ブックオフ社長3 上場の罠
毎週水曜日恒例のブックオフ社長インタビュー。
今週のタイトルは、「七転八倒で上場、待っていた罠」
ブックオフ上場にまつわる話。
上場までの道のりや、現社長の力強い発言が読めて、
今週も面白かったです。
個人的に印象深かった所を抜粋します。
それに私たちの会社では、人事評価も「数字至上主義」ではありません。
「3期連続して売り上げトップだった店長が表彰される」
といった人事評価は絶対に行いません。
ブックオフの評価は、「人をどれだけ育てたか」。
(中略)
東証の役員の方が入室し、私たちの前に座りました。
「上場の目的は何ですか」と坂本に聞きました。
「従業員を大きく育てるためです。株主のため、
お客様のためだけではない。
まず従業員を大切にして、育てることで会社は育つんです」
ブックオフは「従業員を育てる」という価値観がある。
評価軸がきちんと決まっている企業って、
やっぱ強いんだよなぁ...と思った。
売上主義、顧客至上主義より「従業員主義」って会社が、
これからの世の中のトレンドになると良いなぁ...
と、ちょっとだけ夢想してみた。
ちなみに今週も終わりが、こんな文章。
「上場してからブックオフは浮かれている」
「伸びきったゴムみたいな会社になってしまった」
坂本は口うるさく、私たちに言い続けました。
でも上場の興奮と余韻は尾を引き、いつしかみんなの心に、
「何とかなる」という慢心が生まれ始めていたのです。その年の11月、坂本の言葉は現実となって、私たちに襲いかかりました。
毎週、毎週、最後がずるいよね。
来週も本当に楽しみです。
<余談>
やっぱ、成功者の成功例・失敗例を聞くことが、
成功へのノウハウが分かる近道であり、
成功体験が書かれた本や、
人生経験が吹き込まれているCDとかを、
聞き続けるのが効果的な気だよなぁ...
って再認識しました。