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啓発本には身も蓋もあるかもしれないこと


R-style » わりに身も蓋もないこと


Tumblerで流れてきた当該エントリを先日読んだので、オイラが考えた事を書いてみる。元エントリと内容はリンクするようなしないような文章になってますが別物だと思って読んでください。


加えて当該エントリは「オイラが何を信じるのか?」という主観的な話なので、元エントリと割と趣旨が違ってます。どちらが正しいか、ではなくて、「お互いが何を信じているのか?」という観点で読んでもらえると幸いです。


とりあえず、元エントリとあんまり関係ない「啓発本とお酒が似ている」というオイラの持論を書いた後、元エントリの内容に関連した文章を書いてみました。

啓発本はお酒と割と似ている

お酒って飲んでいるときは楽しいが飲み終わると何も残らない事が多い。ただ、飲んだときの高揚感を忘れられず何度も飲んでしまう。まさに啓発本も同じで、読んでいるときは高揚感に包まれるけど、読み終わった後に何も変わらない事が多い。


あと、お酒はいろんな種類がたくさんあるけど、これビール系だなとか、ウィスキー系だなという感じで幾つかの種類にカテゴライズ出来る。啓発本も同様にある程度のカテゴライズが可能。


お酒には美味しいのもあればまずいのもある。寝れなくなるような啓発本もあれば、寝ちゃうような啓発本もある。本当に美味しいお酒にぶち当たったり極上の啓発本に当たると、人生観が変わったりする。そういう人生観を変えられた瞬間というのは得がたい体験な訳で、その体験を求めて更なる探索の旅に出かけてしまう。


また、啓発本って最初の数冊は感銘を受けるけど、徐々に感銘を受けにくくなる。これもお酒と同じ。ただ、飽いた頃に頭をガツンとやられるような本を読むと本当に幸せに包まれる。お酒で言えばマスカット味のシングルモルトを飲んだときも同様の衝撃を受けた。自分の価値観を根底からひっくり返される啓発本を読むのも、あり得ない味のお酒を飲むのも、人生観が変わる瞬間だよね。


あと人によって好き嫌いが変わったりもするのも同じ。お酒もビール派もいれば、カクテルしか飲めない人もいるし、ウィスキー派もいる。どのお酒も大好きな人もいる。*1あと、若い時はビールが好きだったけど、年齢を経る毎にウィスキーが好きになったりもする事もある。啓発本も同じく、物語調な本が好きな人もいるし、名言集が好きな人もいるし、例え話が多い本が好きな人もいる。全部好きな人もいる。*2


なので、オイラが推奨する啓発本の読み方としては「たくさん読んでみる」「自分の好きな分野に特化してみる」「自分が好きな本を本棚に並べておく」「昔読んだ啓発本を数年後にまた読んでみる」ですね。お気に入りの啓発本を事ある毎にめくると、良い感じで酔えて楽しい。あと昔、読んだ啓発本が数年を経てより楽しくなったりする事も良くある。本の内容は変わらないけど、自分が成長しているので昔と違った角度で読めるから。


お酒も同じで経験値が上がった頃にベーシックなお酒を飲んだりすると、ベーシックなお酒が愛される理由が分かったりして面白い。高いお酒を飲んでも味の違いが如実に分かって楽しい。


あと、経験値が高くなるとより楽しくなるのも同じですね。

啓発本のエッセンス

「相手は変えられないが、自分は変えられる」
「自分を変えると人生が変わる」
「やればできる」
「手帳に書いたことは実現する」
「思考は現実化する」


ここからは、上記エントリに書いてある「啓発本のエッセンス」について、オイラが思った事を書いてみます。なお、元エントリとは微妙に言葉を変えたり集約したものもあります。あらかじめご了承ください。

相手は変えられないが、自分は変えられる

これは割と嘘。


「自分も相手も変えるのには非常にエネルギーがかかる」というのが本当。ただ相手を変えるよりも自分の変えた方が「相対的に楽」という話はある。もちろん、相対的に楽なだけであって、自分を変えるのは結構面倒です。


また動いているものを動かすのは容易、停まっているものを動かすのは大変。動いている自転車を動かすにはエネルギーが少ないけど、停まっている自転車を動かすには大きな力がかかるのと同じ原理。慣性の法則ですね。


なので自分を変えるためには「自分を常に動かし続ける」のが大切。どうやったら常に動かし続けるのか?という秘訣としては「簡単な事を常にやり続ける」という事なんだけど、これは長くなるので省略。*3


あと「自分が変わりたくないから相手を変えたくなる」「人の話を聞かないのは相手も自分も同じ」という事も自覚しておいた方が良い。

自分を変えると人生が変わる

これは本当。


ただ上述のとおり自分を変えるのは相当大変です。そして変えるのは「習慣」です。習慣のみが人生を変えると言っても過言ではないと思う。では習慣をどう変えるのか?は「ログを取って読み直す」と言うことにつきるんだけど、長くなるので省略します。*4

やればできる

「やらないとできない」が正解。ただ「頭で考える前にやってみろ」という表現の方が的確な気がする。


人は失敗から学ぶことが非常に多いわけで、失敗するためにはやるしかない。頭で考えたシミュレーションの結果と自分自身が心と体にダメージを受けて得た経験は泥と金くらい違います。死なない程度にどんどんやるのが正解だと思う。あと「やってみたら意外と面白かった」「やってみたら想像以上にクソだった」という事も良くある話。とにかくやってみれば見える地平はあるし、得られる経験は莫大なものとなる。


またペンディング事項は「やらないかぎり終わらない」というのも事実だし、「効率を考えるよりやった方が早い」「やるからこそやる気がでる」という話もあるので、とにかく行動するのは良いと思う。


あと逆説的な話になるけど、個人的に「やってもいいけど、やらなくてもよい」という言葉を追記しておきたい。思いついたすべての事をやろうとすると疲弊するだけなので。

手帳に書いたことは実現する

これは割と正解。


昔、年初に「自分がやりたいこと100個」を手帳に書いたことがあって、年末にチェックしたらそのうち60個くらいは実現していた。見るのを完全に忘れていたけれどもこのこの実現力は割とすごいと思った。頻繁に見たら80個くらいは実現したんだろうなーと思った。


コツとしては「実現したら楽しいことを書く」「実現可能なことを書く」「具体的に書く」「たくさん書いてみる」という事だと思う。


蛇足ながら100個書く中にいくつか「夢みたいなもの」があっても良いと思う。その方が見直すのが楽しいから。

思考は現実化する

これも割と正解。手帳と同じ。


「流れ星に願い事を言える人の願いは叶う」という事がまことしやかに言われます。常に願いを考えている人のみが流れ星が来た瞬間に願いを言える。つまり常に考えていれば、願いは実現するということ。なぜなら「人は常に考えている事について無意識に情報を集め、無意識に実行する」から。


ともあれ流れ星が流れた瞬間に願い事を考えても遅いのは言うまでもないし、長すぎる願いは言っている間に星が流れてしまう。


願うためのコツとしては「常に考えていられるほどの楽しいことにする」「比較的実現しやすい事にする」「印象深くかつ短くする」「手帳に書いておき、手帳を見直す」という事でしょうか。人は忘れる生き物ですから、書いておき読み直すのは地味に大切です。

まとめのようなもの

啓発本に、魔法のように一瞬で実現することや、近道なんて書いてありません。個人的には「啓発本を読んで高揚した瞬間に何か一つ実行する」というのをオススメします。読むだけだと酔って終わりだからね。


まぁ、酔って終わりでも良いんですけどね。


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・オイラが頭をガツンとやられた5冊の本 #headquake5
・啓発本はお酒と同じである。
・啓発本は酒と同じ


啓発本とお酒が似ているというエントリは過去に2回ほど書いてますが、書くたびに角度が変わっていて我ながら面白い。短いのでお時間があるのなら、併読するのをオススメします。

*1:オイラですねw

*2:こちらもオイラですねw

*3:いずれ書こうと思う。

*4:これもいずれ書く。