やる気は有限なのか無限なのか
やる気というのは有限なのか無限なのか、という議論があったりする。
個人的には「やる気の総量」というのは経験則的にあると思ってます。個人的にやる気について今まで考えていることを簡単にまとめてみます。
やる気の総量について
・一日の「やる気総量」は一定である。*1
・行動することでやる気を消費する*2
・やる気総量を消費したら、原則として行動は出来ない*3
・やる気はきちんと食べて寝ると回復する*4
行動以外でやる気が増減する例
行動しなくても「やる気総量」は増えたり減ったりする。
やる気が増える場合
・おいしいものを食べる
・甘いものを食べる
・褒められる、賞賛される
・楽しい会話をする
・良い音楽を聴く
こういう事があると、やる気はある程度復活する。
やる気が減る場合
・ストレスを受ける
・叱られる
・行動を強いられる
・まずいものを食べる
・くだらない会議に巻き込まれる
・汚い部屋にいる
・ペンディングの仕事がある
等々が有ると、行動しなくてもやる気がなくなったりする。
やる気総量のロックについて
やりかけの事(例えば読みかけの本)等が大量にあると自分の「やる気総量」にロックがかかる気がする。仮に自分の「やる気総量」が100だとすると、やりかけの事がたくさんあると総量が70になったりする。やる気が30ロックされたと言い換えても良い。このロックは、やりかけの事を終わらすことで解消する感じ。
やる気がないなーと思ったら、やりかけの事はないか?を確認してみると良いと思う。二度と読まない本、聞かないCD、やらないゲーム等々も処分してしまうと良い気がする。
あと、やるべき事があるのに部屋掃除しちゃうのは、自分のパワーを取り戻したいという衝動が発生し、それが故に掃除をしちゃうのかもしれない。*5
その他雑感
・翌日のやる気の前借りみたいなのはある。
・総量以上にがんばりすぎると翌日は動けなくなる。
・ただ筋力と同じで、ある程度の負荷をかけることで「やる気総量」は増える。
・自分の「やる気総量」をある程度コントロールしつつ、やり過ぎないのが大切。
・やる気総量の105%くらい使うのなら良いが、120%だと翌日に響く。
・やる気が顕在化してない(寝ている)こともある。
・眠っているやる気を起こす必要もある。呼び水的な。
・行動すればやる気が出てくるのは呼び水効果だが、総量が増えるわけでは無い。
・寝るとやる気は復活するが、睡眠不足はやる気が回復しない*6
・一定の作業後にインターバルを取るとやる気がある程度回復する。*7
・故にインターバルを取らないと、やる気総量はガクッと減る。
・メンタル的な要素は意外と大きい。
・良い目標、適切なコーチングがあるとやる気消費量が減る。
あと当たり前ですが、「自分が好きなことをやる」という行為はやる気を消費しないので永遠と続けられる。*8なので、自分が好きなことをやる(もしくは仕事にする)という事は、ストレスを減らすためには必要な気がする。あと付随して「好きなことを仕事にしたら、嫌いになってしまった問題」もあるけど、これは別の話。
まとめ
・やる気には総量がある。
・やる気は行動により減少する
・やる気は行動以外で増減する事がある
・やる気を維持するために、やる気をコントロールする必要がある
・休憩とか睡眠は意外と大切
余談
やる気が可視化できるようなメーターがあると面白いんですが、だれか開発してくれませんかね?
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