無法バブルマネー 終わりの始まり

無法バブルマネー終わりの始まり──「金融大転換」時代を生き抜く実践経済学

先日読了。
松藤民輔さんの本。

超簡単に要約すると、
・原材料バブルは崩壊する（金以外）
・ロシアは原材料バブル。
・中国はサブプライムで流される。
・原材料でもあり、
　古今東西珍重された「金」の時代が来る！
という感じ。

あと、本の前半部分は、
サブプライムローンとは何か？
というのに割かれているので、
サブプライム問題を知りたい人にお勧め。

この人はブログがまた面白い。
「松藤民輔の部屋」

最近のトピックスを要約すると、
・ＦＲＢが金利を下げると、ＮＹ株式市場が下落する
　※インフレ懸念が加速するので。
・ＮＹ株式市場の流通量（ボラリティ）が下落ぎみなので、株価も下落する
　※売買が減るということは、魅力が減っているという事。
・５５日で２０％下落すると、弱気市場（ベア）になる
　※ＮＹ株式の９大指数のうち７つが２２％下落している。
・バルチック指数（海運運賃）は景気に先行している。
　※現在、バルチック指数が最高値から４３％下落している。
・株価が下落すると、金が上昇する
などなど。

松藤民輔さんは、今、金鉱山のオーナーらしい。
金が上がることに人生を賭けている感じですね。

信じるか？信じないかは、人次第です。
全てを丸呑みするつもりは無いですけど、
予想として当たる部分があるのでは？と思ったりもします。
今後の株式動向に注視したいです。

また近日中に東京株式市場に金のＥＴＦ（※）が出るらしいので、
毎月買っている中国投信から、
金のＥＴＦにシフトしようかな〜とも思ったりした。
※証券取引所で取引できる投資信託

今、金相場は高いので、
この人の予想が当たるか？は神のみぞ知るですが、
投資先としては面白いなって思うので。