ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

2017年9月に読んだ本をレビューする

9月に読んだ本は10冊でした。年初から80冊読んだ計算。今月はあまりゲームをやらなかったので、読書量は平常月どおりという感じでした。このところ小説成分が足りないと感じたので割と小説多めですが、どれも楽しく読むことが出来ました。

 

さて、例によって個人的に面白かった順に並べてみますが、どの本も非常に面白かったので、今月も順番に大きな意味はありません。良い本を読める幸せってあるな、とそんな事を感じた今日この頃であります。

 

勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)

勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)

 

 

勝ち続けるというのは、毎日自分が成長する実感を持つ事、そのことこそが幸せにつながる、という事をわかりやすく何度も説明してくれる本。ウメハラさんの本は過去に数冊読んでいるけど、個人的にはこれが一番面白かった。周りの評価を気にすると、周りに自分の価値観をコントロールさせる事にも繋がるため、自分自身がきちんと成長し、その成長を自分が分かっているのならば、周りの評価を気にせずに幸せになれる、という事が書いてあり、本当に良い考え方だなと思う。もちろん周りの流れを無視してよい、という話ではなくて、自分が幸せになることで自立が出来、その結果として他人との関係性につながる事が出来るんだろうな、とそんなことを考えた。読み終わって直ぐに再読を開始するくらいには面白い。今月の白眉、ですね。ゲーマーには特に突き刺さる内容だと思います。

 

 

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

 

 1Q84は今月はBook2〜6の5冊を読みました。ちなみに再読です。ハードカバーで買い文庫で買い直しました。物語のラストシーンは覚えているけど、どのようなストーリー展開か殆ど覚えていなかったので、はじめた読んだかのように楽しめた。。ハードカバーは割と仕事が忙しい時期に読んでいたので、余り内容を覚えてないのかもしれないなぁ。

再読してみて重要人物があっさりとフェードアウトしてしまったり、いきなり超自然的な事が起こったり、終盤戦は主張人物の一部が殆ど動かない展開になったり、いろんな重要な伏線にオチが付いてないし、と割とチャレンジングな内容だったんだな、と。まぁ、いろんな事は言いたくはなるのだけど、読み終わるまではあっという間で村上春樹という作家は豪腕だなぁ、と感じた1作品でもありました。

 

 本作で第三部完結。この物語も思えば遠くへ来たもんだ、的な展開になってる。序盤の展開(カルチャーギャップを埋める)がものすごく好きだっただけに、その展開が減っているのが個人的には若干の食い足りなさがあるんだけど、今の展開も嫌いでは無い。作者が書きたいことを書いているというのが伝わってくるので、こちらとしても物語に身を任せればよいな、という気持ちになる。一応、ウェブ版はラストまで読み終わっていますが、書籍化する都度、読み進めたいな、と思っています。ただ、このあと何冊、出るんだろうね(笑)

 

仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。

仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。

 

 

メモを「まとメモ」「つくメモ」「つたメモ」の3種類に分類し、情報をまとめるメモ、アイデアを作るメモ、人に伝えるメモの作り方を、それぞれ丁寧に説明している。 

メモは取りっぱなしだと腐る、というのは確かにその通りだし、メモは「○」を付けるだけでも良いとか、○は一回に3つまでとか、デジタルメモについてはタグを複数付けておくと良いなど、きわめて具体的にメモの取り方が書いてあり、どれか1つだけでも取り入れるだけでも仕事の進め方がガラリと変わると思う。良本ですね。

 

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

 

 嫌われる勇気の応用編というか実践編という感じの内容。前作は複数日に渡っての対話という形式だったけど、今作は一晩で語り明かすといった形式になっており、この形式の影響もあると思うんだけど、前作の方がより心の奥底に言葉が届いたな、という印象がある。ただ、本に載っている言葉はどれも「自分が幸せになるために必要な言葉」だと感じたので、きちんとメモを取っておき、折に触れて見直すと共に、日々の生活に織り込んでいきたいな、と思う。

 

先延ばしは1冊のノートでなくなる

先延ばしは1冊のノートでなくなる

 

 ぶっとんだ目標を作る→毎日眺める→3つやることを決める→10秒でやることを書く→実行する という内容。あとは、この行動を後押しするために、毎日3つ良い事を探す→その良い事について10秒考えて書く、という感じの内容。アクションとしては簡単だし、ノート1冊購入して実行すれば良いので早速ノートを買ってみた。目標設定をざっくりやってから、早速試してみる予定。

 あと余談ながら、この本の内容は世の中で先行する本(特に神田昌典さん)の影響を多分に受けているので、参考文献としてあげておくのが礼儀なんじゃないかな、とちょっと思った。まぁ出版社も同じなので、その辺りの折り合い(とか調整)は付いているのだとは思うけど。

 

という感じで、9月も楽しく読書が出来ました。10月もそれなりに本を読んでいるので、この調子だと年内100冊は読めるかな、と思ってます。まぁ、もう少しゲーム成分を増やしても良いかなぁ、とぼんやり考えたりもしてる。積みゲーも頭がクラクラするほど残っているからね。