(14日目)旅行をする事で自分自身を変える
海馬といえば、脳内で記憶を司っている部位だけど、海馬には「空間の情報」によって大きく刺激を受けるらしい。
つまり、移動や旅行が記憶に一番刺激を与える。空想してもOKらしいので、旅行番組とか良い風景の写真を見ることで、脳を活性化することができるみたい。あまり行かない場所に行ってみたり、普段使わない交通機関を使ってみたり、滅多に泊まれないホテルに泊まる事なんかが、脳に多いに刺激を与えるって事だね。
「側坐核」と「海馬」の特性を使えば、効果的に「自分自身を説得」ができそうな気がする。旅という行動をする事で、「側坐核」と「海馬」に同時に刺激を与え、自分自身への説得をポジティブに行う事ができ、かつ、その内容が記憶に保持されるというシカケ。
旅行に行くことで、何かが変わると感じる事が多いんだけど、その理由が分かった気がした。
進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)
- 作者: 池谷裕二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/19
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