インタビュアーさんもゲーマーの方なので、安心して読み進められる。
川上さんが語る話は深く多岐にわたり大変面白い。もう明日から経営に使える知識の宝庫という感じ。ただ、その話の展開にインタビューアーさんがついて行ってない箇所も一部あり、若干食い足りない部分もあるのも事実。ただ、川上さんの発想力は半端ないので、ついて行ける人って、そんなにいないんだろうな、とも思う。あのインタビュアーさんだからこそ、ここまでの内容に構築できたという印象もある。
ともあれ、オイラも川上さんやインタビュアーさんと同様にアナログなウォーゲームを遊んだ経験があるので、アナログウォーゲームの話に猛烈に共感したのが、この本を面白く感じた一番の理由とも言える。ただ、ゲーマーかつ社会人の方なら参考になる話がゴロゴロしているので読んで損なしの内容だと思います。オイラは川上さんの本ははじめて読んだけど、他の本も読んでみたい。
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/09/30
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 108回
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天冥の標の3冊は小川一水さんのSFシリーズ。第7部が非常に読み進めるのがつらいストーリー展開だったため、長らくペンディングだったんだけど、ようやく再開できました。7部を過ぎれば8部の2冊は超絶に面白い展開になっていて非常に満足感が強かった。物語は10部で終わり、との事だけど、上手い具合に物語が収束に向かっているため、このまま上手く第9部、第10部と進んで欲しいな、と思う。
天冥の標シリーズは途中に何冊か読みづらい巻があるので諸手を挙げてオススメは出来ないけど、面白いSF(今まで読んだこと無い様なSF)を読んでみたい人は、一読の価値があると思うし、もっと話題になっても良いシリーズだよな、とも感じる。個人的には諸手を挙げてオススメしたい。
悩みどころと逃げどころは、ちきりんさんとプロゲーマーのウメハラさんの対談本。様々な問題についてまったく考え方が違う二人が、対話を続ける中で人生の課題に対して意見をまとめていく、みたいな構成の本で個人的にはすごく楽しめた。この対談を通じてお二人自身の人間の幅が広がっていくのを読み取れるのも面白い。そして読者もこの本を読むことで考え方の深みが増す、という構造になっており、筆者良し、読者良しの本だな、という印象。この本も個人的にはオススメ。
残りの本はサクサクと紹介。フィンテック入門は、フィンテックとは何かが体系的に掴めて効率が良い本だけど、広く浅くという感じで個人的にはちょっと食い足りない印象。最高の休息法は再読だけど、改めて良い本だなと思った。また読みたい。完全独習 統計学入門は、統計学を学び直したいと思って読んだけど、必要な内容を平易な文章で書いてあり、例題も適切で非常に良本。マンガシリーズ2冊はどちらもサクサク読めるし、内容もポイントを押さえているのでオススメ。伝え方が9割の方が面白かったかな。
という感じで2月もたくさん本が読めました。3月も面白い本をたくさん読みたいな、と思ってます。ちなみに騎士団長殺しは分厚かったけど2冊とも読了済で、天冥の標も最新刊まで読み終わりました。どちらも面白かった。面白い本を読めることで人生は本当に豊かになるな、と改めて思ったり。
2017年1月に読んだ本をレビューする
1月に読んだ本は8冊でした。ゲームは一段落したけど、体調不良気味なので思ったよりは本を読めず。あと積ん読になっている本がどれも重ための本なので、もうちょっと軽めの新書とか小説とか読んだ方が(数量的には)良いんだろうな、と思ってます。まぁ、重ためな本も読むと面白いので、適度な冊数、読みたいんですけどね。
さて、例によって面白い順に並べていますが、最後の一冊以外は非常に面白かったので、興味がある人は割とどれを読んで損なしのラインナップですね。
・炎路を行くもの
・太公望(中)
・太公望(下)
・マニャーナの法則(完全版)
・部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書
・仕事の手帳
・戦略は「1杯のコーヒー」から学べ
・敏感すぎる自分を好きになる本
炎路を行くもの、は守り人シリーズの外伝集。本編に負けずとも劣らないストーリーを展開してきていて、ほんと作者(上橋さん)の技量には驚くばかり。これだけ魅力有る外伝を読んでしまうと、また本編を無性に読み直したくなる。現在、NHKで放送中のドラマも非常に魅力有る内容になっているので、本編を再読しちゃおうかな、と軽く考え中。ヒュウゴという人物にこんな過去があったのか、という事が読めただけでも本当に幸せでした。
太公望(中)と太公望(下)は宮城谷昌光さんの歴史小説。話の展開的には超面白かった。読んでる最中は無類に面白く、最後があっさり味で終わる、いつもの宮城谷小説で良くも悪くも楽しめました。ただ、登場人物が多すぎて、オイラの脳味噌が全ての人物を把握出来なかった。話は本当に良く出来ているだけに、漢字一文字かつ読み方独特な登場人物をこんなに多く配置する必要ってあったのかな、と疑問を呈したくなったりもした。各登場人物の掘り下げも浅い印象もあり、もう少し人物の数を絞れば密度のある小説になったのにな、とちょっと思った。
マニャーナの法則(完全版)は、過去に読んだ「マニャーナの法則」という本が面白かったので、再読も兼ねて購入してみた。マニャーナの法則自体は「今日処理するだけの仕事リスト(クローズドリスト)を作る」「リストに載った仕事だけやる」「新しく割り込んできた仕事は明日以降処理」という形で特に変わってないけど、応用編的なテクニックが載っているので、マニャーナの法則を深く活用したい人であれば完全版を買うのをオススメ。ただ、旧作だけでも十二分に仕事に役に立つ内容です。
部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (ノンフィクション単行本)
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: 単行本
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部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書は、電子書籍で購入。サクサク読み終えたけど、示唆に富んだ内容が多いし、明日から使えるアイデアに溢れていた良本。部下の仕事は100%の完成度を求めない、という事が書いてあり、確かにその通りだな、と思った。高い完成度を求めすぎるとお互い不幸になるからね。折に触れて読み直してみたいな、と思った本。こういう本は電子書籍で買うのが正解な気がする。
仕事の手帳は、最相さんの仕事に関する本。この方の本を読むのはこれがはじめてだけど、オイラと似たような感性を勝手に感じたため、非常に楽しく読めた。この方のノンフィクション(絶対音感や星新一)や過去エッセイも面白そうなので、未読の山が減ったタイミングで買ってみたいな、と思った。
戦略は「1杯のコーヒー」から学べ、は各種マーケティング戦略を小説仕立てで学べるみたいな本。コーヒーチェーンが舞台で様々な問題が発生するも、主人公達がマーケティングの手法を用いて乗り越えていく、みたいな話。ザックリと読めるし、コーヒー業界が行ってきた過去の様々な戦略を把握出来、かつその手法は他の業種へも充分に応用可能なので、マーケティングの事が知りたい人は読んでみるのをオススメします。
敏感すぎる自分を好きになる本は、物音に非常に敏感なオイラが、人生を快適に過ごす方法が書いて有るかな、と思って読んでみた。ストレスを溜めやすい性格な人は有る一定の割合で存在するし、そういう人は「自分はそういう人なんだ」という自覚を持って、対策を持ちつつ生きていけば良い、と言う事が書いてある。ただ全般的に内容は薄い本だったので、気になる人は本屋さんで眺めてみてから購入を考えてみた方が良いと思います。
気がついたら2月も終了ですね。2月は今の所10冊読了。新書を混ぜたり、マンガで分かるシリーズを読んだので冊数が増えてますね。近日中に読んだ感想はアップします。何にせよ3月も色んな本を楽しみながら読みたいですね。