オイラが頭をガツンとやられた5冊の本 #headquake5
頭をガツンとやられた5冊の本 #headquake5(R-style)
これを読んでムラムラと来たので文章を書いてみた。
オイラが今までの人生で読んで衝撃を受けた本を並べてみます。
十角館の殺人
- 作者: 綾辻行人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/16
- メディア: 文庫
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風の歌を聴け
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: 文庫
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すごく薄い本なので村上春樹初心者にもお勧め。オイラは数十回と読みましたが、未だに飽きない。
そうそう、この作品には面白い謎解きが含まれているというのを、つい先日知って衝撃を受けたりしました。この謎解きについては、また何かの機会に書きたいなと思ってます。
銀河英雄伝説
- 作者: 田中芳樹,星野之宣
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/02/21
- メディア: 文庫
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バーニングワイヤー
- 作者: ジェフリーディーヴァー,Jeffery Deaver,池田真紀子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/10
- メディア: 単行本
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推理小説ってある程度のパターンに集約されるので、仮にびっくりする作品を読んだとしても「ああ、あのパターンの亜流か」とか思う事が結構多い。良くも悪くもすれたファンって、面白い作品を読んだときに大体こういうリアクションをすると思う。
ただ、この作品は本当に驚いた。十角館体験再び、と言うよりも十角館を越える衝撃でした。過去に数百冊の推理小説読んでいるオイラでも未だにだまされる事あるんだなーと驚くと同時に、作者の良い意味での狡猾さに舌を巻くばかり。ただ衝撃を受けるためにはシリーズ全作品を読まなきゃいけない必要があるので、諸手を挙げてオススメは出来ない。ただ、このシリーズは本当に読んで損無しだと思う。
ともあれ、当作品のストーリー構成と伏線の張り巡らせ方、そしてその伏線を回収する手際の良さは言うまでも無く、物語の中で何度も世界観をひっくり返された上に最後のどんでん返しがもうすばらしい。「えーーーーーーーーーーーーー」と本を落としてしまったくらい衝撃を受けましたよ。
あと、このシリーズって「だまされる事は前提」の作品群なので、いつも「絶対だまされないぞ!」と警戒して読んでるんだけど、オイラの想像を遙かに超えるどんでん返しを持ってくるんだよね、いつも。本当に作者は豪腕と言わざるを得ない。本当に見事な作品群だと思う。
自分の小さな「箱」から脱出する方法
- 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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小説仕立てなので読みやすいし、その割に内容が非常に濃く、いろいろと反論したくなるんだけど、読み進めるとその反論をことごとくつぶされて、最後にはある境地に至る、とそんな本。
人間関係に苦しんでいる人にとって特効薬のような本です。
火吹山の魔法使い(番外編)
ファイティング・ファンタジー「火吹山の魔法使い」 (〈ファイティング・ファンタジー〉シリーズ)
- 作者: スティーブ・ジャクソン,イアン・リビングストン,浅羽莢子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/03/26
- メディア: 文庫
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まとめのようなもの
5分で思いついたものをベースに書いたけど、こういうのって勢いが大切だし、直ぐに思いつく本だからこそガツン本とも言えるよね。
あとラノベ縛りとか啓発本縛りとかやってみると面白いし、元エントリにもありましたが、映画、音楽、マンガ、ゲーム等のガツン系5つというのも有りだな、と思ったり。
ともあれ自分の記憶を振り返るのって存外に面白かったりするので、またこういうエントリは書いてみたい。