(47日目)啓発本は有効か否か?
ちょっと前に「啓発本って同じ事しか書いてないし、高揚感を得るだけで何も残らないし、むしろ宗教に近い」というエントリをどこかで読んだ。
全ての啓発本が役に立たないのも事実だし、啓発本自体を擁護すると宗教論みたいになるけれども、中には参考になる啓発本もたくさんあるのも事実なんだよね。
個人的に人生が変わった啓発本は沢山ある。
(参考)俺の人生を変えた啓発本
啓発本って○○だよねーと短絡的にまとめちゃうのは、思考停止以外の何者でも無くて、そういうまとめ記事を読んで「ああ、だから啓発本読んでも意味ないんだよね」とか「啓発本読んでいる人はダメだよな」とか、言われるのはものすごい違和感がある。
知らないから動けないというのはあるわけだし、適切な情報が入れば人は正しい方向に動きやすくなるというのはあると思う。地図がないよりも地図があった方が目的地に到着しやすい訳だし、レシピが有った方が料理が美味しく作れるわけだから。*1
「本当に良い本を読んで、それでも何も変わらないとするならば、それは啓発本が悪いんじゃなくて、あなたが行動してないからじゃないの?」とか、そんなことを思った。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
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*1:もちろん、変な情報だと逆に作用しちゃう場合もあるんだけどね。