ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

この本がスゴい2008

今年も本当に良い本達に巡り会えました。
数々の良い本を紹介してくれた人たちに、心より感謝をします。



自分が2008年に面白い!
と思った本を5冊厳選して紹介します。


水滸伝

水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)

水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)

圧倒的1位!
この物語に出会えて良かった、と心底思えた。
全19巻というボリュームなのに、再読までしてしまう始末。
読む度に心が震え、そして泣ける。


元々散文的なストーリーである水滸伝を丹念に分解し、
塩の道、志、替天行道という大きな柱を付け、
再構築された物語は、本当に圧巻。


原作が持つ明るさ、軽さを捨て、
徹底的に人々の熱さを語り続ける北方謙三の豪腕には、
ほんと頭が下がる。


この物語を読まずして、死ぬな!と言いたい。


紹介してくれた兄貴に感謝。

チームバチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

次はチームバチスタの栄光
映画化、ドラマ化されましたね。


上下巻なんだけど、上巻を読んだ後に、
止まらなくなり下巻まで一気読みしたのは久しぶり。
上巻を読み始めるのは休み前をオススメします。


とにかく、上巻から下巻へのストーリーの転換は本当に見事。
上巻は、人間関係の上辺。下巻は人間の本心。


ミステリーとしても一級品なんだけど、
とにかく人間の本心を掘り起こす、探偵役の強引さが見事。


最後の余韻がまた良いんだよね〜
文庫まで待ったけど、ハードカバーで読んでも損なし。


これは、読むきっかけを与えてくれた、
元祖スゴ本のdainさんに感謝。

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)


こちらも映像化された作品。
読み終わった瞬間、とにかく放心した。
こんなに切ない動機があるのか、と。


まさに献身...東野圭吾は、恐ろしい作家だ。
これも小説の持つ潜在能力を改めて思い知らされた作品。


トリックと動機が恐ろしく高いレベルで融合している。


こちらは、ハードカバー時に、
本格推理か否か?でもめた作品でもあり、
文庫化したら読もうと決めていた作品。
当時激論を交わした本格推理関係者に感謝ですね。

水源

水源―The Fountainhead

水源―The Fountainhead


先日、当ブログに翻訳者の方にコメントを頂戴して、
この本のすごさを思い出した。
値段と厚さに圧倒されるが、買って読む価値ありです。


間違いなく人生観が変わります。
この本を読んだおかげで、良い意味でわがままになれた。


自分の心のままに生きるハワード・ローク。
あそこまで孤高には生きられないけど、
自分の中に孤高さを持って生きたい、
とそんな事を強く思った。



翻訳者藤森かよこさんと、
読むきっかけになった書評を書いてくださったさとなおさんに感謝ですね。


引き寄せの法則

引き寄せの法則 エイブラハムとの対話

引き寄せの法則 エイブラハムとの対話

最後は小説ではなく啓発本。
啓発本マニアとしては、1冊は挙げておきたい。


引き寄せの法則」の類書は沢山読んだけど、
コレが一番だな。やっぱり。


自分の人生におきることは、自分が考えたこと。
自分が考えた事は、すべて引き寄せられる。
と、そんな事を書いた本。


「原因と結果の法則」で書いてある抽象的な話を、
具体的に落とし込んだ本とも言えると思う。


自分の心を変えた瞬間に人生が変わります。


ああ、引き寄せの法則は、誰に感謝かなぁ。
シークレットを薦めてくれた岡崎よしあきさんかな。

感想

今日のところ124冊読んだ計算。
とにかく今年も良い本に沢山会えました。


来年も良い本に沢山会えますように!!



あと号泣したという点では、
「楊家将」は外せなかったんだけど、
さすがに水滸伝と一緒に紹介するには濃すぎるので、
泣く泣く割愛させていただきます。
(そのうち、感想を書きたいな、とは思ってます。)