ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

毎日続けることで作業の開始コストが下がる話


開始コストというのは「あ、アレやらなきゃ」と思ってから実際に実行するまでに必要なエネルギーと勝手に定義します。あとこの場合のコストは主には精神的なコストの話です。


ある仕事を始めるのに10の開始コストがかかるとする。毎日作業をしていると必要開始コストが下がる気がしています。


習慣化するには「3日・3週間・3ヶ月」が目安、なんて言いますが、この区切りを越えると開始コストが如実に下がります。体感的には3日過ぎると5になり、3週間すぎると2になり、3ヶ月が過ぎると1になる感じかな。もちろん、ものによっては習慣化コストが下がるのが早いものもあるし、いつまで経っても下がらないのもある。ただ、開始コストが完全に0になることはない気がする。ともあれ、継続することで開始コストが下がるのは事実なので、何かを習慣化をするときは開始コストを意識するのが良いと思う。


また動き始めると何に対しても開始コストが低くなるのも事実。たとえば、超簡単な仕事をやると勢いがつくので、次にやる仕事の開始コストが下がる。

「開始コスト」の概念を意識した習慣化の進め方

・何かを習慣化するときは、既にやっていることと一緒にやる*1
・体調が悪い場合、開始コストは体調の悪さに比例して増える
・逆に体調が良いときは、開始コストは体調の良さに比例して減る
・体調が良いときの開始コストを基準にすると、体調が悪いときに習慣が止まる
・体調が悪いときの開始コストを考慮しておくと毎日継続しやすい
・言い換えるなら体調が悪いときでも続けられるくらい簡単な事から習慣化する
・たくさんのことを一度に習慣化しないのもコツ。虻蜂取らずになりがちなので
・開始コストが下がるのには時間がかかる
・開始コストが下がってきたのが体感できたら、難易度を1つあげる
・難易度を上げると開始コストも増えるので、開始コストが下がるまで習慣を続ける
・また開始コストが下がったら難易度を更に上げてみる
・開始コストは0にはならないので、あれこれ詰め込み過ぎない
・たまには自分がやっていることを棚卸し、必要じゃない習慣はやめる


あとコストを下げるための触媒みたいなものが有る気がする。お菓子を食べると作業が始めやすくなる、何らかの文章を書くことで作業を進めやすくなる等々。オイラの場合は、アメをなめたり、毎日の作業ログを読んだり書いたりすることで作業を進めやすくなることって多い気がする。


そうそう触媒と言えば、上記の話は「毎日続けることで、活性化エネルギーが下がる」と言い換えても良いですね。

その他

・体調によって開始コストは上下するため、習慣化には体調管理はなにげに大切
・新しい習慣を始めるときは、睡眠時間をたくさん取る事を意識すると続けやすい
・体調以外でもバイオリズムは有る気がする。月の満ち欠けの様に
・バイオリズムの上下によっても開始コストは増減する
・バイオリズムが下がっても続けられるレベルの習慣をまず身につける
・体調の悪さ、バイオリズムの低下の両方の波が来たときにでも続けられる習慣を考える
・言うなれば「すごい簡単な事」を習慣の種にする
・良い習慣の種ができたら、大切に育てる
・悪い習慣という雑草を抜くのも必要。雑草が大きく伸びて抜きにくくなる前に
・体を動かすことでも開始コストが下がる
・一度にたくさんのことを習慣化しない。月に1つでも身につけば御の字
・いつもの場所、いつもの音楽にも開始コストを下げる効果がある
・考えすぎると動けなくなるので、何も考えないで動くのも時には大切
・脳を動かす前に手を動かす、みたいな
・一回動くと不思議と動ける
・飽きるという事も開始コストが増える要因
・飽きずに続ける工夫(ちょっとした変化をつける事)も必要
・毎日続ける方がコストは下がるけど、多少抜ける日があっても良いと割り切る
・毎日続けることができませんでした→習慣自体終了。というのは最悪なシナリオ
iPhone等のアプリでチェックリストがあると、習慣化しやすい
・卓上カレンダーにチェックをつけるという単純なのも良し
・「やらないと気持ち悪い」というレベルになると習慣化は成功といえる

まとめのようなもの

ものすごい簡単な事から始める。そして時間を味方につけると習慣化がやりやすい。また、体調やバイオリズムの低下に加えて、突発的なイベントやら飽きも織り込んだ上で習慣化をするのが良いです。まぁ「人間って怠惰で移ろいやすい生き物だ」というのを意識するのが一番かも知れません。


良い習慣を体に編み込む事で良い人生を。

3週間続ければ一生が変わる〈ポケット版〉

3週間続ければ一生が変わる〈ポケット版〉

*1:開始コストが低く始められる