（１２日目）：ゆっくりと変化したほうが良い事もある。

ある一瞬の出来事で自分が変わる事もあるけれども、時間をかけてゆっくりと変化させた方が良いこともある。先日書いた現状維持メカニズムの話もあるので、人はそう簡単には変わらないと思った方が良いと感じる。

情報化社会な昨今、色んなノウハウが沢山ネット上に溢れている。これだけ情報があると、昔に比べて問題は短い時間で解決する！と思いがちなんだけど、時間をかけないと解決しない事は正直ある。人の意識や組織の流れなんてそう簡単には変わらないわけだし。

逆に言うと、時間さえかければ解決できる、とも言えるんだよね。料理でも同じで、強火が良い場面もあれば、とろ火が良い場面もあるわけで。何にしても変化には熱量が必要なのは間違いない。ゆっくりコトコトと煮込むのを楽しむのも良いじゃないのと思う。

また変えようとしない理由はいくらでも見つかる訳で、逆に言うと、変える方法もいくらでも見つかる訳で。変化を起こせるのは自分の考え方次第なんだろうな、と思う。それこそどんな絶望的な状況下であろうとも変えられると思う。逆に絶望的な状況は「自分を変えろ！」という強烈なサインだと思ってる。

変えるのは「自分が幸せに生きるため」。それ以外の目的は無いし、自分が幸せに生きるためには、周りの人間も幸せにならなくてはいけないのは、言うまでも無い事。自分の出来る範囲で、他人も幸せにしていければ、良いななんて思う。

ただ、焦っても何も変わらないわけで、ゆっくりとゆっくりと変えていければ良いと思う。時間を味方につけてね。