ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

今更ながらスタートレック見たぜ!


スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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スタートレックはカーク船長のシリーズを映画で見たのが最初だ。スポックとカーク船長のやりとりは未だに忘れられない。 たき火のシーンがあり、みんなが楽しそうに歌を歌っている。一人歌を歌わないスポック。館長がなぜ歌わないんだ?と問うと、「歌の意味を考えていたんです」とかいうスポック。ものすごく衝撃を受けた。未だにシーンが目に浮かぶくらいに。


スポックってバルカン星人で、とにかく感情より理屈を優先する種族なんだけれども、それが端的に現れているエピソードで好きだったなー


さて、今回のスタートレックは、そのカーク船長とスポックの話。リメイクの完全新作という話だったので、あまり期待値を上げずに鑑賞したんですが、これが超絶におもしろかった。


スポックは上述の通りバルカン星人(人間とのハーフ)なんですが、人間とバルカン星人の狭間に生きているジレンマを感じている。 そのスポックの葛藤もよく現れているし、スタートレックとしてのエッセンスも十二分に入っていてとにかく楽しめた。


スタートレックが好きな人はマジで必見の映画だと思う。見て損無し。後悔無し。


以下はネタバレにつきたたみます。


まずびっくりしたのがオープニング。スターウォーズでもスタートレックでもお約束なのがオープニング。あのオープニングを見るだけで、ああ、満足、となるのが普通なのに、あの例のオープニングが出てこなかった。


監督が新しいスタートレックを作りたかったんだな、とは思ったけどもあれを使わないのはもったいないとか、思った。で、いきなりカーク船長登場。おお、カーク船長かっこいいとか思うが、実はあのカーク船長ではなくお父さんだった。お父さんの奮闘後に、主人公のカークが出てくるんだけど、もうびっくりするくらいの悪ガキ。こんなのカーク船長じゃないよ、とか思うくらいの破天荒ぶり。


まぁパラレルワールドという設定なので何でもありだろう、とか思ったけども。ちょっとやりすぎじゃね?とか正直思った。まーそこは目をつぶりつつ物語の流れに身を任せる。そして旧作のファンにうれしいのが、続々とクルーが集まってくる場面。マッコイとかでてきた瞬間にマッコイだとわかった。似た人を良く連れてきたな〜とか思って嬉しくなった。


その後はまぁ、ご都合というと怒られるけれども、おもしろすぎる展開の連続で楽しめた。そして旧作のスポックの役者さんがでてきた時はマジで感動した。ああそういう使い方もあるな、と。最後にはカークが無事に事件を解決して、船長として任命されるシーンで終わり。


こういう終わり方いいな〜とか思っていたら、最後の最後でやってくれた。テレビシリーズのオープニングが最後に出てきた。マジでやってくれた。これは予想してなかった。不覚にも涙がこぼれた。ああ、これは反則だよ... 確かに、ここからカーク船長の旅が始まるわけだから、ラストカットで「宇宙、それは最後のフロンティア・・・」とくるのは正解な訳で。


うまいな〜本当にうまいな〜と感動しつつ、エンディングテーマが宇宙大作戦のオープニングが流れてきて再び感動。いや、本当にスタートレックを愛している人が作った映画だなと改めて感動した。 久しぶりに良い映画見たな〜なんて感動に包まれた。