ブックオフ社長2 マニュアル+魂
日経ビジネスオンラインで連載している、
ブックオフ社長のインタビューは
今週も面白かった。
今週の話は、
マニュアル化だけではダメで、
スタッフとの意思疎通という「魂」が必要だという話と、
ブックオフ上場にまつわる話。
会社員をやっていると、業務の引継をするときに、
マニュアルを作ったりするわけですが、
どんなに精密なマニュアルを作ってみても、
やっぱ、マニュアルだけでは人は動かない。
昔、子会社に出向していたときに、
現場のパートさんに色々と仕事を教えていたんですが、
マニュアルをポンって渡しても仕事をやってくれず、
自分の実体験も交えて、仕事の進め方を教えた結果、
ようやく仕事をやってくれたのを思い出す。
数式化するなら、
マニュアル×魂=良い仕事
ですかね。
あと、ブックオフ上場の話も書いてあり、
いつもながら、文章の最後の引きがずるい。
私たちは日頃から、社員やスタッフさんの幸せのために会社はある、
現場に報いるために上場しよう、と言い続けてきました。
なのに証券会社が、私たちの理念を真っ向から否定したのです。
このあと、証券会社とブックオフ社長は、
どのように対決するのか?待て次号!
って感じだよね。
来週、水曜日が本当に楽しみです。
あと、今週の連載(マニュアル、上場)を読んで、
やっぱ、会社を大きくするには、
人のパワーってのは重要だなぁというのを再認識しました。
こういう「熱い」人がいる職場で働きたいね。
<余談>
マニュアル=理論、魂=感情 と定義できる気がする。
マニュアルは左脳の仕事、魂は右脳の仕事。
最近読んだ、天才プログラマが書いた、
「論理的思考の放棄」の話を思い出す。
人の仕事は魂でやるもんだよなぁ...
なんて青臭い事を思う今日この頃。