ワクワク人生のススメ!

自分がワクワクすることを沢山書く事で、人生を楽しくしたいな、と思ってます。

不公平さを嘆くよりも、不公平だからこそ楽しいと思う。


「世の中不公平だけど、楽しもう!」
という主旨のブログを読んだ。
・公平さを求める不公平(don't think...)



記憶を元に簡単にまとめると、
・世の中は不公平。労働は偏っている。
・でも、働かない人を働かせようとしても無駄。
・「働く人」が働かない人の分まで働けば良いじゃん!
・その方が楽しいよ。
という主旨の話。


ものすごく腑に落ちた。
120%同意します。


んで、共感したので補足します。


世の中に「働きアリの法則」というのがある。


アリの集団は、
・2割が働きアリ
・6割は普通アリ
・2割が堕落アリ
となっていて、この割合は不変という法則。*1


「割合が不変」というのがミソ。


働きアリを10匹集めて来て、
「無敵の労働集団!」を作ろうとしても、
・2割が働きアリ
・6割は普通アリ
・2割が堕落アリ
となってしまう。


精鋭でプロジェクトを作っても、
何故か労働生産性が上がらないのを何度も見ている。
無敵の労働集団は蜃気楼。
追いかけても永遠に追いつけない。


また「割合が不変」を逆手に取り、
堕落アリを10割集めてくると、
・2割が働きアリ
・6割は普通アリ
・2割が堕落アリ
になるという事実もある。


なんと、堕落アリが働きアリに昇格してしまう!


人間もアリと全く同じで、組織で働いている以上、
「働く人」と「働かない人」が生まれる事は必然。


働く人は、とことん働くが、
働かない人は、とことん働かない。


年功序列の会社で、
働く人と働かない人が同い年なら、
給料はあまり変わらない事になる。


無茶苦茶働いている人と、
全然働いていない人が同じ給料だというのは、
実に理不尽な話ですが、
組織に「働きアリの法則」が働いている以上、
避けられない出来事で有るとも言える。


同じ組織内で、過労により、
・働きアリ
・堕落アリ
の両方を体験した私としては、
どちらの立場も心情として理解できる。


で、どちらが幸せか?と考えたときの私の答えは、
「カラダが壊れない程度に働きアリでいるのが幸せ。」
という事。*2


不公正さを嘆く余り、
人事制度の変更を訴えても、時間と労力の無駄です。
※偏差値教育の功罪を見れば分かります。


どうせ同じ労力を使うなら、
「組織全体が前進する事」に力を使った方が、
効率がよいし、何より気持ちよい。


所詮、組織は不公平になる運命なんですから、
不公正さと戦うよりも、組織の共通の敵と戦いましょう!

*1:諸説ありますが、今回はこの例で

*2:堕落アリも十分楽しいですけどね(笑)