レトロゲームの煩悩 その2 スナッチャー
「欺瞞に満ちた世界だからこそ、人は人を信頼するんだろ?」
オイラが勝手にレトロゲームについて語るレトロゲームの煩悩シリーズ。第二回目はスナッチャーについて語りたい。PC88のゲームと言えばスナッチャーを真っ先に上げたいし、オイラと小島秀夫監督と最初の邂逅した作品でもあるので。
小島秀夫監督というと、メタルギアソリッドが代表作になっているけれども、オイラにとってはスナッチャーなんだよなー。
英語サイトだけど、情報量が半端無い。
Snatcher Game Gallery
さて、スナッチャーというと他機種にわたって移植が行われている。個人的にはPC88版とPCE版が印象深いので、両方をまとめて語りたい。PC88版はACT2で終わってしまい、続編を熱望していたんですが発売されず。ACT3が追加されたPCエンジンDUOをハード毎買ったのが印象深い。ハードを買わせるくらいの魅力のあるソフトって良いよね。*1
スナッチャーっていうゲームはなんだろうな?ということをつらつらと考えていたけれど、語りたいことが山ほど出てきてしまったので、前回同様箇条書きで書いてみたい。
スナッチャーの思い出
・プレイヤーを引き込む独特のオープニング
・世界が死滅する大惨事
・謎のバイオロイド「スナッチャー」
・猥雑としたネオコウベシティー
・主人公の記憶喪失から始まり、謎が謎を呼ぶ展開
・主人公の相棒メタルギア*2
・プライバシー保護のスキャニング令状*3
・音量を上げろ!
・家を探せ!
・突然挿入されるアクションゲームによる緊張感*4
・オウリン病院
・ランダム!
・ナポレオンは冬に弱い
・最後の花火
・ハリー!
PC88版の特徴
<オープニング>
・主人公の名前が変更できる
・音声無し
・メタルギアmkII(SR以降)
・キーボードを使ったトリック「家を探せ!」
・ディスクの入れ替えの多さ
これにより、ゲームの終わりが分からないのが効果的。
・俺たちの戦いはこれからだ!的なエンディング
だが、これはこれで良い。
PCE版の特徴
・ボイスの追加
声が入るとココまで変わるのか!と驚愕した。
・CD−ROMantic
・ACT3の追加。しかしゲーム性は低い
・スノースギ要素の追加
余談
そういえばサターン版も遊んだのも思い出した。小島秀夫監督作品では無いらしいけど、非常に劣化移植だったイメージがあるなぁ。話は面白いので楽しめたけど、グラフィックとかなんであんな感じになったんだろうか?と非常にがっかりしたのを憶えている。