評価主義について
仕事を効率的に進め、人一倍働くが故に、
仕事を沢山背負わされて、精神的につぶれてしまった私ですが、
どうしたら精神的に気持ちよく働ける職場を見つけるか?
といろいろと考え、
「仕事をきちんと評価できる会社で働きたい」という、
所に、ひとまず落ち着いた。
ただ、人の給与を決めるファクタとして、
「本人の生産性」がトップに来るのではなく、
給与水準は、
・その国の一人当たりの生産性
・その仕事の需要と供給のバランス
が先に来て、
最後に、本人の生産性が来るって話を、
いろんなブログで読んだ。
一人当たりの生産性を上げるためには、
1.人が欲しがるモノで、
2.しかもまだあまり供給されていないものを、
3.低コストで提供する
ということなんだろうね。(分裂勘違い君劇場より)
上記3つが出来る能力を身につけていくのが大事かなぁ、
と漠然と感じる。
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また、全然余談ながら、
人間に人間の正当な評価なんて出来ないのではないか?
と言う気もしてきた。
というか、ある特定の「ものさし」を作ることはできる。
で、「ものさし」を基準にして評価をし、給与を決めるとする。
その特定の「ものさし」に叶った仕事はすると思うけど、
「ものさし」に引っかからない仕事はしなくなるのではないか。
で、大事な仕事は「ものさし」外に有ることが多いので、
「ものさし」主義の会社は生産性は落ちる。
結果、「ものさし」を使うのを実質的に止めてしまう。
と、こんな悪循環。
ただ、「ものさし」がないと、
やった人とやらない人が同じ給与になるので、
不公平感を助長しかねないんだよね。旧ソ連の様に。
とはいえ、全ての仕事を網羅し、
効果的にはかる「ものさし」は無いと思う。
※「ものさし」ばかりに労力をかけてしまうと、
管理部門のコストが増大してしまい、会社自体が脆弱になっちゃう。
効果的な「ものさし」を探すってのも有りだとは思うけど、
それ以外に企業理念みたいなものが必要で、
基本的には企業理念を軸に働いてね?みたいな会社の方が、
住みやすい気がしてきた。*1
ビジョナリーカンパニーではないが、
理念を持つ会社が成長するって事例もあるわけだしね。
やっぱ、理念を持った会社を探すのが良さそうな気がする。
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*1:企業理念に徹した度合いを「ものさし」にすると理想かも。