嫌な顧客と縁を切る
日経ビジネスオンラインに、
「宋文洲の傍目八目」という連載がある。
なかなか面白い。*1
今回は「嫌な顧客と嫌な人間」というのがテーマ。
売買する当事者は対等な関係です。
改めて言うまでもないですが、お金を払う側が上位の立場で、
商品を納める側が下位にあるということではありません。
商品を買うことで得る便益を得られるから対価を支払うのであって、
お布施を渡すわけではないのです。
確かにこの通りだと思う。
お互い、WIN−WINの関係になれないのなら、
そもそも取引しないのが正解な気がします。
嫌なお客を切ることで、
良い顧客が増えてくるというのは、
神田さんの「非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣」
理論ですが、
今回の連載を読んでいて、
「嫌な顧客とは、早めに縁を切った方が勝ちだよな。」
と再認識してしまった。
これは会社関係、友人関係でも同じだよね。
可能な限り「嫌な人」とは縁を切るに限ります。
※なんとなく気持ちが悪い人 = 嫌な人です。
個人的な気持ちですが、
「上司は部下のマネジメントして当たり前」と思っている部下、
「部下は仕事をして当たり前」と思っている上司とは、
なんか仕事を一緒にしたくない。
「当たり前」って感覚が気持ち悪い。
奇妙な縁で一緒の職場で仕事をしている訳だから、
お互い高め合うような関係で仕事をしたいなぁ、
って夢想する今日この頃。*2
<余談>
先日、
NHKのプロフェッショナルという番組に、
宮崎駿さんが出ていて、
「理想を失わない現実主義者でいたい」
という話をされていた。個人的にも非常に同感。
理想を捨てず生きていきたいもんです。