ワクワク人生のススメ!

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日本の会社は、実力を評価しない

たまたまネット巡回をしていたら、
こんな記事を発見したのでメモ。

高学歴ワーキングプア(ハコフグマン)

だが、日本では実力で人間を評価しない。
組織に対する忠誠度が評価の目安となる。


個人の言い分を聞くよりも、
トータルの生涯賃金や雇用保障によって、
会社にしばりつけるほうが、
仕事を進める上で合理的だという発想である。


だからサービス残業や適当な人事異動を連発することも
可能となっている。
有能さも評価しない代わり、
ロクに仕事できないオジサンたちの無能も評価しない。

ま・さ・に・こ・の・と・お・り。


きちんと働いている人々が求めているのは公正な評価と、
評価に基づいた待遇(報酬や休み)であるわけだが、
会社は何故か公正な判断をしてくれない。


そこで、現状の職場の不遇を組合に訴えてみたり、
人事部(総務部)に訴えてみるが、
結果的に会社の体質は簡単に変わらない。


なぜなら会社が求めているのは
「文句を言わず、それなりに働く人材」であり、
「文句を言うが、きちんと働く人材」では無いからだ。


文句を言う人材は、「和」を乱すので、
部分最適化されても、全体効率化に至らないと、
経験則的に信じられているからだと思う。


農耕民族の名残が一因だと思うので、
この風土は、そう簡単には変えられない。(古い会社なら特にそう。)


これに気がついた人から、
きちんと仕事をしなくなると思われる。


風土を変えるのは並大抵の努力では無理なので。


(余談)
和を乱さない人材を集めた方が安定するのは、
過去の経験則上は正しいけど、
現在社会は変化を強いられる社会なので、
そういった企業は徐々に没落していくと思う。