書評サイトを日々追わない。
先日書いた
「最も効率の良い啓発本の生かし方」
の続き。
新刊を読まないためには、
書評サイトを日々追わないのも大切です。
理由は長いので別エントリで。
書評サイトを日々読まない理由は
・書評サイトは文章に中毒性あり、毎日読みたくなる
・気がつくと、読まなくても良い本まで買わされる(笑)
この2点に集約できる。
ただ、良書(自分の悩みを解決する本)を探すには、
これほど親切なサイトは無いので、うまく使うのが効果的。
ルールは「日々追わない」「直ぐ買わない」の2点。
「日々追わない」理由は、
・サイト文章を読む時間を節約
・読まなくても良い本を買うリスクを減らす
「直ぐ買わない」理由は、
本は自分で手にとって吟味すべき、だから。
※amazonカートへ直行は厳禁(笑)です。
くれぐれもamazon書評や、
googleで今日発見したブログの感想は鵜呑みにしちゃダメ!
人によって合う合わないが有るし、
ある人には☆でも、自分には☆☆☆☆☆というのは十分あり得る。
本が合う合わないは本人しか分からん世界。
過去の知識の蓄積や、経験が違うので。
と・に・か・く「自分の感性を信じる」のが大切。
あと書評サイトは、
基本的に「良い本を紹介したい」という
善意の塊で出来ていますが、様々なバイアス(偏り)が入ります。*1
・献本が多い(著者的にも書評サイト的にも美味しいから)
・新刊の方がサイト読者の関心が高いので紹介しやすい
・amazon上位の方が、紹介で売れる(アフィリエイト収入になる)
このバイアスが係った善意により、
沢山、新刊本を読むことになってしまいます。
私も数多の新刊本に人生を動かされて来たので、
全ての新刊本を否定する訳ではないですが、
新刊本を読むなら、古典を読んだ方が効率が良いです。
新刊を読むにしても、古典を読むにしても、
最後は「自分の眼で確かめて」本を選んでください。
<補足>
◇書評サイトのメリット・デメリット
メリット
・適度な要約があり、本を読む手間が省ける
・目次等が参照でき、買う参考になる
・読みモノとして超一流の文章をタダで読める
デメリット
・新刊が多い。
・今必要の無い本まで欲しくなる
・著者、出版社からのバイアスが入る
◇厳選 書評サイト群
・情報考学 Passion For The Future
・わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
・404 Blog Not Found
・ビジネスブックマラソン
・俺と100冊の成功本
・マインドマップ的読書感想文
などなど
繰り返しになりますが、
こういう良質なサイトを読んでいると、
娯楽としては大変楽しいしけど、読むと罠(笑)にはまるので、
毎日追わないのがオススメです。
あと、未読本の山は精神衛生上よろしくないので、
出来れば読む本を厳選してください。
未読本の如何に減らすか?は別エントリで書いてみます。
*1:もちろん、著者、サイト運営者、読者が皆幸せになる総win状況になれば好ましいですが、必ずしも読者にとってwinにならない事も多い。