村上春樹のおすすめ
敬愛している先輩より、
「村上春樹のお薦めない?」というご依頼があったので、
ちょっと書いてみる。
長編のおすすめ
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: 文庫
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人に村上春樹を薦めるときは間違いなくコレ。
5冊くらいは配ってます(笑)
非常に読みやい文体と、挫折するまもなく読了できる薄さ。
友情とビールと夏の物語。
読む度に違う色を見せるところが何よりもすばらしい。
学生時代に読んだ感触と、社会人で読んだときの感触が全然違う。
今読むと、また違った顔を見せてくれるんだろうな、と思わせてくれる。
個人的には「風の歌を聴け」が面白ければ、続く
・1973年のピンボール
・羊をめぐる冒険
の2作は読んで欲しいなぁと思う。連作なので。
上気3部作を読んで面白ければ、次はコレ。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1988/10
- メディア: 文庫
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1988/10
- メディア: 文庫
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この小説も4回ほど読んだけど、読む度に受ける印象が異なる。
正直、村上春樹が書いている深いテーマは分からないんだけど、
読む度に心のどこかが変わる感覚を受ける。
エッセイ
エッセイならこれ。
- 作者: 村上春樹,糸井重里
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/06/09
- メディア: 文庫
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糸井重里との共著なんだけど、面白い切り口のエッセイ集。
どこから読んでも面白いし、いつやめてもOKな融通無碍さが良い。
枕元に置いておいて、だらだら読むのが良い感じ。
あとウィスキー好きならコレは外せない。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10/30
- メディア: 文庫
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この本と言えば、
「牡蠣にシングルモルトを垂らして食べる」
これは本当に絶品。アイラモルトがおすすめ。
特にラフロイグが超絶に合う。
ジャズ好きならコレ。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: 単行本
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音楽好きなら読んで損なし。
村上春樹がスガシカオを語っている章は必読かと。
村上春樹が言葉について語っている希有な文章が読めます。
あと村上春樹本人を知りたいならこちら。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/10/12
- メディア: 単行本
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マラソンを語りつつも、小説について語っていて、
非常に興味深い内容です。
旅行記なら
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/05/30
- メディア: 文庫
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アカプルコに行ったところや、
メキシコの治安の恐ろしさが如実に分かります。
この本は旅行中に読むと非常に楽しいです。
旅行が二倍楽しめます(笑)
...と殆どエッセイばかり紹介してますね。
長編も相当面白いけど、
エッセイも本当に面白いんだよね。
そうそう、村上春樹の翻訳本も面白いんだけど、
語るとキリがないので、また後日書こうかなと思います。