ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

アイアンマン、今更見たぜ!

レンタルDVDでアイアンマンを見た。主人公の役者さんは寡聞にも存じ上げないが、オッサンである。もっと若い役者使っても良かったんじゃないの?とか思ったが、役者本人が相当のアイアンマンオタクらしく、志願して見事役をゲットしたらしい。たしかに役者からほとばしる「俺こそがアイアンマンだ!!」というエネルギーは半端じゃない。このエネルギー感を得るためにだけ、この映画を見るべき、と言いたくなる。


さて、オイラの脳内でアイアンマンというと、カプコン格闘ゲームマーヴル・スーパーヒーローズ」のアイアンマンである。ミサイルとレーザーを駆使して闘い、空中ダッシュで機動性あふれる動きと、突然亜空間から出てくるかのごとく出現する極太レーザーである、超必殺技の「プロトンキャノン」。あのインパクトは映画で表現できるのか?というのを期待しつつ鑑賞した。


この後はネタバレなのでたたみます。


もう、脚本の潔さがすばらしい。友情とか愛とかをメインテーマにせずに、とにかく「アイアンマンを表現してやる!」という事の1点に集中している。もちろん、一緒に捕まった科学者との友情とか、秘書とのほのかな愛情はあり、物語を盛り上げる効果は有るんだけれども、それは刺身のツマ程度。


テロリストに拉致られて、脱出するために強化装甲(アイアンマンプロトタイプ)を作るけども、ミサイル作れって言われたのに、強化装甲作っていたら、普通ばれるだろ!と思うが、設計図を重ねないと強化装甲にみえないだろ?という理由でうやむやにされる。


プロトタイプ装甲は、オイラが知っているアイアンマンと似て非なる構造。こんなのアイアンマンじゃないよ!とか思いつつも、プロトタイプ装甲がもつ圧倒的な存在感と、ミサイル、火炎放射器、飛行装置など何でもあれの機能に、不覚にも精神が吸い込まれてしまう。


んで、何とか脱出する主人公は、今度はテロリストを倒すために新しい装甲を作る。変な部品×ぼろい設備でも、あれだけのプロトタイプが出来るんだから、良い部品×最新設備だと、こんなのが出来るんだよ!と納得感がある展開。


アイアンマンが縦横無尽に空を飛び回る姿は、本当に圧巻。その後のストーリーはお約束の裏切りがあり、ラスボスとの戦いはあり、この辺りのツボの押さえ方は本当に見事。最後まで飽きずに見ることが出来た。アイアンマン大好きなオイラ的には大満足でございました。


そして何より一番この映画で好きなのはラストシーン。主人公の最後の一言を聞いて本当に痺れた。このシーンを見るためだけに、この映画を見る価値があると断言できる!...気がする。


プロトンキャノンが未登場だったので残念だけれども、本国アメリカでは2の制作も決まっており、マーベル集大成である「アヴェンジャーズ」も2011年に映画化されるとの事なので、そのときにプロトンキャノンが縦横無尽に活躍するのを期待する!