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自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

2018年2月に読んだ本をレビューする

2月に読んだ本は20冊でした。我ながら読み過ぎ。まぁ、このうちラノベが16冊なのですが(笑)

1月は9冊読んでいるので、このペースだと年間150冊を軽く超えるけど、読書は年間100冊で良いかな、とも思っているので、3月はちょっと読書ペースを落としてゲーム成分を上げようかな、と考え中です。マンガ成分を上げるのもあり。

さて、2月も個人的に面白かった順に並べてみます。

 

ブラスト公論

冴えない彼女の育てかた2-13+外伝4冊

・筋トレが最強のソリューションである 

伊集院光の今週末この映画を借りて観よう2

意味がなければスイングはない(再読)



 

 

ライムスター宇多丸さんと、その仲間達4人(計5人)の対談集。宇多丸さんのラジオ等でおなじみの構成作家古川耕さんとか、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんの2人は分かるけど、他の2人はあまりなじみが無い感じだけど、メンバー5人がいろんなテーマに対して好き放題話をしているのは非常に面白い。いろんな角度から世相を斬っていて、読んでいて爽快というか痛快というか。

こういう感じのラジオをやると面白いのにね、とも思ったりもしたけど、こういう話ってラジオでやると密度やら構成が薄くなり、構成や編集を経た本だからこそ濃密な内容を楽しめるのかもな、とも読んでいる途中に思ったりもした。(最後まで読んでみたら、編集の古川さんも同じ事を書いているね。)

ともあれ、これ、編集・校正した人、何日かかったんだろうな、と軽く頭がクラクラする大作だと思う。宇多丸さんが好きなら読んで損なし。

 

 

冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫)

冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫)

 

 

1ヶ月余りで全17冊(外伝含む)を読み終わるとは思わなかった。王道のハーレムものラブコメという感じではあったけど、二層構造、三層構造のストーリーとなっており、非常に面白く読ませていただきました。全然作風は違うんだけど、会話劇という意味で銀英伝をふと思い出してしまったり。13巻単体が完全にエピローグみたいな感じになっており、ラストにもう少し骨太の話(具体的には、全員の力を結集した作品を完成する話)を読みたかったかな、と思わなくもないけど、登場人物達の気持ちに折り合いを付けるという意味では良いエピローグであったかな、と思ったりもした。

あと、外伝(GS)を読まないとストーリーを全て堪能出来ないという意味では、全部本編にすれば良かったのでは、と思わなくもない。ただ、なんだこうだ言いながら17冊も飽きずに一気に読めた、という意味では非常に大満足の作品でありました。オススメ。

 

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

 

 

読めば読むほど筋トレをしたくなる、という不思議な啓発本。○○の悩みがある→筋トレすれば解決、みたいな分が全てに渡り書いてある、という本。個人的にこの勢いはものすごく好きだったりする。最後まで読んで本当に筋トレを皆がやれば世の中の悩みが減るのでは無いか、と思ったりした。とかく体を動かさない昨今ではあるので、体調を良くする意味でも体を動かした方が良いんだろうな、と思ったりした。

 

 

伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.2

伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.2

 

 

伊集院光さんのラジオ番組の書籍化第二弾。ゲストがオススメ映画を1本紹介し、映画を見る前にオススメポイントを3つ上げて説明。その後、伊集院光とアシスタントが映画を見て、2週間後に再びゲストを呼んで映画を見た感想トークをする、という構成。非常に好きな番組だったんだけど、伊集院光さんが昼間の帯番組をやることになったので終了してしまったんだよね。書籍になっても番組の面白さは変わらず、読み終わった後に猛烈に映画が見たくなる本です。

本来なら映画を見た後に感想編を見るべきなのだけど、いくつかの映画は未見だったけど、ネタバレ上等で本は全部読んでしまったはここだけの秘密だ。まぁ、致命的なネタバレはあまりない気がするので、全部読んでから映画を見ても良いんじゃないかな、と個人的には思わなくもない。

 

 

意味がなければスイングはない (文春文庫)

意味がなければスイングはない (文春文庫)

 

 村上春樹における音楽論の短編集。短編1つに一人(または二人)に焦点を当てて、村上春樹自身の個人体験(コンサートに行った、CDを聞き比べた等)を軸に音楽論(主にジャズ論)を語る、という構成の本。掲載されている人は聞いたことが無い人が殆どなんだけど、村上さんの独特の切り口の論を読むと、その人の音楽が聴きたくなる、という不思議な本でもある。過去においては、村上さんはウィスキーについて語っていたけど、それの音楽版という感じかな。ウィスキーの本と同様に、この本を読むと何か音楽を無性に聴きたくなる。



という感じで、2月はめちゃくちゃ本を読みました。ラノベ成分(物語成分)を入れると生活に潤いが出るな、とちょっと思ったので、今年は物語成分(マンガも含む)をちょっと高めてみようかな、と思ったりもした。面白い物語を読むと人生が豊かになるからね。