軸と羅針盤
幸せな人生を生きるにはどうしたらよいのか?
というのを考えたときに、
まず「自分の軸」と「自分の羅針盤」を
認識するのが大切な気がする。
「軸」というのは、いわゆる中心点。
言い換えるなら「自分の立ち位置」。
今、どこにいるのか?が分からないと、
どこに進んだらよいか?というのが分からないから。
例えば、北に行けば良い!って分かっても、
東京にいるのか?沖縄にいるのか?では進む方法が違うので。
次に「羅針盤」とは何かというと、
自分がどういう価値観に立脚していて、
今後、どの方向に進みたいのか?
というのを示すコンパスみたいなイメージのもの。
自分の立ち位置と方向性が掴めれば、
幸せな人生への第一歩が踏み出せると思う。
では「軸」と「羅針盤」を得るにはどうすれば良いのか?
という話になると思うんだけど、
それには、「自分の過去を見直す」
というのが一つの答えになると思う。
まずは過去を知る必要がある。
過去を知ることで、自分が進んできた道が分かる。
その道を見つめ直すことで、
・今まで、どのくらいの距離を歩いてきたんだろう?
・今まで、どの方向を目指して進んでいたんだろう?
というのが分かると思う。
過去の轍(わだち)を見つめ直すことで、
無意識に歩んでいた自分の道が分かり、
それにより立ち位置と羅針盤を認識できる。
<補足>
上のような事をつらつらと考えていたら、
また結城さんの文章に出会った。
結城浩さん「知っておきたかったこと」より
人生観とは何か。
何が良いことであり、何が悪いことであるか。
人生というものをどのように考えているか。
自分はどのような道を歩いて行きたいと思っていて、
いまそれができているかどうか。
何が本当に大切なことであるか。
自分はどういう存在であり、
いまここに生きている意味は何か。
… 大雑把にいって、それが人生観というものでしょう。
四六時中そんなことを考えて生活はできないけれど、
人生の要所要所では、上のような問いに
何かしらの答えを出さなければならない局面が出てきます。
「軸」「羅針盤」という言葉より
「人生観」という言葉の方が、
しっくり来る気がするな〜
どうやって人生観を得るか?ってのは、
「ソース」を見つける事なんだよなって、今のところ思う。