2008-10-10 北方水滸伝(再読) 本 北方水滸伝の再読が熱い。 全部話を知っているのに、読む手が止まらない。 1巻だけ読むつもりが、気がつけば5巻。 本当に恐ろしい小説だ。 筋を知っているだけに話に集中でき、 数々の複線の見事さにうならされつつ、 物語に没入できるので、人物への感情移入が増す。 ものすごい小説を書いたもんだ。北方謙三は。 5巻は水滸伝という物語が持つ大きなルールを破った巻でもある。 この巻を読んだら、最後まで読むしか無くなるなぁ、 と思いながら読んでいる。 本当に読む手が止まらない。読みたい本は他にも有るのに。