酸味をきちんと味わうことで美味しいレモネードが出来る。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,香山晶
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10
- メディア: 単行本
- 購入: 66人 クリック: 794回
- この商品を含むブログ (306件) を見る
「レモン」というのは不幸の例えで、「レモネード」が幸福の例え。運命が不幸をくれたら、それを使って幸福を作れば良いという話だね。
ただレモンからレモネードを作れば良いと簡単に言っても、本当に美味しいレモネードを作るには酸味というものを知り尽くす必要があると思う。言い換えれば、酸っぱさをきちんと味わうからこそ、酸味の真価・特性ががわかり、その酸味の生かし方がわかるという訳だ。
なので、辛いことがあったときに「ポジティブシンキング!」と直ぐに酸味から口を背けるのではなくて、キチンと酸味を口を曲げつつ味わう事が必要なんじゃないかな?なんて思ったりもした。
きちんと酸っぱさを味わう事で、素晴らしく美味しいレモネードを作る事ができると思うから。
それと新たな酸味が出で来たときに、ああ、酸っぱさを味わう時期だな、これは美味しいレモネードを作る為の準備だな、と心の準備もできると思うなぁ。