枯れたシステム、枯れた本

枯れたシステムは有効。
最新バージョンはメーカーの壮大なテストなので、
発売後半年くらい経過し、
実質的なテストが終了したバージョンを使ったほうが、
トラブルが少ない。*1

枯れた本も有益。
現在まで残っている古典といわれる本は、
残るだけの意味（というか意義）があったからこそ残ったわけで。
人生啓発本なんて、枯れた本から読んだほうが、お得だよね。*2

ただ、技術本は別。最新じゃないと意味がないことが多いので。
古典本を愛する人が書いた最新技術本が最適かも。なかなか無いけど。
結城先生の本は、そんな匂いがするよね。そういえば。
「プログラマの数学」は良い本でした。

＜余談１＞
枯れた曲も良い感じ。
クラシックは言うまでもなく、カバーされた曲も名曲が多い。
元曲を聴いてみる価値あり。
カバー曲自体は地雷が多いという感覚。名カバーもあるけど。

ただ、枯れた曲ばかりだと、刺激が無いんだよね。
人は変化を好む生き物です。
この辺りが贅沢なのかも知れません。

＜余談２＞
枯れた技術を使うといえば任天堂。
ＤＳにタッチパネルを採用したのは、
記憶に新しいところ。

液晶部門を閉鎖しようと思ったシャープが、
ゲームウォッチ*3が爆発的に売れたので、
液晶部門が復活したって話もあるね。

今のシャープが有るのは、任天堂のお陰。*4

興味のある人は、
「横井軍平」さんでググってみると
色々と面白い記事が見つかりますよ。

プログラマの数学

*1:でも、最新バージョンって、妙な魅力があるんだよね。なんなんだろうね？

*2:そう思って、最近、古典を読み始めました

*3:知らない人も多いんだろうね。

*4:奇なる縁だよね。