芋焼酎で漬けた梅酒
浜松町の居酒屋「ひじり亭」で飲んで美味しかった芋焼酎の自家製梅酒。本当に美味しくて自宅でも試したいと思って作ってみたら、これが本当に美味しい。作り方をシェアしたいなと思います。まー要するに普通の梅酒を芋焼酎で作る、だけなんですけどね。
レシピ
・梅1kg
・芋焼酎1.8リットル(一升)
・氷砂糖600g
氷砂糖は700gくらい入れると浸透圧の関係で梅から早くエキスが出てきて、早く飲めるようになるので良い感じだけども、個人的には、ちょっと甘すぎるかなーという印象。500gでもエキスは十分に出るけど、飲めるようになるには時間がかかる。なので600gが今のところのベストだと思ってる。砂糖の量は作りながら毎年微調整して、自分の好きな量にすれば良いと思う。
作り方
・梅酒用の瓶とフタは熱湯消毒した後、空干ししておく。
・梅を軽く洗って水に浸す(3−5時間)
・梅を布巾で拭き、ヘタを楊子で取る
※水切り重要なので、水分はきちんと取る
・痛んだ梅は取り除く
・梅は軽く陰干しして水分を抜く。
・瓶に梅と氷砂糖を投入する
梅+氷砂糖+梅+氷砂糖+梅+氷砂糖というサンドイッチを作る
・最後に芋焼酎を入れる
・フタをして冷暗所で保管する
手入れ方法
・徐々に氷砂糖が溶けてくるので、一週間おきくらいに瓶を振って均一化しておく
・1ヶ月くらいで味見して経過を見る。砂糖が足りなければ足しても良い。
・1〜2月くらいで飲める。
飲み方
基本的に長期熟成を楽しむのではなくて芋焼酎が徐々に梅の味に染まっていく過程を楽しむ感じで。芋焼酎の香りと梅の香りがバッティングするのを楽しんでください。最初は芋焼酎の香りが強いけど、徐々に梅の香りが強くなり、最後の方が芋がほのかに薫るのを楽しむ、みたいな。大体3〜6ヶ月位で飲みきる感じで。
芋焼酎について
ブランドは何でも良いけれども、美味しい芋焼酎で漬けた方が美味しい(当たり前)
あと度数は35度以上の芋焼酎を使った方が良いですね。
個人的に漬けて美味しかったのは
・六代目百合(35度)
・三岳
・さつま寿
でした。
どれも梅酒にした、というと怒られそうな銘柄ですけどね。
参考
ひじり亭(食べログ)
ひじり亭は小さいけれども、大変好きな居酒屋なので浜松町・大門近辺にお勤めの方は行って損無し。日本酒と焼酎のラインナップが本当に凄いし、え?こんなに注いでくれるの?という位の量を出してくれる。チェイサーで出てくる水も日本酒の仕込み水とか出してくれるので凄く美味しいし、料理もすごぶる美味しい。店が小さいのと土日営業してないのが玉に瑕。
追記(2013年3月11日)
上記方法で梅酒を作ると非常に美味しいのですが、数ヶ月で飲みきってしまうため、梅からエキスが全部出切る前に飲み終わることになる。それが軽い悩みだったんですが、先日「ひじり亭」に行ってご主人にその話をしたところ、「数ヶ月で一回分は飲みきり、その後、もう一回漬け直す。」という事を教えてもらい目から鱗でした。今年は焼酎を二本買っておいて初回用と長期熟成用を作ろうと思った次第です。