ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

社会人一年目の新入社員に「これ読んどいた方がいいよってビジネス書何かあります?」と聞かれた時にオイラが答えること。


「社会人一年目はビジネス本なんか読まないで、一心不乱に仕事した方が良いよ!」と答えると思います。


ビジネス本って「ある程度社会人経験があるからこそ、役に立つ性質のもの」だと思ってるので。ビジネス書って仕事・職場・人間関係に悩んで答えを求めるために読むノウハウ本わけだから。悩みが発生する前に読んでも、その知識は脳味噌にとどまらずにスルーしちゃう気がするんだよね。


土に種を植えたばかりなのに肥料を過剰にかけても意味がないのと同じです。それよりも、自分の中に仕事という芽が出てきてくるのを愛情をもって見守るの方が大切だと思います。あと目の前の仕事を真摯に行うことで、きちんとした根を生やすのも大切だしね。ともあれ、焦らなくても大丈夫です。本なんて困ってから読むくらいがちょうど良いから。


あと、ビジネス本を読むよりは、
業界紙(新聞、雑誌等)*1
・簡単な業界入門書一冊
・過去の社内文章*2
を読むのが先だと思ってます。この知識は過剰な栄養にならずに、自分の血肉になると思うから。いつ役に立つかわからない知識を入れるよりは、明日役に立つ知識を入れましょう。


ともあれ、自分の仕事に直結する知識を蓄積する事が、仕事を進めていく上でこれ以上ないくらいの武器になるの思うので。

おまけ

ただ、このまま何も本を薦めないのも片手落ちな気がするので、社会人1年を経過した人にお勧めする本を最後に書いておきますね。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 156人 クリック: 3,495回
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人間関係に悩んだときに読むと、間違いなく効く特効薬のような本ですね。なぜ人間関係でギスギスするのか?という理由がわかり目から鱗が落ちると同時に、猛烈な自己嫌悪に陥る本でもあります。オイラはこの本を読むことであらかたの人間関係は良好になりました。*3


あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

単なるノウハウ本ではなくて、どうしたらコミュニケーションがうまくできるのか?というのを手を代え品を変え、筆者が自分の身を切って説明してる良本です。この本を読むことで、「なんで自分の話が通じないんだろう?」という事の理由がよくわかります。*4


ドラッカー入門―万人のための帝王学を求めて

ドラッカー入門―万人のための帝王学を求めて

社会人必読と思われるドラッカーの入門書です。一読することでドラッカーのエッセンスに触れることが出来、非常に有用です。この本はドラッカーの本のガイドブックみたいな側面もあるので、ドラッカーの他の本が読みたくなること請け合いです。


この3冊はどの業界に入ったとしても非常に役に立つと思います。早く読めば読むほど、その先の社会人生活が楽に過ごせると思います。社会人二年目の人はよろしければ読んでみてください。*5

*1:バックナンバー数年分読めれば尚良し

*2:掲示文章、社訓、あれば社内報等々

*3:まぁ、どうにも手に負えない人間関係ももちろんあるわけですが。

*4:オイラ、山田ズーニーさんの文章、大好きなんだよね。

*5:もちろん、社会人一年目の人が読むのを止めませんけどね。