足りないことを前提に楽しむ

人生で知らないことは圧倒的に多い。
なので、それを出来るだけ知ることで、
より良い人生が過ごせると信じていた。

そこで、色んな本を読んだり、
ＨＰを見たり、セミナーに参加したり、
啓発ＣＤを聞いたりしていた。

でも、最近ふと思うのは、
「足りないことを前提に楽しむのが大切なのでは？」
という事。

渇望感で生きているよりも、
充足感で生きた方が幸せなんじゃね？という話。

広告という名の洗脳で、
渇望感を日々植え付けられているので、
そういう意味のない渇望感から離れて、
自分自身ときちんと向き合って見たいと思う今日この頃。

＜補足＞
もちろん、自分自身に足りないことが有るのは、
きちんと理解して、足りない部分を充足するのは、
必要な事だと思う。

ただ、今すぐ必要な知識を手に入れるのは大切だけど、
「知っていると便利だよな」的な知識は、
手に入れなくても良いと思う。
（むしろ、有るだけ邪魔だと思う。）

英語とかＩＴとか会計の知識が、
今後の人生で必要不可欠なんて言われている。

事実その通りだとは思うけど、
明日の仕事で使わない知識をいくら勉強しても、
所詮付け焼き刃で終わってしまうと思う。

なので、無理に本などで勉強するよりは、
本当にその知識が好きで、
なおかつ身につけたいのであれば、
その仕事に飛び込む方が、
何倍も早いし幸せだと思う。

＜補足２＞
体調が悪い時には何をやってもうまくいかないし、
本などを読んでも感動が薄い事が多い。

なので、昔は朝起きて体調が悪い日は、
「今日は流して過ごし、体調が良い日に楽しもう。」
なんて思っていた。

最近は、朝起きてだるい時も、
「ん、今日は体調が思わしくないけど、
これが普通だと思って、今日を楽しもう！」
って思うことにした。

すると、体と頭から、変な力が抜けて、
気がつくと、いろんな事を楽しめたりするから不思議。

知識を得てからとか、体調が良くなってからとか、
思わずに、今に向き合って生きた方が、
楽だし、幸せだなぁって、今は思う。