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ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

(4日目)退職時の有給休暇消化に対してオイラが考える事。


退職するときに有給休暇が余るというのは良く有る。で、退職時に余った有給休暇を消化するか否か、という問題が発生する。オイラの結論としては「有給休暇が余ってるなら消化するは本人の自由。ただ、有給休暇消化で会社と揉めるくらいなら、有給休暇の消化は考えた方が良い」と思っています。


まー何が正解なんてわからない。周りを気にせずに爽やかに有給休暇を消化するのもいいし、そもそも辞める前に計画的にゆるゆると有給休暇を取得しておくのも良いし、辞めるときに会社と揉めるのも又よし。どんな辞め方をしても本人にとってよい経験になると思うから、自分のやりたいようにやれば良いと思う。*1

 
ともあれ過去に数十人の会社を辞める人を目にした経験上、退職時に有給休暇を消化したいと思った時は、こういう風に振る舞ったら良いんじゃないかな?とオイラが考える事をつらつらと書いてみる。



有給休暇消化について、読んだ人が少しでも何かの参考にしてもらえれば嬉しいな。ただ、自分自身が会社を辞める立場になった事がない*2ので、どうしても会社ポジションになる事だけは、あらかじめ明言しておきます。

有給休暇のあらまし

通常、休日以外に会社を休むと給料はもらえない。これは正社員であろうが、派遣社員であろうが、アルバイトだろうが同じ。ただ、有給休暇という制度がある。有給休暇は文字通り休んでも給料がもらえる制度で、労働基準法上は入社初年度に10日もらえ*3、毎年もらえる日数が増えていく。次年度11日で、12、14、16、18、20日がMAXです。*4


繰越は1年だけ認められ、1年が経過すると有給休暇は泡と消えます。具体的には初年度に付与された有給休暇は翌年度まで使えますが、翌々年度には消えます。(以下同じ)新入社員を例に取ると、10日付与された有給休暇は2年目に使いきらないと、3年目になった時には消えてしまいます。2年目に付与された11日は、4年目になった時に消えます。

有給休暇の消化率について

日本は欧米各国と比較して、有給休暇の消化率がかなり低いと言われています。また会社によって有給休暇を使わせるか、というのが如実に変わります。たとえば、古くから有る会社は比較的有給休暇が消化しずらい傾向にあります。沢山働く人=正義みたいな文化はどうしても高齢者の人には多いから。


逆に新しくできた会社は、比較的社員を優遇する傾向にあるので、有給休暇が取得しやすかったりします。また、離職率が高い業界だと、比較的有休はきっちりと取る事が多いと感じます。会社も社員が辞める前提で人を雇っており、社員も会社に対する帰属意識が低い(良くも悪くもドライ)なので比較的有休を取るみたい。

退職時の有給休暇消化についてオイラが思うこと

さて、有給休暇とは何か?という序論が長くなったので、本題。


基本的に言いたい事は「退職時に有給休暇を消化することは、金銭的・時間的にはプラスかも知れないけど、機会損失を含めて失うことが多いですよ」と言う事。そして「辞めるという事は会社にダメージを与える行為なので、きちんと理解した上で会社辞めてくださいね」と言う事です。


じゃあ、退職時にどうしたら良いの?と言うのを以下に順不同で書いてみます。

仕事を最後までやりきること

やりかけの仕事をきちんと完遂するとか、マニュアルはきちんと作るとか、マニュアル化できないノウハウを引継でいるか、後の人が困らないようにきちんと始末を終えてから会社をやめる方が良いと思います。


またオイラの経験上、会社を辞めようと思った人が、退社時までに全てをやりきることは不可能に近いです。なので、ある程度の引継は諦めて会社を辞めるしかないのが殆どだと思う。だからこそ、辞めるまでには全力を尽くした方が良いと思う。


なぜなら、全力を尽くしてくれた人に対して、悪く思う人は居ないから。*5悪く思う人がいないという事は後々大きなプラスになります。

退職までに得られる事は多い

会社辞めてから出てから「ああ、あの会社でこういう事を学んでおけば良かった」と思うことは結構多いです。そう言う話は辞めた社員から良く聴きます。学校を卒業したときに「もうちょっと勉強しておいた方が良かった」と後悔するのと同じだと思ってください。*6駄目な会社だとは思っても、いろんなノウハウは吸収できる事が多い。*7


あと、ノウハウ以外にも人間関係を築いておくことは大切です。辞めてから一緒に食事に行ってくれたり飲みに行ってくれたり、人生相談にのってくれたり、はたまた遊んでくれたりする人がいるのは本当に自分の財産になるから。有給休暇を消化していると、そういう人間関係を築く時間が圧倒的になくなります。
 

仕事をやりながら改めて築ける人間関係もあるだろうし、昼食・夕食・飲みで築かれる人間関係もあるだろうから。もちろん今の会社に、そんな人間関係を築きたい人がいないというなら話は別ですけれども、どんな会社にも尊敬できる先輩やら、好きな後輩は一人はいると思う。

 

退職時に会社が受けるダメージは大きいと認識する。

社員が辞めると言う事は、会社にとって負担が大きいものです。辞める人にとっては辞める会社の事なんて知ったこっちゃない、とは思うのですが、会社を辞められると総務(もしくは人事)の人は結構大変です。


健康保険、社会保険雇用保険確定拠出年金などの事務手続きが発生する事や、制服・セキュリティカード等の貸与品があれば、その返却処理も必要になります。


あと辞めた人の補充もしなくちゃいけないので、採用コスト(採用広告、面接のセットアップ、採用試験コスト)もかかるし、入社後は各種教育コストも発生します。言い換えれば辞める時は事務手続きが増えて大変だし、補充する人を採用するのも手間でコストがかかります。*8


だから、会社(上層部やら人事部門の人間)は辞める人に対して基本的にポジティブに捉えていないです。基本的に従業員が辞めることでプラスになる事なんてないから。*9


なので、辞めるときは「会社に迷惑をかけるんだな」という事をきちんと意識すべきだと思う。それを意識しないのは、あまりにも厚顔無恥すぎると私は思う。というか、大変なので簡単には辞めないでください。>ウチの社員w


まぁ、これも逆の立場になってみないと分からない事ではあるし、会社の事情を気にしすぎて会社を辞めないという選択をするのも、本末転倒な気がするので、辞める理由がきちんとあるなら、会社に恩を感じつつ、辞めるという選択を貫くのが良いかと思います。

思った以上に前の会社とのつながりはあります

辞めるときに揉めると、前の会社に連絡しにくくなります。前の会社に連絡することって思ったよりあります。


・在職証明が必要な場合。
 ※辞める前に引っ越しをしたり、保育園に入るときなど。
・業務経験の証明が依頼する事がある
 ※資格取得をする時など、業務経験を証明する必要があり、
  前の会社に業務経験を証明してもらう事がある。
源泉徴収書を無くしたから再発行して欲しい時がある。
 ※年末調整時に源泉徴収書が必要になるけど、転職後になくしたりすることもある。
・住民税の給与天引きにして欲しい時
 ※今の会社から、転職後の会社に書類を送付する必要がある。
・転職先の人事部門から、元の会社の人事部門に確認があったりする。
 ※この人、仕事出来ますか?人柄として大丈夫ですか?
  という照会があったりもする。
・辞めた後に再就職の可能性も0ではない
 ※万が一、もう一度戻る可能性もあるので、円満退社した方が保険的に良い。

そもそも有給休暇って一気に取るものなのか?

有給休暇は社員がリフレッシュするためのであると規定されている。

この規定は休日のほかに毎年一定日数の有給休暇を与えることによって、労働者の心身の疲労を回復させ、労働力の維持培養を図ることを目的として設けられたものです。(労働基準法第39条)

言い換えるなら「単に休んでも給料をもらえる権利」では無いと思う。なので期間に対応して取るのが良いと感じている。一年で12日あるとすれば、1ヶ月に1日使うくらいのがリフレッシュを考えると良いペース何じゃないかな?と思う。


あと20日付与されれば、休日を考えると実質1ヶ月休めるわけだけど、そんな事をして回る会社ってそうそうないよね。海外だとあるけれども、日本の会社でそれをやれると業務が止まっちゃう。*10
 

たとえば過去に2年目の4月に退職届けを出して有給休暇を消化する社員が居たけど、それってどうなのよ?と強く感じた事がある。辞めることで採用・教育コストも無駄になるばかりか、会社に貢献する前に辞めるのに、最後に有給休暇まで全部消化するの?と。もちろん、労働者の権利であるので、使う事自体は悪い、と断言できるわけでは無いけど、あまりに自分勝手じゃないかな?と思ったのも事実です。


オイラの私見ですが「退職時に有給休暇を一気に消化するのは無粋じゃね?」とか思っております。会社に迷惑をかけている上に、更に余計な負担も強いるわけだから。だったら辞めるときに少しでも会社に恩返しをしても良いんじゃないかな?なんて思ってます。*11
 

繰り返しますが、もちろん有給休暇消化は労働者の権利であるので、その行為自体は止めようとは思わないけどね。

ブラックな会社は違うので、遠慮無くやってください。

サービス残業を山ほどやらされ、有給休暇も一日も取れず、休日出勤しても振休・代休も取れない会社って世の中にはあるのは知っています。そんな会社はさっさと辞めるべきだし、残業代は全部請求し、退職時に全部有休とってください。遠慮無く搾り取ればいいさ。


ただ、有給休暇が取得できない=ブラックではないので、その辺りはよく考えて見てください。会社だって生き物ですから、有給休暇を取れせることができない事情があったりもします。もちろん、有給休暇をきちんと取れる会社にすることが良い経営だとは思うけれども。

文化に沿うということ(余談)

波をきちんと見極める事、波にうまく乗ると言う事、これが出来ないと自分自身が波に飲み込まれてしまいます。なんでも会社のいいなりになれ、という話では無くて、波に無理に抗うことで、自分自身*12が傷ついてしまう事を避けた方が良いと思う。


これは、どこの組織、どこの国に行っても同じだと思う。制度があるとしても、その制度が実際に運用されているのか?というのはきちんと見極めた方が良い。自分が怪我をしないためにも。


たとえば、信号を例に取ると、日本では赤信号で止まり、青信号で進めというルールは、比較的遵守されています。でも、外国の中には信号のルールが守られていない国があったりします。そんな国で、信号を鵜呑みにして安全確認をせずに歩行したり運転したりする事がどれだけ危険な事か。言い換えるなら、信号に従うのが正しいといって、その正しさを貫く事が自分や他人を傷つけてしまう。それは本当に不幸な事だと言わざるを得ないです。


日本の会社でも残念ながら「有給休暇を消化する」ことが、きちんとルール*13として守られていない会社が多いです。そんな会社でルールを守ろうとすればどうなるか?は想像の通りです。


会社の文化というのは一朝一夕では変わらないものです。そして残念ながらルールは人と同じで、そう簡単に変わらないです。*14だから、会社を辞めるときは、会社のルール(文化)をきちんと見極めた上で、なるべく波風を立てないで辞めた方が、結局、自分も傷つかないし、後々プラスだと思う。


最後に*15

ただ会社を辞めようとしている人は猛烈に不安になっていると思う。辞める人に対して、かけてあげる言葉は上記のような「有給休暇はきちんと考えて消化した方が良いよ」という言葉ではなくて、「不安だろうけどがんばって」という言葉だと思う。


そして言葉よりも愛情をもって見守ってあげるのが大切なんだろうな。


ともあれ、今このタイミングで会社を辞める人に対しては、こんなご時世に新天地を目指す勇気を讃えるとともに、新しい場所での活躍を心の底から祈りたいと思う。オイラに出来る事はそれくらいなものだから。

*1:あと、仕事を辞めないで耐えしのぐのも経験だと思うけどね。

*2:辞めようと思った事は数百回ありますがw

*3:正確には勤続半年でもらえますが、就業規則上入社して直ぐにもらえる会社が殆どだと思う。

*4:あと、細かい話ですが慶弔時には特別休暇がもらえる会社が多い。この特別休暇には給料が出る。

*5:いる事もありますが、そう言う人はスルーで。

*6:勉強に関しては後悔してない人も居るとは思うけど。

*7:まーこういう気持ちは辞めてみないと気がつかないことが多いんだけどね。

*8:だからこそ、会社は従業員を大切にしなきゃいけないんだけどね。

*9:辞める人がよっぽどの問題社員だったり、給料高い割りに働かない人だったら別ですけど。

*10:もちろん、日本の会社がクレイジーと言えばそれまでだけど

*11:もちろん、違う考えの人がたくさんいるのは承知だけどね。

*12:そして周りの人たち

*13:というかモラルか

*14:ルールを変える手はもちろんあるけど、これはまた別の話。

*15:というか、これが本論かも知れない