ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

(167日目)仕事をやり直そうと思ったオイラの気持など


先月はGTDとか言ってキャフキャフしてた。仕事をやり直そうと思ったオイラの精一杯の照れ隠しです。今までの停滞感を少しづつ払拭しようと思っていたのは間違いないし、事実、仕事も少しづつだけど出来る様になってきた。


ただ当たり前だけれども、昨日までダラダラやっていた人間が、今日から「はい、全力で生まれ変わったように仕事をやります!」なんて出来るわけがない。なので、過去の現状を分析しつつ、どうしたら仕事へのギアを切り替えられたのか?というのを考えてみた。


まずは己を知る、という事から始める。どんなことでもスタートをきちんと定めておかないとゴールにはたどり着けないから。現在地点が分からないと使うべき地図を選べないし、周りに何があるのかが分からないと歩き出せないから。


昔は馬車馬の様に働いてた。それこそ会社に来てから帰るまで全力で。*1そんな昔のアホみたいに働いていた自分のイメージがあるので、いつでもすぐその場所に戻れると過信している節があった。実際、昔もダラダラ仕事をしていた職場から、激しい職場に戻ったときも直ぐに調子が戻ったので、同じようにできるだろ?という思いもある。要は過去に経験(成功体験)があるので、同じように出来るという事だ。


ただ、そんなに簡単に戻れないし、戻りたくないと思っている気持もある。


仕事やり過ぎて身体と精神が壊れたのが5年ほど前で、もう自分の中で全てを失ったと言っても過言ではないくらい価値観の変遷が起こった。ふと道路を眺めて「このまま飛び込むと楽だよな」とか思った事もある。もちろん、今は死ななくて良かったとは思っているけれども。


それからの精神の再構築というのを日々行っている。もちろん、壊れる前の自分には戻りたくないし、さりとてどんな自分が良いのか?という理想型も見えない。一生懸命仕事をやると反射的にブレーキがかかるというのも、この暗中模索感がなしえる技だと思う。なんとなく自分自身が定まってないからこそ、不安で一杯だというか。


ただ、理想の自分なんて追い求めなくても「今の自分で良いんだよ」とある日思った。今の自分に出来る事をコツコツとやれば良いんだ、と言い換えても良いかな。自分を甘やかす訳では無くて、自分の精神に自分から愛を注ぐみたいな感じかな。あんな自分になりたいという幸せの青い鳥を追い求めるよりは、目の前に自分の中に青い鳥がいる、その鳥に静かにエサをあげるみたいな。


なので、仕事に対しても同じなんだろうな、と思っている。もちろん、昔の自分の仕事力を取り戻せれば理想なんだろうけれども、そこにたどり着くのが目的ではなくて、「今の自分の出来る事をすこしづつ積み重ねることで、ひょっとしたら昔の自分に戻るかもしれないし、またもっと違った自分になれるかもしれない。」と言う方が楽なんじゃないか?と言うこと。


あと、ウチの会社で、オイラと同じように精神が壊れちゃったやつと話をしたときに「俺は、現状に満足しているよ。なぜなら、一回、精神が壊れないと見えてこない事って確実にあるから。」というような話を聞いた。うん、それはオイラも大きくうなずける部分で、壊れちゃったからこそ見えてくる地平もあるし、分かるありがたみもある。人の愛に対する感受性が高まったと言い換えても良いかな。無限に注いでくれる愛に気がついた、と言い換えても良いかも。暖かく見守って愛情を注ぎつづけてくれている両親やら会社の上司・同僚・部下の人達に感謝をしたい、気持になったというか。


まぁ、出来れば精神なんて壊れない方が良いけどね。


あと「仕事は一生懸命やるべき」から「ダラダラやっても良いじゃないの」という価値観に変わっている。これは良い方向に変化していると個人的には思っているんだけれども、やはりそんな事を思って仕事をやっているとガリガリと仕事はできないな、と感じている。「ダラダラ」と書くと語弊があるけれども、要は「周りとの軋轢を生むような仕事の進め方ではなくて、周りが必要とすることをきちんとやりつつも、自分のペースで進める仕事」くらいのイメージなんだよね。


まぁ、この自分のペースというのが大変曲者な訳で、Twitterやりながら仕事をするのが自分のペース、という強弁も出来ちゃうわけで。このあたりをどのように折り合いをつけるか?というのがポイントかなと思っている。


ともあれ「目の前に転がっている仕事を可視化し、それをコツコツつぶす」という事をまず始めて見たい。脳味噌の中に「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」という風に思っていることを全部出してみて、「はい、今日はこれだけやりましょう」という整理をする。まさにGTDだよね。これは。


脳味噌を自由にするというのが大切かな、と感じている。


いきなり全てを変化させるのは無理。ならば少しずつ、少しずつ変えて行けばよいじゃないの。ちょうどブログを毎日更新しているかの如く、仕事も少しずつアクセルを踏み込む事が出来ればよいな、と思ってる。



もうダラダラと仕事を続けて4.5年になる。客観的にも主観的にも給料泥棒の時期が続いているというか。この時期に受けた温情をきちんと返したいなと思った。


ともあれ色々あったけれども、「すこしづつ真摯に仕事をしていきたいな」、というのが今の偽らざる気持ち。なんでそんな気持ちになったのか、を書いておきたかったのでこんな長文になってしまいましたとさ。


こんな文章推敲してアップしている暇があるなら仕事やろうぜ、とも思ったけれども、まー1つの区切りという事で。

*1:昼休みはソリティアとかやってましたが。