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ドミニオン初心者から中級者への道(基本セット編)

ドミニオンって本当に面白いゲームだと思います。プレイする度に遊び方が変わるし、対戦相手によっても戦い方が変わるので。ただ、セオリーが分からないとやっぱり勝てないな、という印象を持ったので、昨年、ドミニオンをオフ会で10回弱プレイして、年末年始に家族と二人ドミニオンをひたすらやってみて、なんとなく分かってきたことを書き留めてみます。


自分自身がドミニオン初心者から中級者へになるために書いていますが、他の人の参考になれば、と思います。まずは基本セットを使ったゲームについて書きます。


ドミニオン 日本語版

ドミニオン 日本語版


ドミニオンって何?と言う人はこちらが参考になります。
ドミニオン

ドミニオンに勝つために

何をやったら勝つのか?という基本を押さえる事が勝利への近道だと思います。

勝利条件

自分のデッキの中の勝利点が一番多いプレイヤーが勝利

終了条件

・「属州」カードの山札が無くなる
・いずれか3つの山札がなくなる


通常は「属州」カードの山札が無くなるとゲームが終わりますが、後者の「3つ山札が無くなる」が結構ポイントになります。これ重要です。属州が切れる前に3つ山を崩すという戦略も覚えておいて損は無いです。

押さえるべきポイント

ドミニオンはデッキ内のコインの比率を高めるゲーム。*1

銀貨、金貨をデッキに集めるはもちろんの事、アクションカードに入っている仮想コインが重要です。序盤は特にコインの比率を高めるのに注力する方が良いです。

序盤はアクションカードよりも銀貨を優先する

アクションカードは良いのが並んでいると沢山買っちゃいがちだけど、沢山買っても一度に出来るアクションは1つ。序盤は特に銀貨を買う選択を優先した方が良い事が多い。例えばアクションを増やせるとは言え、村を序盤に買っても意味がない。だって、アクションカードが手元に無いんだから。

圧倒的に強いアクションカードを認識する

「礼拝堂」「庭園」など、それがあるだけでゲームが変わるカードは特に忘れずに。
「礼拝堂」は高圧縮が可能だし、「庭園」は属州を取らずに勝てる、ある意味ゲームのルールを根本的に変えるカードであるので。

カード圧縮を常に意識する

デッキを圧縮が出来るカードが場に有る場合、なるべく序盤に優先して取る。銅貨と屋敷は最終的にデッキになくてもOK、むしろ中盤以降邪魔、というのを理解していると強い。


基本セットで圧縮が出来るカードは、

アクションカード 能力
礼拝堂 手札から最大4枚のカードを廃棄
金貸し 銅貨を1枚廃棄。+3コイン
改築 手札を1枚廃棄。+2コイン多いカード入手
鉱山 財宝カード1枚廃棄。銅貨→銀貨。銀貨→金貨

これらのカードは優先して序盤から獲得して良いが「改築」以外は1枚持っていればOKな場合が多いので、取りすぎないように。

高機能カードは押さえておく

「礼拝堂」「庭園」、圧縮できる各種カードは間違いなく強い。それ以外の強いカードを書いておく。

アクションカード 能力
+1カード、+2アクション
民兵 +2コイン、他の人は手札が3枚になる
玉座の間 手札のアクションカードを2回使用できる
議事堂 +4カード、+1購入
祝祭 +2アクション、+1購入、+2コイン
書庫 7枚になるまでカードを引ける*2
魔女 +2カード、他の人は呪いカード獲得
冒険者 山札から財宝カードを2枚入手
最初の2ターンで買うカードが超重要

必ず銅貨は2−5、3−4になるので、最初の2枚に何を買うのか?は超重要。繰り返すけど、初手にアクションを増やすカード(村など)を取るのは意味が無い。この2枚で後の展開ががらりと変わるのを良く認識しておく。3−4の場合は、銀貨とアクションカードというバランスが良いことが多い。

序盤に強いカード、中盤に強いカードがある

「礼拝堂」「金貸し」は序盤に強い。
「村」のアクション増加、「玉座の間」のアクション2回使用は中盤以降強い。つまり序盤に買っても意味がない。
序盤から終盤にかけて強いカード「改築」なんかは最初に買っておけば最後まで有効に使えるので非常にお得。ただ、もちろん買いすぎには注意。

終盤専用カードもある

「冒険者」は6コストなので、中盤までは金貨を買うのがセオリー。金貨複数枚を手札に入れてから冒険者を入れた方が効果的。

1枚だけ買ってOKのカードもある

強いと言っても1枚有れば十分なカードが多い。それは理解しておくと良い。「礼拝堂」「玉座の間」「冒険者」「役人」などは沢山入れても効果が薄い。

アクションを増加するカードの有無を把握する

アクション増加カードがあれば、デッキに入っているアクションカードの比率を高めて良い。なければ一回に使えるアクションカードは1枚となるので、アクションカードを入れる比率を下げると良い。

+1アクションは無駄になることもある

+1アクション+1カードの効果があるカードはどれだけ入れていてもOKと思いがちだけど、例えば「鍛治屋」で3枚引いてきて、その中にそのアクションカードが入っていると使えないという事態もある。よって、入れすぎない方が良い。「市場」「密偵」などがその典型例。

○○プレイというのは押さえておく

・ひたすらコイン比率を高めるコインプレイ
・圧縮をしてデッキ効率を上げる圧縮プレイ
・「庭園」を買ってひたすらデッキ枚数を増やす庭園プレイ
・「寵臣」を買って効果的なアクションカードを使い続ける寵臣プレイ*3


詳しくはタケルンバ卿のページに詳しい。
タケルンバのドミニオン戦略 - その1 勝ち筋

アタックカードにカウンタ出来るカードを意識する

アクションカード自体を無効にする「堀」を入れる選択もありだけど、それ以外のカードで対抗できる事も覚えておいて損はない。


カードを減らす「民兵」にはカードを7枚までひき直せる「書庫」
呪いカードを入れる「魔女」には各種圧縮カード
財宝カードを盗む「泥棒」には「祝祭」などの仮想コインカード


「役人」「密偵」が居る場合は、沢山カードを引ける「鍛治屋」「書庫」「議事堂」をいれて、デッキの回転スピードを上げる戦略も重要。

あんまり要らないカードもある
アクションカード 能力
宰相 +2コイン。山札を捨て札にできる
市場 +1コイン。+1アクション。+1購入。+1カード
木こり +1コイン。+1購入


「木こり」は「庭園」との相性は良いので、使い処はあるけど、普段は要らない子。そういうカードもあることを覚えていておいて損はない。

まとめ

ドミニオンはランダムに出てくる10枚のアクションカードを見て、
・「庭園」「礼拝堂」があるか?
・圧縮カードはあるか?
・+2アクションのカードがあるか?
・高機能カードはあるか?
・アタックカードのカウンタカードはあるか?
を押さえておくと良いと思います。


これを短時間で把握できるようになれば初心者から中級者になれる気がします。

*1:庭園プレイ等、属州に依存しない戦略は除く。

*2:アクションカードは脇に置いて良い

*3:「寵臣」は陰謀のカードですが、一応列記しておきます。